2013春・夏 トレンド予測レポート~“プチ贅沢”トレンドに変化の兆し~時代は「ひとりご褒美」から「みんなでご褒美」へ・・・キーワードは「“プチ贅沢”シェアリング」

@Press / 2013年4月18日 14時0分

グラフ1
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、2013年の春夏における、トレンドのひとつとして、女性たちの「“プチ贅沢”シェアリング」に注目し、レポートします。

“プチ贅沢”という言葉がすっかり定着した現在。普段は過度な消費を抑えつつも、日々の生活の中で息抜きに“プチ贅沢”をする女性は、いまや珍しくありません。また、2013年に入ってからは「アベノミクス」の影響もあり、さらに“プチ贅沢”志向が高まっていると言えます。

しかし一方で最近、その“プチ贅沢”の楽しみ方に変化が生じています。
以前は、「自分へのご褒美」として「ひとり」で“プチ贅沢”を楽しむ人が多い傾向にありましたが、最近ではそれに加えて、友人たちと一緒に「みんな」で“プチ贅沢”を楽しみたい、というニーズが増えています。

今回、トレンド総研ではこうした動きを「“プチ贅沢”シェアリング」と名付け、レポートいたします。本レポートでは、20~40代女性を対象にした意識調査の結果のほか、マーケティングライターで、世代・トレンド評論家の牛窪 恵氏によるインタビューコメントのほか、「“プチ贅沢”シェアリング」を楽しむ上でおすすめのアイテムについてもご紹介しています。


■レポート内容
1.【インタビュー】トレンド評論家・牛窪 恵氏が語る「“プチ贅沢”シェアリング」の背景
2.【消費者意識調査】女性たちの“プチ贅沢”の実態
3.【商品紹介】「“プチ贅沢”シェアリング」おすすめ商


1.【インタビュー】トレンド評論家・牛窪 恵氏が語る「“プチ贅沢”シェアリング」の背景

はじめに、マーケティングライターで、世代・トレンド評論家の牛窪 恵氏に、「“プチ贅沢”シェアリング」の動きが増えている背景についてお伺いしました。

■「アベノミクス」への期待感から、さらに高まりを見せる“プチ贅沢”欲求

リーマンショックの直後(2008年秋~2009年)、消費者はいったん「倹約(節約)」志向に入りました。しかしながら、2010年頃からは、節約の合間に“プチ贅沢”を楽しむ、メリハリ消費が顕著に。さらに今年に入ると、アベノミクスへの期待感もあり、折にふれ「ちょっとした“プチ贅沢”を楽しみたい」との思いが高まっている様子が見てとれます。
特に、現在の20~30代は、右肩上がりのバブル経済を知らない世代です。もともと派手な“贅沢消費”を嫌う彼女たちは、「自分へのご褒美」と銘打って、自分ひとり用のスイーツを買ったり、柄入りストッキングでオシャレを楽しんだりと、“プチ贅沢”による“プチハッピー”に悦びを見出してきました。

■“プチ贅沢”の変化・・・「自分のため」だけではなく「みんな一緒」へ

そして近年、東日本大震災後の「絆」願望や、女子会ブームの影響もあり、自宅で大勢の友達と、イエナカでのホームパーティーを開く人が増えています。みんなで持ち寄った“プチ贅沢”な食材やメニューをシェアしたい、一緒に楽しみたいとの欲求が高まっており、“プチ贅沢”は「自分のため」だけでなく「みんな一緒に」というスタイルへ、広がりを見せています。

■気の利いたアイテムを選ぶことが「セルフブランディング」の手段にも

ちなみに、女性にとって付加価値が高い「“プチ贅沢”食材」のポイントは、大きく2つです。1つは、本格派の味わいで、「自分セレクト」を自慢できるもの。高級スーパーの食材は、その一例と言えるでしょう。もう1つは、ホームパーティーなどでもシーン別に簡単にアレンジでき、オリジナリティが発揮できるものです。こうした、センスの良さが伝わる、気の利いたアイテムをセレクトできることは、現代女性たちのセルフブランディングの手段にもなっています。

■SNSなど、リアル以外の場でも“シェア”することで、「褒められ」欲求を満たす女性たち

“プチ贅沢”を「みんなで楽しむ」流れは、リアルの場に限りません。最近は、SNSやLINEの普及で、バーチャルでも“プチ贅沢”による“プチハッピー”を友達とシェアし、「いいね!」と褒められたい、みんなで楽しみたい、との欲求が強くなっています。
現代女性にとって、「“プチ贅沢”シェアリング」は、毎日の生活や友達との関係を彩り、自分らしさを表現してくれる「幸せのアイコン」とも言えるでしょう。


[牛窪 恵(うしくぼ めぐみ)]
世代・トレンド評論家 マーケティングライター

1968年東京生まれ。財務省財政制度等審議会専門委員。
日大芸術学部映画学科卒業後、大手出版社に入社。5年間の勤務の後、フリーに。
2001年4月には、マーケティングを中心におこなう有限会社 インフィニティを設立。
現在、『日経ウーマンオンライン』、『プレジデント』、『AERA』などに連載、または定期寄稿中。5月から複数の新連載も開始予定。
近著は『男女1100人の「キズナ系親孝行、始めました。」』(河出書房新社)。
「おひとりさま(マーケット)」「草食系(男子)」は05年、09年の新語・流行語大賞に最終ノミネート。
現在、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)、「キャスト」(朝日放送)などにも出演中。

牛窪 恵オフィシャルブログ「気分はバブリ~♪」URL: http://ameblo.jp/megumi-ushikubo/
有限会社 インフィニティ ホームページURL: http://www.hachinoji.com/


2.【消費者意識調査】女性たちの“プチ贅沢”の実態

続いて、20~40代の女性500名を対象に、“プチ贅沢”の実態について調査しました。

■普段の生活で“プチ贅沢”をしている女性は8割!
 彼女たちの“プチ贅沢”とは、一体どの程度!?

はじめに、「普段の生活において“プチ贅沢”をすることはありますか?」と聞いたところ、81%が「ある」と回答しました。また、どの程度の贅沢を“プチ贅沢”と呼ぶかを聞いたところ、それぞれの最多回答は下記のような結果に。

◆アイスクリーム(1個)
・「通常」購入する価格帯・・・・・・・・・・100円(43%)
・「プチ贅沢」したい時に購入する価格帯・・・250円(26%)

◆ビール類(1缶) ※発泡酒、第三のビール、ノンアルコールビールも含む
・「通常」購入する価格帯・・・・・・・・・・100円(29%)
・「プチ贅沢」したい時に購入する価格帯・・・200円(18%)

◆平日のランチ(1回)
・「通常」使う料金・・・・・・・・・・・・・700円(31%)
・「プチ贅沢」したい時に使う料金・・・・・・1,000円(20%)

モノによって違いはありますが、通常購入しているものよりも、プラス数百円の範囲で“プチ贅沢”を楽しんでいる人が多いようです。

■「ひとり」ではなく、「みんな」で
 “プチ贅沢”を楽しむ人も6割以上!

続いて、ひとりきりではなく、「家族や友人など、複数の人と“プチ贅沢”を楽しむことはありますか?」と聞いたところ、全体の63%が「ある」と回答。[グラフ1] http://www.atpress.ne.jp/releases/34872/a_1.jpg
具体的にどのように楽しんでいるかを聞くと、「友人宅に仲良しグループで集まる時に、高級寿司を手土産にする。(47歳・大阪府)」、「友達が自宅に来た時、地方限定の果実酒などを取り寄せて、乾杯する。(36歳・女性)」などの回答があがりました。特に親しい仲間と集まる時に、みんなで「“プチ贅沢”シェアリング」を楽しんでいる女性が多い様子が伺えます。

■参加者同士の「持ち寄り」がスタンダード!
 「普段よりも高価なものを楽しみたい」人は96%

そこで、「“プチ贅沢”シェアリング」の実態をさらに深堀りすべく、今回の調査対象のうち、「半年以内に周囲の人と自宅に集まってホームパーティーや女子会をした人」に絞り、さらに詳しく質問をしました。
まず、「周囲の人とホームパーティーや女子会を楽しむ時、参加者で飲み物・食べ物を持ち寄ることはありますか?」と聞いたところ、86%と9割近くが「ある」と答えました。自宅で仲間と集まる際には、何らかの手土産や食材を持ち寄るのが、最近のスタンダードのようです。また、「周囲の人とホームパーティーや女子会を楽しむ時には、普段よりも高価なもの(飲み物・食べ物など)を楽しみたいと思いますか?」という質問には、96%が「そう思う」と回答しています。[グラフ2] http://www.atpress.ne.jp/releases/34872/b_2.jpg
さらに、「参加者で飲み物・食べ物を持ち寄った時に、自分の用意したものなどを褒められたいという気持ちはありますか?」との質問には96%が「ある」と回答。「“プチ贅沢”シェアリング」の背景には、こうした「褒められ願望」があるのかもしれません。また、「ホームパーティーや女子会の様子を、SNSに投稿したことはありますか?」という質問にも、SNSユーザーのうち42%と約半数が「ある」と答えています。[グラフ3] http://www.atpress.ne.jp/releases/34872/c_3.jpg
牛窪氏のコメントにもあった通り、バーチャルでも“プチ贅沢”による“プチハッピー”を友達とシェアしたいという女性は多いようです。


[調査概要]
・調査期間  :2013年3月26日~3月27日
・調査方法  :インターネット調査
・調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
・調査対象  :20~40代 女性 500名


3.【商品紹介】「“プチ贅沢”シェアリング」おすすめ商品

前述の牛窪氏へのインタビューでは、女性にとって付加価値が高い「“プチ贅沢”食材」のポイントとして、(1)本格派の味わいで、「自分セレクト」を自慢できるもの、(2)シーン別に簡単にアレンジでき、オリジナリティが発揮できるもの、という2点があがりました。今回トレンド総研では、上記をふまえた上で、「“プチ贅沢”シェアリング」においておすすめの商品をピックアップいたしました。

■ジョンソンヴィル・ソーセージ
最近話題の、「全米NO.1」ソーセージブランド、「ジョンソンヴィル」。そのジューシーで本格的な味わいから、おウチで手軽にちょっとした贅沢感が感じられると、30代~40代の主婦を中心に人気が上昇しています。
ジョンソンヴィルのおいしさの秘密は、1945年の創業時より引き継がれる原材料に対する強いこだわりにあります。使用されるのは、新鮮な生のひき肉のみで、冷凍肉を使用しません。このこだわりこそが、ソーセージをひと口かじると溢れ出る、ジューシーな味わいを生み出しています。「茹でる」「焼く」「蒸す」といったシンプルな調理法でも十分に本格感が味わえるのも、「ジョンソンヴィル」ならではの魅力。スモークの香ばしい香りが特徴のスモークブラッツや、パブリカとガーリックがブレンドされたガーリックブラッツなど、バリエーションも豊富です。夕食の主役として、またホームパーティーなどのおもてなしにもぴったりです。
数年前より、コストコやKALDIなどの輸入食品を扱うお店から人気が広がり、食卓を彩る“プチ贅沢”なソーセージとしてMartなどの主婦向け雑誌でも度々取り上げられています。ここ最近では、一般スーパーでの取り扱いも増え、よりお求めやすくなっています。

▼「ジョンソンヴィル・ソーセージ」商品情報
http://www.johnsonville.co.jp/


■一度は食べていただきたい 燻製チーズ
「チーズ鱈」、さきいか、ビーフジャーキー、サラミ、茎わかめなど、さまざまな種類のおつまみを提供する株式会社なとり。その中でも、“プチ贅沢”を楽しみたい方にご紹介したいのが、「一度は食べていただきたい」シリーズの製品です。これは名前の通り、なとりが自信を持って「食べていただきたい」とおすすめする、贅沢なおいしさのおつまみです。現在、「熟成チーズ鱈」「おいしいあたりめ」など、7種類が展開されています。
中でも注目なのは、新製品の「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」。やわらかな香りが特徴のりんご樹チップで燻した、香り高い「燻製チーズ」です。チーズは、まろやかな味わいで燻製との相性も良いデンマーク産サムソーチーズを60%使用(ナチュラルチーズに占める割合)。マイルドなスモーク感ですので、チーズの旨みもしっかり感じられます。
そのまま召し上がるのはもちろんのこと、クラッカーに載せて食べたり、海苔で巻いたりと、オリジナルのアレンジを楽しむことも可能です。

▼「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」商品情報
http://www.natori.co.jp/product/product_item.html?p_id=771510


■アナ・デ・コドーニュ
メルシャン株式会社が、2013年2月から発売開始した、スペイン・コドーニュ社が製造するスパークリングワイン「アナ・デ・コドーニュ」。
コドーニュ社は1551年の創業から460年を越える歴史を持ち、スペイン国内では販売シェアNo.1(2011年スペイン国内販売実績、ニールセン調べ)を誇るワイナリー。1872年、スペインの伝統的なブドウ品種を用い、フランスのシャンパーニュ地方で行われていた伝統的なスパークリングワインの醸造方式(瓶内二次発酵)によるスパークリングワイン「カバ」の製造に初めて成功しました。
1897年、同社は当時の摂政であった王妃マリア・クリスティーナによって、カバとして初めてスペイン王室御用達に任命され、現在もコドーニュのカバはさまざまな王室行事に登場しています。本格的な味わいを楽しみたい方にはぴったりのお酒です。
また、スパークリングワインは実はアレンジもききやすいお酒。例えば、オレンジジュースで割ってミモザにすると、お酒が弱い方にも飲みやすくなりますし、カシスリキュールで割ってキールロワイヤルにすると、また違った雰囲気を楽しむことができます。

▼「アナ・デ・コドーニュ」商品情報
http://www.mercian.co.jp/wine/codorniu/index.html


~ トレンド総研の「マーケティングリサーチ」とは ~
トレンド総研の「マーケティングリサーチ」は、クライアントの依頼のもと、市場における生活者の意識・実態に関する調査を行っています。また、調査結果にもとづき、各業界におけるトレンドの予測・分析、トレンド商品の人気の背景などに関する情報を発信し、企業と生活者のコミュニケーションを後押しすることにより、経済の活性化を目指します。

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