「ぞうさん」誕生60年。新たな「童謡」、市民の願いで誕生へ。「まど・みちお」の詩に、「千住明」の作曲。~世界初演は、5月25日。まどの出身地、山口県で~

@Press / 2013年4月17日 10時30分

まど・みちお
この度、有志で結成された市民団体「“千住明の人生に寄り添う音色を周南へ”実行委員会」は、「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」「一ねんせいになったら」などで知られる詩人「まど・みちお」氏の作品「うみとそら」に対する作曲を、作曲家「千住明」氏に依頼しました。
作品の完成にともないまして、来る5月25日 まど・みちお氏の故郷、山口県での世界初演が決定しました。



「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」「一ねんせいになったら」など、世代を超えて親しまれ続けている童謡の作詞を手がけた詩人“まど・みちお”は、「児童文学のノーベル賞」とも言われる「国際アンデルセン賞作家賞」を日本人で唯一受賞した人物でもあります。

103歳を迎えた現在も、彼の出身地である山口県周南市では、「郷土が誇る詩人」として大きな尊敬を集めています。

この度、地元有志の強い願いにより、“まど・みちお”作品「うみとそら」が、日本を代表する人気作曲家の1人“千住明”氏の作曲により、新しい「童謡」、しかも「合唱曲」として発表されます。


■<経緯>
童謡「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」が、ラジオで初めて放送された1952年12月下旬から、実質60年目を迎える今年、まど氏の出身地である山口県周南市も、市制施行10周年を迎えます。

それを祝し、周南市の音楽ファン等が中心となり結成された市民団体「“千住明の人生に寄り添う音色を周南へ”実行委員会」が、「千住明/名曲コンサート」を企画。

同時に、「まど・みちお先生の詩で、代々歌い継がれる新たな童謡を創りたい」との思いから、千住明 氏に作曲を依頼。氏がそれに応える形で、今回の新曲制作が実現しました。
来る5月25日、千住明(指揮)、広島交響楽団、NHK広島児童合唱団&卒団員、等のメンバーで初演を迎えます。

実行委員会では、今後も「中国・四国地方」にエリアを広げ、音楽と芸術に触れる場を市民の手で創り出す「国際音楽祭」の設立を目指し、活動を拡げていく方針です。
これからも、音楽祭で「うみとそら」を歌い継いでまいります。


■<まど・みちお>プロフィール
1909年(明治42年)、山口県徳山市(現・周南市)生まれ。 103歳。
絵本雑誌「コドモノクニ」に投稿した作品が北原白秋に認められ詩作を本格的に始める。
昭和24年から「チャイルドブック」創刊に携わり、武者小路実篤、土門拳、小川未明らとも交流を持つ。
1952年12月 NHKラジオで「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」が放送。大ヒットとなる。
日本児童文芸家協会児童文化功労賞、小学館文学賞、サンケイ児童出版文化賞、芸術選奨文部大臣賞など受賞歴も多数。
1994年「児童文学のノーベル賞」とも言われる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。
日本人初であり、未だに唯一の受賞者でもある。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
@Press

トピックスRSS

ランキング