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米国シリコンバレー発の衛星画像サービス企業Skybox Imaging社と提携

@Press / 2013年5月14日 9時30分

SkySat衛星
三菱商事の子会社である日本スペースイメージング株式会社(代表取締役社長:神山 洋一 以下、当社)は、小型地球観測衛星による新たな市場開拓を目指す米国シリコンバレーの衛星画像サービス企業Skybox Imaging社が運用するSkySat衛星とそのサービスについて、本邦独占パートナー契約を締結しました。Skybox Imaging社は、本年秋にSkySat衛星1、2号機を打上げ、2018年には20機以上の同時運用を目指しています。


SkySat衛星は100kgの小型衛星ながら、高度約600kmの宇宙空間から衛星直下を解像度1m以下(※1)で撮影する光学衛星です。また商業衛星として世界で初めて1m解像度の動画を撮影する能力を有します。1、2号機を本年秋に打上後、衛星性能を向上させながら毎年複数機の衛星を打ち上げる計画です。20機以上の同時運用時には1日に複数回同一地点を撮影することが可能となります(※2)。本契約に基づき、当社がSkySat衛星による東アジア地区の撮影データを直接受信し、撮影された画像や動画をいち早くお客様に届けするサービスを提供します。

当社は、現在提供するGeoEye-1衛星(※3)、IKONOS衛星(※4)、RapidEye衛星(※5)、COSMO-SkyMed衛星(※6)との組合せによる、従来にない高頻度な撮影サービス及び世界初の動画撮影サービスにより、地球観測衛星の新しい利用方法を開拓し、利用者のニーズに応じた製品やサービスの提供に努めることで、地球観測衛星がより身近なものとして利用される市場環境の発展に貢献することを目指します。


特に小型で安価な高解像度の地球観測衛星は、国土監視、環境監視、防災、農地・森林分野、地図作成、都市計画など様々な分野で衛星画像利用の拡大に繋がるものとして期待されており、今後わが国を含む世界各国で多数の衛星の開発打上が見込まれています。当社はこうした新市場開拓のパイオニアとなることで、わが国宇宙産業全体の活性化に寄与することを目指しています。


(※1) 撮影した画像で見分けられる地上の最小の間隔、大きさ。
(※2) 衛星1機の場合、同一地点は一定日数毎にしか撮影できないが、衛星が複数機あることで、同一地点を1日に複数回撮影することができる。日中時間単位で地上の変化を監視したいニーズや災害時に状況把握の為に集中的に撮影するなどの新しい利用が期待できる。
(※3) 米DigitalGlobe社が提供する光学観測衛星。商用で世界最高分解能41cm。
(※4) 米DigitalGlobe社が提供する光学観測衛星。世界初の商用高分解能(82cm)衛星。
(※5) 独RapidEye社が提供する光学観測衛星。5機同時運用、広域5m解像度製品を提供。
(※6) 伊e-GEOS社が提供するレーダ観測衛星。4機同時運用、商用レーダ衛星で世界最高分解能1m。


【SkySat衛星の概要】
Skybox Imaging社が開発運用する100kgの光学系地球観測衛星で解像度1m以下の静止画像と解像度1mの動画を撮影可能。商業用の地球観測衛星による動画撮影は世界初となる。2013年秋に1、2号機を打上後、毎年複数機を打上、2018年に20機以上の体制による運用予定で、同一地点を複数回撮影することが可能となる。


【会社の概要】
日本スペースイメージング株式会社の概要
(1) 代表者 :神山 洋一
(2) 資本金 :4.9億円
(3) 設立  :1998年5月
(4) 事業内容:地球観測衛星画像及び関連サービスの提供

Skybox Imagingの概要
(1) 代表者 :Tom Ingersoll
(2) 資本金 :91百万ドル
(3) 設立  :2009年1月
(4) 事業内容:小型地球観測衛星Skysatによる衛星画像サービス事業

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

20機体制のイメージ1m解像度の画像(シミュレーション)1m解像度の動画イメージ(シミュレーション)

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