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GfK Japan調べ:薄型テレビ販売動向

@Press / 2013年6月3日 16時30分

図1.50インチ以上テレビ 前年比増減
 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、家電量販店における薄型テレビの販売動向を発表した。


【概要】
・2013年5月、50インチ以上の数量構成比は9.6%へ上昇。
・テレビ選択理由では「高画質」がトップ。2013年5月の4K2Kテレビの販売数量は前月の5.4倍に。


【大画面テレビへの需要が高まる】
 薄型テレビ市場では大画面製品に対する需要拡大がみられる。50インチ以上テレビの販売は2012年12月以降、数量・金額共にプラス成長で推移しており、2013年5月では数量前年比18.3%増、金額前年比では12.7%増となった(図1)。また、画面サイズ別構成比でみても拡大傾向にあり、2013年5月には数量ベースで9.6%を占めるに至った(図2)。
 薄型テレビ全体として見ると、エコポイント制度やアナログ放送停波に伴う特需の反動により低調な推移が続いているが、売り場では高付加価値、大画面の製品を中心とした訴求を強めており、これが、大画面クラスの拡大につながったといえよう。

図1.50インチ以上テレビ 前年比増減
http://www.atpress.ne.jp/releases/36071/a_1.png

図2.50インチ以上テレビ 数量構成比
http://www.atpress.ne.jp/releases/36071/b_2.png


【4K2Kテレビへの期待】
 GfK Japanが1年以内のテレビ購入予定者に実施した消費者調査※では、製品選択ポイント(機能、特徴)として最も多く挙げられたのは「高画質であること」で61%、次いで「消費電力が少ない」が49%、「大画面であること」が38%を獲得し、画質に対する高いニーズが示された(図3)。

図3.薄型テレビ購入予定者 製品選択理由
http://www.atpress.ne.jp/releases/36071/c_3.png


 2013年、テレビメーカー各社は4K2Kテレビを相次いで発表した。これら製品は、過去に発売された4K2Kテレビと比べ大幅に価格が抑えられており、メーカー、量販店が一体となった売り場の拡充が図られている。2013年5月、4K2Kテレビの販売数量は前月の5.4倍と大きく伸長した。また、50インチ以上テレビにおける4K2Kテレビの数量構成比は2.6%へ上昇した。現状、4K2Kのコンテンツは放送されていないが、4K2Kテレビの潜在的ニーズの高さがうかがえる結果となった。

※GfK Japan Consumer Insight (薄型テレビに関する消費者調査)
調査期間:2013年1月~4月
回答者数:18歳以上の薄型テレビ購入意向者 約570名
調査方法:インターネットリサーチ


≪GfK Japanのデータについて≫
 全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
 また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集している。

※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。


■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfkrt.com/japan/

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

図2.50インチ以上テレビ 数量構成比図3.薄型テレビ購入予定者 製品選択理由

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