「猛暑」が予測される2013年・夏 “涼しい場所”をみんなで“シェア”する、夏の新しい過ごし方『クールシェア』 環境省や自治体のほか、企業でも取り組みに参加

@Press / 2013年6月28日 12時30分

グラフ
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、2013年の夏の過ごし方のトレンドとして、『クールシェア』に注目し、レポートします。

昨年に引き続き、2013年の夏も猛暑が予測されていますが、そんな中で現在注目を集めているのが『クールシェア』という考え方です。

『クールシェア』とは、一人で一台のエアコンを使わず、涼しい場所をみんなで共有(シェア)することを推奨する取り組みのことを指します。もともと多摩美術大学デザイン学科のゼミで生まれたこのプロジェクトは、環境省との連携施策や、2012年度のグッドデザイン賞受賞などを機に、全国的に注目を集めるようになりました。2011年にスタートしたばかりのプロジェクトにもかかわらず、わずか2年で国や自治体を巻き込み、規模を急拡大しています。今年は企業の参画なども増えており、昨年以上にさらなる盛り上がりが期待されます。

今回のレポートでは、この『クールシェア』をテーマに、生活者への意識調査結果や専門家のコメントのほか、今夏予定されている各企業の取り組みについても紹介してまいります。


■レポート内容
1.【専門家インタビュー】
トレンドの専門家が語る『クールシェア』注目の背景
『クールシェア』の取り組みに注目が集まっている背景や、今年の傾向などについて、商品ジャーナリストの北村 森氏よりコメントをいただきました。

2.【意識調査】
生活者の『クールシェア』に関する興味・関心
20~50代の一般男女500名への調査結果から明らかになった、生活者の『クールシェア』に対する興味・関心の度合いについてお伝えします。

3.【取り組み紹介】
各企業の『クールシェア』関連の取り組み紹介
今年の夏に各企業が予定している『クールシェア』関連の取り組みについてご紹介します。
⇒サントリー酒類、東京ガス、LIXIL


1.【専門家インタビュー】
トレンドの専門家が語る『クールシェア』注目の背景
はじめに、トレンドに詳しい商品ジャーナリスト・北村 森氏に、『クールシェア』に注目が集まっている背景や今年の傾向などについてお伺いしました。


■今年の夏は、単に暑さをしのぐだけではない、「プラスアルファ」の要素が求められる
今年、東日本大震災から3度目の夏を迎えますが、生活者の「節電」に対する意識は依然として高い状態にあります。しかし一方で、節電への「取り組み方」については、その年ならではの傾向が見てとれます。
例えば、震災直後の2011年は、日常生活のいたるところで「節電」という言葉が使われ、いわば「ガマンする夏」であったと言えます。しかし、翌年には、「ガマンしきれない夏」を迎え、ストイックになりすぎず、身近なところで節電に取り組むスタイルが主流になりました。
そして2013年は「快適に過ごす夏」がキーワードになるでしょう。節電に取り組みながらも、むしろそれが「快適である」、「なごめる」、「非日常を味わえる」など、単に暑さをしのぐだけではない「プラスアルファ」の要素が求められていくと思います。例えば、風を送るだけではなく、目にも涼しい「水うちわ」や、冷たさと同時に美味しさや爽快感を味わえる「炭酸飲料」などは、昨年以上に人気を集めると予想されます。

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