IEEE 2025年までにインターネット対応自動車が60%に達すると予測

@Press / 2013年9月13日 11時0分

IEEE(アイ・トリプル・イー)は、将来の通勤の改善にインターネット対応自動車が果たす有益な役割について見解を示し、2025年までに道路通行車両の60%がインターネットに接続し、高度な安全機能、最新の車載ソフトウェアを搭載した車両が走行していると予測しました。


IEEE会員で、アラスカ州立大学アンカレッジ校コンピューター・システム・エンジニアリング学部准教授であるジェフリー・ミラー(Jeffrey Miller)氏は次のように述べています。「自動車にBluetoothが搭載され、モバイル端末との通信ができる現在、自動車メーカーはすでにコネクテッド・カー技術の実装に乗り出しています。コネクテッド・カーの幅広い採用により、ユーザーは自らの自動車を端末の1つとして扱うことができるでしょう。モバイル・オペレーティング・システムをホスティングし、無線プロバイダーからデータ・パッケージを購入することが、将来は当たり前になるのです。」


■21世紀の安全性について
コネクテッド・カーは、安全性と利便性の向上でも有益な役割を果たすと考えられます。人々のコミュニケーションを技術がサポートするように、将来は自動車間のコミュニケーション、つまり車の車間通信が行われるようになるでしょう。IEEE会員で、ドイツ、カールスルーエ工科大学教授、クリストフ・シュティラー(Christoph Stiller)氏は次のように述べています。「車の車間通信によって、自動車はこれまでより短い車間距離で高速走行できるだけでなく、悪天候や渋滞などを自動的に回避することが可能になります。こうした機能により、運転中のヒューマン・エラーをほぼなくすことができ、より安全で快適な運転が実現できるようになるのです。」


■自動車へのハッキングがもたらす影響について
自動車への無線通信の搭載が進むにつれ、コネクテッド・カーはソフトウェア・ハッキングの標的として狙われやすくなります。IEEE上級会員で、アルスター大学コンピューター・エンジニアリング学部教授であるケビン・カラン(Kevin Carran)氏は次のように述べています。「ハッカーは、オーディオ機能に損害を与え、自動車のイグニッションやブレーキ・システムを不能にし、ソフトウェアにトロイの木馬やウイルスを感染させる潜在能力を持っています。メーカーは、対抗措置として、ファイアウォールを設定して統合システムからのアクセスを制限する必要があります。車載ネットワーク間の相互接続には強い存在感があるため、1つのネットワークの侵害が別のネットワークに損害を与える可能性があります。」

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