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賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年1月および 関西圏・中京圏版 2014年1月 を発表

@Press / 2014年1月24日 10時30分

地域別外国人人口推移
 不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:立野 良太郎)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年1月」および「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年1月」を発表しました。

 首都圏版では「東京23区の外国人居住者の状況」および「2013年11月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。

 また関西圏・中京圏版では「中心部に集中しつつある大阪市の住宅市場」および「2013年11月期の関西圏・中京圏賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
 これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われています。

詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年1月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol49_residential20140124.html

     「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年1月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol21_resikansai20140124.html


1.首都圏版の概要
(1) 東京23区の外国人居住者の状況
 2012年12月の政権交代後に安倍政権が打ち出した景気対策、いわゆるアベノミクス効果により、東京都の不動産市場は上昇傾向にあるといわれています。一方で、海外投資家の注目が高まっているものの、海外資本の流入は進んでいません。高級賃貸住宅市場に大きく影響する欧米系の外国人人口は2009年以降減少傾向にあります。ボリュームの大きい米国と英国の外国人人口は、2013年も横ばいで推移しており、アベノミクスの影響は観察できません。2014年の外国人人口の動向は、日本経済の回復基調が継続するかどうかが、カギとなります。

図 東京23区地域別外国人人口推移へのリンク
http://www.atpress.ne.jp/releases/42551/img_42551_1.jpg


(2) 2013年11月期1都3県賃貸住宅指標
 供給量増加の影響で、東京23区のマンション系の空室率TVIが3ヶ月連続で微増となりました。また、神奈川県の空室率TVIは2012年中旬からの微増傾向が継続しています。今後、新年度にかけて首都圏には人口の大量な流入超過が見込まれますが、供給量も増加傾向にあるため、東京23区以外は空室率TVIが悪化する懸念があります。

【東京都】
<全域>
空室率TVI(ポイント):11.98
募集期間(ヶ月)   : 3.02
更新確率(%)    :43.80
中途解約確率(%)  :38.68

<23区>
空室率TVI(ポイント):11.70
募集期間(ヶ月)   : 3.03
更新確率(%)    :42.84
中途解約確率(%)  :39.34

<市部>
空室率TVI(ポイント):15.31
募集期間(ヶ月)   : 2.99
更新確率(%)    :49.77
中途解約確率(%)  :35.23

【神奈川県】
空室率TVI(ポイント):12.88
募集期間(ヶ月)   : 3.42
更新確率(%)    :45.93
中途解約確率(%)  :38.28

【埼玉県】
空室率TVI(ポイント):15.44
募集期間(ヶ月)   : 3.34
更新確率(%)    :48.63
中途解約確率(%)  :36.15

【千葉県】
空室率TVI(ポイント):13.44
募集期間(ヶ月)   : 3.22
更新確率(%)    :53.22
中途解約確率(%)  :35.46

※これらの指標は、アットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて分析されています。

詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年1月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol49_residential20140124.html

なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html


2.関西圏・中京圏版の概要
(1) 中心部に集中しつつある大阪市の住宅市場
 大阪府の「大阪の毎月推計人口」から、人口が増加傾向にあるのは、福島区、西区、天王寺区、浪速区、北区、中央区の中心部の6区のみであり、大阪市においても中心部への集中が進んでいることがわかります。一方で、周辺部に位置する、港区、大正区、生野区、旭区、住吉区、東住吉区、西成区、住之江区、平野区の9区では人口の減少が始まっており、人口増減の二極化が進んでいることが読み取れます。世帯の単身化が進んでいるため、世帯数の減少にまで至っているのは、今のところ大正区、西成区の2区のみに留まっていますが、今後世帯数が減少に転ずる区が増加することが予想されます。世帯数の減少は、すなわち住宅市場の縮小に繋がります。住宅市場の縮小は、住宅価格の下落、空室率の上昇、賃料の下落等の要因となりますので、今後の需要の変化に注意する必要があります。

(2) 2013年11月期 関西圏・中京圏賃貸住宅指標
 京都府の空室率TVIがマンション系、アパート系共に改善傾向にあります。また、愛知県のアパート系の空室率TVIが5か月連続で微減となりました。それ以外の地域では、ほぼ横ばいで推移しています。

図 関西圏・中京圏空室率推移のリンク
http://www.atpress.ne.jp/releases/42551/img_42551_2.jpg

【大阪府】
空室率TVI(ポイント): 7.93
募集期間(ヶ月)   : 4.45
更新確率(%)    :36.57
中途解約確率(%)  :50.14

【京都府】
空室率TVI(ポイント):13.48
募集期間(ヶ月)   : 5.45
更新確率(%)    :14.61
中途解約確率(%)  :70.70

【兵庫県】
空室率TVI(ポイント):11.71
募集期間(ヶ月)   : 5.12
更新確率(%)    :25.32
中途解約確率(%)  :64.72

【愛知県】
空室率TVI(ポイント):15.38
募集期間(ヶ月)   : 5.50
更新確率(%)    :26.59
中途解約確率(%)  :63.65

【静岡県】
空室率TVI(ポイント):23.41
募集期間(ヶ月)   : 6.01
更新確率(%)    :20.95
中途解約確率(%)  :66.24

詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年1月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol21_resikansai20140124.html

なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html


■株式会社タスについて
 インターネットによる不動産評価、および不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。

会社名  : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地  : 東京都中央区八丁堀2-25-9 トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金  : 1億8千万円
出資   : トヨタ自動車株式会社
       朝日航洋株式会社
       株式会社三友システムアプレイザル
       豊田通商株式会社
Web    : http://www.tas-japan.com/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

関西圏・中京圏空室率推移

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