新人看護師向け患者急変予防(PEARS)プログラムの普及へ 日本BLS協会、公募型の指導員コースを日本で初公開

@Press / 2014年3月3日 11時0分

PEARSインストラクターコース風景(イメージ)
日本BLS協会(本部:神奈川県横浜市 タローコーポレーション株式会社内、代表:青木 太郎)は、医療教育推進の取り組みの一環として、新人看護師向け患者急変予防コース(PEARS)の提供と同インストラクターコースの提供を開始いたしました。


■PEARS(ペアーズ)とは
PEARSは、新人看護師向け患者急変予防プログラムです。看護業務が不慣れな新人看護師を主な対象とし、急病や状態の急激な変化により病院内で不慮の死を遂げる患者を少しでも減らすためにアメリカで開発されたプログラムです(*1)。プログラムでは実際の患者の動画を使い、緊急事態の認識方法とその安定化を図る練習を行います。日本国内ではほとんど経験のできない高い品質の教材を利用し、実際の臨床の経験に乏しい看護職でもリアルに急変患者の状態をアセスメントできるようになります。
PEARSの名称は Pediatric Emergency Assessment Recognition and Stabilization の頭文字から取ったものです。


■PEARSコースの内容
学習内容:急変患者を悪化させないための体系的評価法(評価/判定/介入)。乳児/小児患者に対する気道管理。呼吸障害への対応(上気道閉塞、下気道閉塞、肺組織病変、呼吸調節の障害)。循環障害(ショック)への対応(循環血液量減少性、血液分布異常性)など。急変しやすい小児患者を中心に講習が組み立てられていますが、成人患者にも同様に適応できます。


■PEARS指導員コースの実施
2014年2月24日(月)~25日(火)、公募型としては日本で初となるPEARSインストラクターコースが開催され(*2)、8名のインストラクターが資格を取得しました。今後PEARSコース、PEARSインストラクターコース共々定期的に開催し、国内の看護職に普及していく計画です。


■URL
http://blsjapan.com/media.html


■講習開講日
3月中は以下の日程で講習を開催いたします。

2014年3月11日 東京
2014年3月13日 東京
2014年3月15日 横浜


■新人看護職の教育の現状と提供の背景
看護師免許を取るまでは3年(専門学校)または4年(大学)の全国統一基準の就学が求められます。学生時代に集中して勉強をしますが、いったん学校を卒業してしまうとその後の継続教育は各病院に任されており、教育レベルもまちまちです。中には患者安全を実現するために必要な業務学習の受講もままならない病院もあり、最新の看護理論/実践を患者に提供する上で大きな課題がある状態が、長年続いています。そのキャリアパスの基礎を形成していく上で、米国の最新インストラクショナルデザインと看護理論に基づいたPEARSコース受講の道が日本の看護職に開かれたことは、大きな意義のあることです。

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