東日本大震災・福島県の旧警戒区域で生活する男性のその後を追った作品 VICE Japan、ドキュメンタリー動画「原発20キロ圏内に生きる男 続編」公開

@Press / 2014年3月7日 16時30分

「原発20キロ圏内に生きる男 続編」(1)
世界を股にかけコンテンツを発信するグローバルメディア、VICEは2011年の東日本大震災から3年を迎える今、2013年に公開した映像「原発20キロ圏内に生きる男」のその後を追った「原発20キロ圏内に生きる男 続編」を公開しました。

本編は、下記のURLよりご覧いただけます。
URL: http://youtu.be/NIhUP1RqaNU


2013年3月10日にYouTubeで公開したVICE JAPAN制作映像「原発20キロ圏内に生きる男」。これは、原発20キロ圏内にあることから立ち入り禁止の警戒区域に指定された福島県双葉郡富岡町で東日本大震災後に見捨てられた動物たちをたった1人で世話をする男性、松村 直登さんに焦点を置いたオリジナルドキュメンタリーです。過酷な環境下でなお希望を忘れない松村さんの言葉と行動を記録した本作は計65万回に及ぶ再生回数を記録し、大きな反響を得ました。

それから1年が経った2014年、VICEは改めて松村さんの下を訪れました。今回、放射線データをインターネットで世界に共有する民間団体「SAFECAST」のジョー・モロス氏を連れての再訪となりました。彼を連れたのには、ワケがあります。

2013年11月18日、東京電力は福島第一原子力発電所の第4号機における核燃料集合体を敷地内の共有プールに移行する作業を開始しました。2014年末頃までに1,553体の移送を目指しています。この燃料棒を取り出す過程において万が一にも燃料棒が破損すれば、第1号機爆発直後と同程度までに放射線量が跳ね上がる恐れがあります。

自作のガイガーカウンター(放射線測定器)開発で知られている「SAFECAST」は今回の訪問で、据え置き型ガイガーカウンターを原発20キロ圏内にある松村邸に設置。そうすることで設置箇所周辺の放射線量データが5秒おきにネット共有されます。これで万が一にも核燃料取り出し作業中に事故が起きた際、情報は東京電力や大手メディアが発表する遥か前にインターネット上に公開されます。今回、VICEが媒介役となって、松村さんと「SAFECAST」が繋がります。

俗世から隔絶されていながらも、松村さんの牧場はおおむね幸せそうに見えました。あるいは「動物園」と表現した方がしっくりくるかもしれません。残念ながら1羽は最近亡くなってしまったそうですが、残った1羽のダチョウが犬と猫と共に、訪問者を出迎えてくれました……。

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