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日本分析機器工業会が先端診断イノベーションフォーラムをシンガポールにて3月24日に開催

@Press / 2014年3月19日 11時0分

一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-12-3、会長:服部 重彦/ 株式会社島津製作所 代表取締役会長)は、シンガポール科学技術研究庁 生物医学研究会議(A*STAR-BMRC、所在地:シンガポール、議長:ジョージ・ラッダ)の協力のもと、先端診断イノベーションをテーマとしたフォーラムを2014年3月24日(月)にシンガポールで開催します。

本フォーラムは、JAIMAと一般社団法人日本科学機器協会(JSIA)が主催するアジア最大の分析機器・科学機器の展示会JASISの関連企画として先端診断ビジネスの開拓を目的に行われるもので、シンガポールが国家として推進するバイオサイエンス戦略拠点A*STARのアプリケーション研究と、JASISに参画する日本の分析・計測企業群による装置開発力の融合を促進し、先端診断機器および創薬支援技術のイノベーション、及びそれら技術の産業化の加速に貢献するための場と位置付けられています。研究支援製品開発から先端診断機器・試薬等の製品開発に向かう新たな流れをつくり、産業化を加速させるための相互協力体制を将来構築する、その第一歩となることが意図されています。


【フォーラム概要】
Advanced Diagnostics Forum
主催  :一般社団法人日本分析機器工業会
協力  :A*STAR-BMRC
日時  :2014年3月24日(月) 9:00~16:55
場所  :シンガポール バイオポリス内Matrix棟
     Breakthrough 及び Discovery会議室
定員  :150名(予定)
使用言語:英語
聴講料 :無料

申込方法:
JAIMAまたはJASISウェブサイトの専用フォームからお申し込みください。

当日プログラムスケジュール:
http://www.atpress.ne.jp/releases/44430/att_44430_1.pdf


【参考情報】
<なぜシンガポールなのか?>
シンガポールは、バイオサイエンス領域の研究開発を促進する計画を立て、その一環として「A*STAR」を構築し、「バイオポリス」という研究・ビジネスパークを建設しました。そこに著名な研究者を世界から招聘し、特に、遺伝子研究や実証データを取りやすい環境の整備に注力してきました。その結果、現在では、世界から多くのベンチャー企業、製薬開発プロジェクトをシンガポールに進出させることに成功しています。
今回のプロジェクトに関し、JAIMAはこのようなシンガポールの良好な条件に注目し、A*STARとの連携を強化して日本の分析計測機器開発とシンガポールのアプリケーション研究の融合を図ることができれば、先端診断および創薬支援技術のイノベーションの加速と産業化促進に貢献できると判断しました。


<このフォーラム開催の背景>
バイオサイエンス技術開発の領域では、いくつかの新しい市場が生まれつつあります。一つ目は診断市場の改革に向けた誘導が始まっていることで、これには2003年のヒトゲノム解読宣言後、遺伝子解析技術の進歩、質量分析による蛋白質および代謝分析の加速、そして画像解析の進歩等がその要因となっています。また、創薬市場では個別化医療に向けたゲノム創薬開発が進展しており、個別投薬市場におけるコンパニオン診断の開発が急務とされています。さらに、iPS細胞の樹立の成功が、今後の新しい技術開発を加速する要素としてたいへん注目されています。

分析・計測開発技術をもった日本企業群(JASISに出展している企業や周辺企業)にとって、これらの新しい市場を開拓し成長させるには、自らに変化を実現する必要があります。単に各種計測法を先端技術として提供するだけでなく、新しい分析計測技術をさらに発展させること、技術開発および製造の対象の位置づけを「研究支援機器」から「診断機器」へ移行させること、などがそれにあたります。

また、製品の実用化には、アプリケーションの開発やスピーディな実証データの獲得が欠かせません。A*STARが、推進、強化しているバイオサイエンス領域でのアプリケーション研究は、JASIS参画企業のこのようなニーズに応えられるものであり、こことの連携強化を図ることによって技術の開発と産業化を加速し、前述の変化の実現に貢献するものと考えられます。その実現のための将来の相互協力体制構築の第一歩として、このシンガポールでのシンポジウム開催を企画いたしました。


【A*STARについて】
シンガポール科学技術研究庁(The Agency for Science, Technology and Research, A*STAR)は、知とイノベーションに根ざした経済体へのシンガポールの変革、及び経済の成長を牽引することを目的とした主要政府官業機関であり、世界レベルの科学研究活動及び研究者を擁しています。
A*STARは、ミッション志向の運営方針に基づき、シンガポールの製造業の成長や新たな成長産業の勃興に必要な分野での研究開発をけん引しています。A*STARは、産業界のパートナーに対して、知的・人的・産業的資源を提供することにより、これらの経済集団を支援しています。
A*STARは、BiopolisとFusionopolisおよび近郊で、バイオメディカル・物理・エンジニアリング分野の18の研究機関を管轄。これら二つの研究開発ハブでは、A*STAR管轄の研究機関や、増えつつある企業研究所に勤務する国内外の研究者・技術者が、活動的かつ広範なコミュニティを形成しています。
http://www.a-star.edu.sg/


【A*STAR-BMRCについて】
A*STARの生物医学研究会議(Biomedical Research Council, BMRC)は2000年10月に設立され、シンガポールの公的セクターにおける生物医学関係の研究開発の支援・監督・連繋調整を行っています。

BMRCの活動は以下の通り:
・A*STARの研究ユニット(バイオプロセシング;ゲノミクス及びプロテオミクス;分子及び細胞生物学;バイオエンジニアリング及びナノテクノロジー;計算生物学)のコア研究能力の開発を監督する
・ヒューマンヘルスケア推進活動の一環として、展開医療及び学際的研究を促進する
・一般の大学や病院を含めた広い科学コミュニティにおける生物医学研究を支援する
・生物医学研究における人材開発を行い、啓蒙活動を通して生物医学研究の社会認知度を向上させる。


【一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)について】
分析機器メーカーと国内外の製品・部品の販売業者を会員として構成される団体。分析機器及び装置の品質、性能の改善向上と分析機器工業の高度化を図るとともに分析機器の利用に係る科学技術の進歩、発達を図り、日本経済の健全な発展と国民の文化的生活の向上に寄与することを目的として、昭和35年(1960年)8月8日に発足。

名称 : 一般社団法人日本分析機器工業会
     Japan Analytical Instruments Manufacturers' Association
所在地: 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-12-3 第一アマイビル3階
URL  : http://www.jaima.or.jp/

【Japan Analytical & Scientific Instruments Show(JASIS)について】
JASIS(ジャシス=Japan Analytical & Scientific Instruments Showの頭文字)は、分析機器・技術をはじめ科学機器や関連技術、製品などが一堂に会した「分析機器・科学機器の入口から出口まで」の最新情報が展示された総合展示会であり、2012年の第50回分析展(日本分析機器工業会)と第35回科学機器展(日本科学機器協会)を機に合同展の統一名称として決められたものである。
http://www.jasis.jp/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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