第2回「世界に誇れる日本企業」調査結果を発表
@Press / 2014年4月28日 11時30分
与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都千代田区、 http://www.riskmonster.co.jp/ )は、第2回「世界に誇れる日本企業」調査結果を発表いたしました。
1.実施概要
・調査名称 :第2回「世界に誇れる日本企業」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・調査期間 :2014年3月25日(火)
・調査対象者 :20~59歳の有職者男女個人、60~69歳の男女個人
(有効回収数1,000)
・調査対象企業:年間売上2,500億円以上、
従業員数5,000人以上の企業200社を抽出
2.調査結果
[1] 第2回「世界に誇れる日本企業」アンケート/ランキング結果
第2回「世界に誇れる日本企業」アンケートのランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率64.5%)となりました。次いで「ソニー」が2位(同40.6%)、「本田技研工業(ホンダ)」が3位(同40.5%)となり、以下「パナソニック」(同36.6%)、「日産自動車」(同31.1%)、「キヤノン」(同29.0%)、「任天堂」(同26.5%)と続きました。(図表A)
業種としては、自動車製造業3社(トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車)、電気機器製造業7社(ソニー、パナソニック、キヤノン、日立製作所、東芝、シャープ、富士通)、その他製造業7社(任天堂、ブリヂストン、ヤマハ、三菱重工、サントリー、味の素、TOTO)と、製造業がトップ20のうち17社を占め、日本の製造業が有する高品質・技術力に対する信頼性が表れた結果と言えます。
また、製造業以外では、全日本空輸(ANA)、ヤマト運輸、日本航空(JAL)がランクインしており、国内の運輸サービスの質の高さが評価された結果と考えられます。
[2] 第2回「世界に誇れる日本企業」アンケート/前回比較
第1回「世界に誇れる日本企業」アンケートの結果と比較したところ、上位企業のうち「トヨタ自動車」、「ソニー」、「本田技研工業(ホンダ)」、「パナソニック」、「日産自動車」「キヤノン」の上位6社は、前回と同順位を維持しており、安定した支持を得続けていると言えます。
7位以下では、「全日本空輸(ANA)」(前回22位→今回12位)、「日本航空(JAL)」(前回27位→今回18位)の航空運輸業2社がそれぞれ大幅にランクアップしました。マレーシア航空機の事故に代表される昨今の航空情勢において、国内の航空会社に対する信頼度が反映された結果と考えられます。(図表B)
[3] 第2回「世界に誇れる日本企業」アンケート/選択理由・重視するイメージ
選択した理由を自由回答で尋ねたところ、全体的に「技術力」「開発力」「世界シェア」を挙げた回答が多く見られ、特に自動車や電気機器などに関しては、日本の得意分野であるという認識が回答内の随所に見られ、今後の日本経済を牽引していく業種としての期待もうかがわれます。
同時に「世界に誇れる日本企業」に重視するイメージの質問では、「技術力」を挙げる回答が62.0%と最も多く、次いで「製品・商品の品質」(回答率51.1%)、「世界シェア」(同36.2%)、「安定性」(同32.3%)と上位4項目については、前回と同順位となったことから、人々が企業を世界に誇れると感じる主な要因に、大きな変化は見られない結果となりました。(図表C)
3.売上規模との比較
企業の市場でのポジションを計る指標としては、売上規模やそれに基づく業界シェアが一般的なものとして挙げられます。売上規模が大きいほど、業界内でのポジションは高いものと考えられ、かつ、国際的な影響度も高い会社と考えられます。
今回のアンケート結果上位企業の売上規模と国内シェアを見ると、殆どの上位企業において売上規模が大きい、または国内シェアが高い結果となりました。(図表D)
一方で、上場企業における売上規模上位企業を調べたところ、今回のアンケート結果上位企業以外にも、燃料・インフラ、商社、金融、通信など、他にも売上規模が大きい企業があることが分かります。(図表F)
かかる中で、製造業がランキング上位の殆どを占めたことは、やはり技術力や開発力こそが日本国民が世界に向けて最も誇れる分野である、と認識していることの表れなのであろうと思われます。
4.総評
今回のランキング上位100社の業種を見ると、100社中72社がモノづくりの企業となっています。
これらの多くは、高い技術力や品質を武器として、事業規模を拡大してきた企業であり、それらの商品を世界に送り出すことで、輸出大国としての日本の地位を築きあげることに貢献してきた企業ともいえる。まさに日本の強みであり、日本が世界に誇るべき部分です。
しかし、それは裏を返せば、物販業やサービス業からは100社のうち28社しか、世界に誇れる企業が選出されていないことにもなります。日本における物販業の雄であるセブン-イレブンや、ITサービスを牽引する楽天やヤフーなど、今回上位にランクインした非製造業の企業には、日本がモノづくりだけの国ではない、という新たな評価の原動力になることを期待したいものです。
昨年から続く、いわゆるアベノミクスの効果により、現在、多くの企業が好転期を迎えており、日本経済の活性化に対する期待感は、日に日に増している状態にあります。かかる中で、今回の「世界に誇れる日本企業」ランキングにおいて上位に選出された企業は、今後の日本経済の動向を占う大きな役割を担っていると言えます。それらの企業には、その技術力や品質の高さに裏付けられたジャパンプライドを武器に、より一層の飛躍を期待したいものです。
■リスモン調べとは
リスクモンスターが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2013年12月末時点で9,741(内、与信管理サービス等4,822、ビジネスポータルサイト等3,389、その他1,530)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp
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プレスリリース提供元:@Press
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