美髪の秘密はミトコンドリア?! サラヴィオ化粧品:発毛エネルギーの調節機構を解明

@Press / 2014年5月20日 15時0分

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 「美容と健康」を促す商品の総合サービスを提供する株式会社サラヴィオ化粧品(本社:大分県別府市、代表取締役社長:濱田 拓也)は、生体内でエネルギー生産を担う細胞小器官であるミトコンドリア(※1)の機能解析を行ってまいりました。

 今回、毛包の形成、および、毛周期における成長期誘導因子であるPDGF-AA(※2)が毛乳頭細胞(※2)において、より多くのATPを産生する線維状ミトコンドリアを誘導することを見出しました。また、当社が開発した温泉原料である加水分解酵母エキスにPDGF-AAと同様のミトコンドリア活性化作用があることを確認し、当原料を使用したヘアケアラインナップの開発にも成功しました。

 この研究成果を第8回世界毛髪研究会議(8th World Congress for Hair Research)<2014年5月14日(水)~17日(土)、韓国 済州島コンベンションセンター>において発表しました。


【研究の背景】
 PDGF-AAが関与する毛包形成や毛周期の成長期では活発な細胞運動や細胞分裂が行われる為、多くのエネルギーが必要です。このような高エネルギー要求性の細胞機能にはミトコンドリアの機能制御が深く関わっていると考えられますが、今日まで推測の域を超えていませんでした。当社は、毛乳頭細胞においてPDGF-AAがミトコンドリアの形態と機能にどのような影響を与え、それらが細胞機能にどのように関連するのかを検討してきました。また、化粧品原料である加水分解酵母エキス(温泉酵母から調製)についても同様の検討を行い、ミトコンドリア研究に基づいた商品開発を展開しました。


【研究成果の概要】
(1) 毛乳頭細胞には線維状ミトコンドリアと円形ミトコンドリアが共存する
 毛乳頭細胞(初代培養)のミトコンドリアを蛍光色素で染色して、蛍光顕微鏡観察したところ、細長い線維状のミトコンドリアと小さく丸まった円形ミトコンドリアの2種類が観察されました。線維状ミトコンドリアのみを持つ毛乳頭細胞、および、円形ミトコンドリアのみを持つ毛乳頭細胞は共に全体の約3割で、残りの細胞では、両タイプが混在することが明らかになりました。

(2) 線維状ミトコンドリアは活発な運動活性を有する
 細胞のライブイメージングにより、線維状ミトコンドリアは細胞内を活発に動きまわることが判明しました。一方、円形ミトコンドリアはほとんど運動活性を有していませんでした。これらの結果は、ミトコンドリアの形態変化が分子モーターによる運動活性のスイッチとして機能することを示唆しています。

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