小児がん治療開発を支援するためのウェブサイト『THE 検索タロー』開設~ 小児がん治療開発情報サイト・小児がん拠点病院周辺マップも公開中 ~

@Press / 2014年6月13日 16時0分

上:小児がん生存率、下:小児固形腫瘍生存率
 株式会社 博士タロー(所在地:神奈川県小田原市、代表取締役 / 薬学博士:長谷川 豊)では、医療分野の研究開発環境の整備を総合的かつ効果的に行うための「健康・医療戦略推進法」と「独立行政法人日本医療研究開発機構法」が国会で成立したことから、今後の小児がん治療開発戦略を慎重に検討し、小児がん治療開発環境の整備と同時に、戦略的治療薬開発プライオリティー設定支援サイトとなるよう、「小児がん治療開発情報」を開設しました。

『THE 検索タロー』
http://KensakuTaro.JP
「小児がん治療開発情報サイト」
http://ClinicalTrials.ChildhoodCancer.JP


■『THE 検索タロー』「小児がん治療開発情報サイト」制作の背景
 ~ 小児がんのための治療薬開発のために ~

 小児がんは小児に発生する悪性腫瘍の総称で、毎年およそ2,000~3,000人の小児に発症します。小児に最も多く発生するがんは、白血病などの血液系腫瘍で全体のおよそ35%を占めます。固形腫瘍に分類される神経芽腫の発生率はおよそ6%、ユーイング肉腫や横紋筋肉腫の罹患率は3%未満ですので、固形腫瘍患者数は血液系腫瘍と比較し極めて少ないことになります。この30年の間に、小児がんによる死亡率は大きく改善され、その平均生存率は70%以上に達したと報告されています。

 しかし、小児がんの生存率は悪性腫瘍分類によって大きく異なり、発症年齢や発生部位、がんの再発などに依存することが知られています(グラフ1)。その背景として、成人と比較して、小児を対象に行われた臨床試験数が極めて少ない上、罹患数の少ない小児がんでは十分な研究が行われていないため、生存率が未だ低いと考えられます(グラフ2・3・4・5)。

 小児がんは罹患数として多い疾病とは言えませんが、未だ、小児の死亡原因の病因として一位を占める疾病で、かつ、近年の罹患率は増えていると報告されています。
 また、海外では国家がん登録開始後20年以上が経過し、蓄積されたデータを解析することにより小児がん治療による後遺症が明らかとなっています。成人がんと異なる性質の小児がんに対する治療薬は、成人がんの治療実績の恩恵を受けるに留まらず、小児がんを分類した特定の小児疾患として治療薬を開発することが望まれます。

 当社では、少ないながらも信頼性や質の高い基礎研究および臨床研究報告が小児がん治療薬開発に応用できるよう、また一般の方のがんに対する治療薬開発や研究への理解が深まるよう、がん・小児がんに対する研究報告および治療開発調査・検索、情報サイトを制作しました。

@Press

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