高齢者の住宅ローン破たんが急増中 消費税増税による生活費圧迫や、年金収入なのにボーナス払いなど、バブル時の契約条件が負担に

@Press / 2014年8月12日 16時0分

 住宅ローンや不動産に関連する悩みの無料相談窓口を展開する、住宅ローン問題支援ネット(本社:東京都中央区、代表:高橋 愛子)のもとに、高齢者の方からの住宅ローン返済に関する相談依頼が急増しています。

 収入源は年金だけで、収入は変わらない中、消費税増税による生活費の圧迫や、年金収入しかないにも関わらず、ボーナス払いがあるなど、バブル時の住宅ローン契約条件が大きく負担になっているケースが多く見受けられます。中には破たんするしか選択肢がない方なども少なくなく、高齢者の住宅ローン問題が深刻化しています。


【金融モラトリアム法終了の影響から相談依頼が急増】
 金融モラトリアム法とは、「中小企業金融円滑化法」のことをいい、中小企業や個人が抱える金融機関からの借入金の返済を猶予しやすくすることが目的の法案です。
 金融モラトリアム法が2013年3月に終了した影響から、「住宅ローンの返済スケジュールを延長できず困っている」という高齢者からの相談が増えてきています。
 その他にご相談依頼が急増している原因としては、2014年4月に行われた消費税増税、離婚や病気・身内の病死、リストラや収入減があげられます。結果として住宅ローンが払えず自宅を競売に掛けなければならない状況に陥っている人が多くなってしまっています。


【高齢者の方の相談が多い理由】
 住宅ローン問題支援ネットに寄せられる、高齢者の方からの相談件数は昨年度比130%以上と、特に最近急増してきています。
 1989年辺りより住宅ローンを組み始めた人が60才を越え始め、雇用形態が嘱託となったり、年金収入のみとなって収入が半減しているのに「まだローンが2~3,000万円残っていて、返済期間が10年以上、毎月の支払いが10数万円ある」という方や、「79歳完済、返済猶予を行って83歳完済」というバブル時の非現実的な返済契約になっている方も多く、事態は深刻化しています。

 高齢者の中には、「借りたお金は返さないと」という責任感の強い方が多く、自宅がなくなることを恐れて、自転車操業のように金融業などから資金を借りて住宅ローンの返済に充てているなど、無理をしている方も少なくありません。


【「家を所有すること」に必要以上に固執をしないこと】
 住宅ローン問題支援ネットでは、こういった悩みを抱える相談者の方に、「家を所有すること」に必要以上に固執して、捕らわれることのないようにアドバイスをしています。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
@Press

トピックスRSS

ランキング