1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

身体障害者の雇用促進プログラムへの取り組みを支援

@Press / 2014年9月19日 14時0分

特定非営利活動法人REACH(所在地:茨城県つくば市、理事長:竹内 圭)は、CompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州、日本支局長:Dennis Kwok)、シスコシステムズ合同会社(所在地:東京都港区、代表執行役員社長:平井 康文)と協業し、身体障害者のITに関する職業能力の向上、またこれに伴う雇用機会の拡充への取り組みを始めました。現在この取り組みに対し、企業等から協力・賛同を広く募集しています。


■十分とは言えない障害者雇用・支援の現状
障害者の雇用については、「障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)」(※1)により官公庁や民間企業は一定割合の障害者の雇用が義務付けられています。そういった社会背景により障害者雇用に取り組む企業は年々増加傾向にあるものの、法定雇用率を達成した企業は42.7%に留まっています。
また、障害者の支援については、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」により、障害福祉サービスの充実等、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための各種施策が実施されていますが、障害に対する社会的な誤解や偏見は、依然として残っています。


■ITに関する職業能力を高め、身体障害者の雇用創出
障害者雇用・支援問題への解決策として、REACHでは、まず身体障害者が地域において自立した生活が送れるよう、様々な就業機会を創出し、障害者の社会参加推進に寄与していく新しい取り組みを検討していました。この検討の中で、身体障害者のITに関する職業能力を高めるため、REACHはシスコシステムズ合同会社、CompTIA日本支局と協業し、雇用促進プログラムに取り組みます。

具体的には、シスコシステムズ合同会社が提供するシスコネットワーキングアカデミーの支援により、CompTIAが提供する認定資格「CompTIA A+」(※2)に準拠するコンテンツ「IT Essentials」を利用したトレーニングを身体障害者向けに実施します。受講者は最終的に「CompTIA A+」を取得できるプログラムです。これにより、企業の求めるITスキルに則した人材として紹介する機会を増やし、雇用創出につなげます。

この取り組みにはすでに、CompTIA認定資格を人材育成に活用する企業等から協力・賛同を得ております。また、シスコシステムズ合同会社では、このプログラムを通じて「IT Essentials」のコースを修了した人材には、希望に応じてインターンシッププログラムも提供する予定です。

REACH、CompTIA日本支局、シスコシステムズ合同会社では、これらの活動を推進することで、様々な障害に対する理解を促進し、障害の有無にかかわらず互いに人格を尊重しあう共生社会を築いていく礎になることができればと考えています。

<第1回 トレーニング詳細>
日時:2014年9月29日(月)~10月3日(金)
会場:シスコシステムズ合同会社(東京都港区)
内容:シスコシステムズ合同会社提供の「IT Essentials」でトレーニングの後、
   「CompTIA A+」を受験
申込方法: info@tsunahiro.com まで以下の要項を記載し、ご連絡下さいませ。
     ・お名前
     ・ご連絡先(E-mail・携帯電話番号)
     応募締切は2014年9月25日17時です。


※1 「障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)」では、
  法定雇用率(従業員50人以上の企業は2%以上)が定められています。
※2 CompTIAが提供するワールドワイドの認定資格。
  主にPC、モバイル、タブレット等のIT環境のハードウェア、
  ソフトウェアの両面から必要とされるスキルを評価する。
  100万人以上に取得されている。


【特定非営利活動法人REACHについて】
身体障害者の職業能力の開発を支援する事業、障害者スポーツの振興に関する事業を通じて、障害のある人々の可能性を追求することで、身体障害者の雇用機会の拡充、障害者スポーツの振興、さらには、全ての人が希望の持てる明るい社会づくりに寄与することを目的とし、2014年7月に設立されています。

【CompTIAについて( http://www.comptia.jp )】
1980年初頭、EDI(※3)が様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEE(※4)に対し標準化を提言するため、各社が集まる場として1982年にシカゴで設立。その後、欧米を中心とし10拠点を持つ非営利グローバルIT業界組織として、技術標準化の提言や各業務の実務能力基準の認定活動等を行っています。尚、日本では、支局が2001年4月に設立されています。

※3 電子データ交換
※4 電気・電子分野における世界最大の学会


【CompTIA認定資格について( http://www.comptia.jp/cont_certif.html )】
1993年より提供開始されている「CompTIA A+」をはじめとするCompTIA認定資格は、業界エキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価する認定資格として、法人を中心にワールドワイドで180万人以上に取得されています(2014年6月現在)。「CompTIA A+」「Network+」「Security+」「Advanced Security Practitioner」「Storage+ powered by SNIA」等の認定資格は、ISO 17011/17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。2014年6月現在「Network+」等、17分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しており、法人を中心に広く活用されています。

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください