シチズンがスイスの首都ベルンで開催される日本・スイス国交樹立150周年記念 光イベント「TRANJS」に協賛
@Press / 2014年9月11日 18時0分
シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、代表取締役社長:戸倉 敏夫)は、日本・スイス国交樹立150周年を記念して、スイスの首都ベルンで開催される光のイベント「TRANJS」に協賛し、日本のテクノロジーを紹介するクールジャパン展示の一角において、「光」と「時」をテーマにエコ・ドライブ※1搭載の最新モデルの展示を行います。
シチズンは1930年の創業以来、より多くのお客様により良い時計を身につけていただくため、常に時計の新しい分野への開拓に挑み、時計を作り続けてきました。そして1976年、「光」を電気エネルギーに変えて「時」を刻むエコ・ドライブという独自の技術を開発。地球上どこでも光さえあれば動き続けるこのシステムは、言い換えれば「世界中の市民が平等に使える時計」であり、シチズンの企業精神の本質であるともいえます。「光」を「時」に変え、新しい「未来」を切り開く「TIME×LIGHT×FUTURE」をコンセプトに、エコ・ドライブは現在もなお進化を続けています。
今回シチズンが協賛する光をテーマにしたイベント「TRANJS」は、世界的に活躍される照明デザイナー石井 幹子氏と石井 リーサ 明理氏のプロデュースによるもので、2014年、日本とスイスが国交を樹立してから150周年という記念の年に、日本の素晴らしさをスイスに広く伝える目的でスイスの首都ベルンの街を舞台に、一般の方を対象に行われる唯一の屋外無料イベントとして注目されています。
ベルン市国会議事堂前のベルン最大の公共広場で行われるこのイベントでクローズアップされるのは、日本の誇る「technology」と、それを裏付ける心地よさや「cool」を探求する「philosophy」。スイスと日本が共に歩んできた150年という「時」をテーマに、150年前の日本の文化を紹介する新作ビデオアートを、大型野外映像による世界初のインタラクティブ映像と光のパフォーマンスとして紹介します。また、広場に設置される8つのテントにおいて「時空を超える」という意味の接頭語である「trans」をキーワードに、日本が世界に誇るテクノロジーを紹介するための展示が行われます。
※1 エコ・ドライブ:エコ・ドライブは定期的な電池交換不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランドです。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されました。
★エコ・ドライブはシチズンホールディングス株式会社の登録商標または商標です。
■日本・スイス国交樹立150周年記念 光イベント「TRANJS」
<イベント概要>
日時 :2014年9月28日(日)15:00~22:00
9月29日(月)15:00~22:00
(映像作品上映は19:40~22:00)
場所 :スイス首都ベルン市 国会議事堂(連邦院)前広場
主催 :日本・スイス国交樹立150 周年記念光イベント
実行委員会
後援 :在スイス日本国大使館
特別協力 :文化庁
助成 国際交流基金
協賛 :東海旅客鉄道株式会社、パナソニック株式会社、
シチズン時計株式会社
協力 :東京国立博物館、光文化フォーラム
企画・プロデュース:石井 幹子 & 石井 リーサ 明理
実施デザイン :石井 幹子 & 石井 幹子デザイン事務所
石井 リーサ 明理 & I.C.O.N., Paris
入場料 :無料
この光イベントのタイトル《TRANJS》は、「時空を超える」という意味の接頭語である“trans”をキーワードに、最後のS をスイスと見立て、その前に日本-Japan を意味する“J”を挿入した造語で、イベント全体のテーマを包括し、事前に観客の好奇心を喚起しようというものです。
<コンテンツ>
1. 世界初のインタラクティブ映像パフォーマンス(19:40~22:00)
直径15mの巨大な円型映像を、広場の床面に映写。世界初の大型野外映像インタラクティブ技術を駆使した、観客参加型の光パフォーマンス。その様子は同時に上空から撮影され、広場に立てられた2本のタワー壁面に映し出され、参加者は自分のパフォーマンスをライブで目にすることができます。
映し出されるのは、スイスと日本が共に歩んできた150年という「時」をテーマに、国宝級の浮世絵や工芸品(東京国立博物館所蔵)などをモチーフに150年前の日本の文化を紹介する、20分のオリジナルビデオアート。作品は20分構成になっており、19:40~22:00の間に7回リピート上映されます。
2. クールジャパン展示(15:00~22:00)
日本が世界に誇るテクノロジーをわかりやすく紹介する展示が、広場に併設される8つのテント内で繰り広げられます。「時空を超える」という意味の接頭語である“trans”をキーワードに、イベント全体のサブテーマ「transcend, transform, transport」に沿った内容になっています。
<transcend>
世界に先駆ける「光」と「時」の技術を駆使した時計
(シチズン時計:この秋発表される最新コレクションをいち早く公開)
<transform>
インテリジェントエコを取り入れたスマートライフスタイル
(パナソニック:Fujisawa サスティナブル・スマートタウンの模型とバーチャル・リアリティー映像、インテリ小型家電等)
<transport>
東海道新幹線と超電導リニア
(JR 東海:海外初上映「新幹線の24時間」、リニアモーターカー・シミュレーション映像等)
幅広い方々に親しんでもらうため、8つの内の1つのテントを「キッズ・テント」と名付け、プラレールやコロリアージュ(ぬり絵)で遊びながら、日本のテクノロジーに親しんでいただきます。半透明素材のテントの内外にも、特殊照明機材を配置し、ライト・パフォーマンスの一部として楽しくダイナミックな光演出が展開される予定です。
《参考資料》
石井 幹子氏と石井 リーサ 明理氏によるこれまでの、代表的なコラボレーション
・「日仏交流150周年記念プロジェクト ラ・セーヌ-日本の光のメッセージ」パリ
・「日独交流150周年記念イベント 平和の光のメッセージ」ベルリン
■プロフィール
<石井 幹子(いしい もとこ)>
照明デザイナー
都市照明からライトオブジェや光のパフォーマンスまでと幅広い光の領域を開拓する照明デザイナー。日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、中近東、東南アジアの各地で活躍。近年はオペラや野外能の照明にも取り組む。
東京芸術大学美術学部卒業。フィンランド、ドイツの照明設計事務所勤務後、石井 幹子デザイン事務所設立。北米照明学会会員、国際照明デザイナー協会特別会員(Fellow)。
主な作品は、東京タワー、レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジ、明石海峡大橋、白川郷合掌集落、浅草寺、海外では、ジェッダ迎賓館、上海ワールドフィナンシャルセンター他。北米照明学会、国際照明デザイナー協会、東京都文化賞など国内外での受賞多数。
2000年紫綬褒章を受章。
http://www.motoko-ishii.co.jp/#pageacceuil.html
<石井 リーサ 明理(いしい りーさ あかり)>
照明デザイナー
東京生まれ。東京芸術大学美術学部、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。日米仏でアートとデザインを学び、照明デザイン勤務後、2004年にI.C.O.N.を設立。現在パリと東京を拠点に、世界各地で都市、建築、インテリア、イベント、展覧会、舞台照明のデザインに参加すると同時に、写真・絵画製作、映像・音楽プロデュース、講演、執筆活動も行う。
主な作品は、ポンピドー・センター・メッス、バルセロナ見本市会場、トゥール大聖堂付属修道院、パリ・イルミヌ・パリ、リヨン光の祭典、とらや京都等。フランス照明デザイナー協会正会員。ヨーロッパプロフェッショナル照明デザイナー協会会員。トロフィー・ルミヴィル、北米照明学会デザイン賞受賞など受賞。
http://www.icon-lighting.com/#acceuil.html
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プレスリリース提供元:@Press
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