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雹(ひょう)の被害にあった青森りんごの支援活動「雹kissりんご」プロジェクトを開始

@Press / 2014年11月19日 11時0分

「雹kissりんご」プロジェクトロゴ
特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN(代表理事:西田 誠治)は、雹害を受けた青森りんごを応援し、既存のネガティブなコミュニケーションを変え、前向きに市場に広く広めていくための「雹kissりんご」プロジェクトを開始いたしました。
「雹kissりんご」プロジェクトは、現在開催準備中の青森県PRイベント(Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN vol.15 青森県版、後援:青森県、弘前市、タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁)にまつわる現地取材の動きの中で、産地の生産者の方との出会いの中で生まれたプロジェクトです。

地域の抱える問題の解決のために、ご協力いただける飲食関連事業者様、応援者の皆様を広く募集しております。


■雹害りんごについて
日本のりんごの最大生産地の青森県、その中心の弘前市。
2014年9月12日に弘前市、平川市、大鰐町で雹(ひょう)が降りました。
http://www.aomori-ringo.or.jp/news/2014/09/001075.php

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_2.jpg

*一般社団法人 青森県りんご対策協議会ホームページより抜粋


■プロジェクト開始の背景 ~青森・弘前の若手りんご農家との出会い~
当会は、当会主催の「食の地域活性化×国際文化交流活動」のための食のイベント展開、Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN vol.15 青森県版(11月29日、WACCA IKEBUKUROにて開催予定 http://yumyam-aomori.peatix.com )の現地取材で、10月初旬に弘前を訪問しました。

そこで出会ったのが若手りんご農家の成田 晃(あきら)さん、成田 英謙(ひであき)さんのお二人。産地の未来を担う、意欲の高い若手りんご農家です。りんごへの誇り、世界やその先をしっかり見据えた熱い話にワクワクしました。

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_3.jpg

そして、成田 英謙さんのりんご畑で見せられたのが、今回の雹害に見舞われた大量の雹害りんご。小さな無数のキズが果皮にアザのように残り、葉も雹の衝撃で無残にも裂けてしまっています。葉が守ってくれた部分もあるといえ、ざっと見渡しても全体の7~8割は何らかの被害を受けているようでした。痛々しいです。

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_4.jpg

品種はすべて「王林」と「ふじ」ですが、なんと、その数は10kgの木箱で1,000箱分!総量で14~15トンあるそうです。
(実際の量は20kgで1,000箱ほどなので、今回我々で販促支援を行いたい分量は、全体の半分ほどになります。)
たった一軒の農家でこんな事態が起こるとは、一瞬言葉をなくしてしまいました。地域全体を考えると、この10倍ほどはあるでしょう、とのこと。

また、県内全体の総出荷量に対してはわずかな量にしかあたらず、個人の農家で対応策を打ち、農繁期の中で収穫作業とは別に販路獲得活動をするのは、時間との勝負もありなかなか厳しいものがあります。

地元のマーケットや、既存の取引先に掛け合いながら、少しずつ販売先を探していますが、豊作の状況の中、雹害に見まわれてわざわざキズを負ったりんごを選んで買ってくれる方も少なく、八方塞がりの状況になっています。

そして、雹害りんごは通常ならばジュース加工などに回っていきますが、豊作でりんごの数そのものが多く市場に出回っている状況では、これ以上受け付けられないという状況です。


■「雹kissりんご」プロジェクトについて
天から雹害ワケありという既存の表現こそ、市場規格をベースとしたもの。
このような自然現象から生まれる希少な美味に価値を感じ、感謝する姿勢が意識の高い本質重視の市場を拓いてゆく。

今がそういう状況なら、逆手にとって来年のための種まきにして行こう!
そして、今後も続いていく産地の未来を一緒に応援してもらえるような企画をやってみよう!ということで、急遽、「雹kissりんご」プロジェクトが立ち上がりました。

自らが傷を治そうとした結果、糖度が上がりさらに美味しくなる!
現代の本質を求める人たちにピッタリのりんごです。

この「雹kissりんご」を活用した、都内人気店複数店舗とコラボレーションした特製スイーツやパンの開発のプロジェクトを行います。また、ヤムヤム青森の前後日に各種イベントを連続開催し、様々な形で産地を知っていただく活動を展開します。

雹害りんごをきっかけにして前向きのパワーに変え、産地のこと、若手りんご農家がこれから形にして行きたい産地の姿など、未来を明るく語る場をつくり、青森りんごを応援していきます。


■「雹Kissりんご」のストーリー
「天空からハートを射抜かれました!」
ある日、氷の粒が降って来て
勢いよくキスしました。
それは天空から送られた、激励のメッセージ。
驚いて、照れて、磨かれた美味しさに
きっとあなたも、キスすることでしょう。

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_5.jpg


*りんご王国(弘前市)のメインビジュアルを手がける弘前市出身イラストレーター・山内マスミ((c)masumi yamauchi)描き下ろし「雹kissりんご」イメージイラスト
*ツタエカタオフィス・河野 観一郎(コピー)、SOUL SOUP communication+design西田 誠治(デザイン)


■雹害りんごの状態と価格について
王林は2014年10月28日までに、ふじは11月13日に収穫が終わり、今は保冷倉庫に入っています。小売価格は10キロ3,300円、3キロ1,700円(送料全国一律800円、沖縄離島は別途) *消費税別
ふじなら32~36個、王林なら36~40個が目安になります。半々の混載セットもございます。

*強風により樹上でキズついた商品(サンフジ)もございます。別途ご相談くださいませ。

<大口取引について>
食材原料としての取引は別途ご相談ください。業務用卸価格を別途提示させていただきます。


■「雹kissりんご」を使った3つの支援企画について
今回、「雹kissりんご」の展開を多くの方々に知っていただき、「雹kissりんご」そのものの販売をしていく場づくりとして、下記3つのプロジェクトを同時進行でスタートいたします。

○第一弾・雹害りんごを救う『雹kissりんご』プロジェクト
~雹害りんごのイメージ向上のためのチャリティーサイト~

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_1.jpg

弘前市で知りあった若手りんご農家の支援のためのプロジェクト。
「雹kissりんご」流通のための新たなコミュニケーションを産み出すことに取り組んでいます。

被害を受けて市場価値を失ってしまい、このままでは廃棄処分となってしまう、
10kg箱でおよそ1,000箱分!もの大量のりんご、ふじ、王林の2つの品種を全国にチャリティー販売をしています。クリスマス(12月25日受付分)までの限定販売です。

◆参加するには:下記サイトからご購入ください。
(チャリティーサイトはこちらから) → http://hyokissringoo.peatix.com


○第二弾・りんごカフェ in IKEBUKURO
~青森のりんごをおいしく知るためのカフェイベント~

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_6.jpg

青森県の基幹産業でもあるりんご生産。様々な品種のこと、味わいや食感の違い、「雹kissりんご」についてなど。
弘前市から若手りんご農家グループが参加しますので、生産者と直接交流をしながら、おいしく学ぶためのカフェイベントを行います。限定スイーツも登場します。

会場:WACCA IKEBUKURO 内 キッチンスタジオLupe
日時:2014年11月28日(金)19:00~21:00

◆参加するには:こちらから事前にチケット購入ください。
(募集サイトはこちらから) → http://ringoocafe.peatix.com


○第三弾・Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN vol.15 青森県版
~青森県の旬の食材を使ったタイ料理イベント~
(後援:青森県、弘前市、タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁)

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_7.jpg

10月に県内各地を巡ってきました。そこで出会い、食べ、感じてきた、青森の旬の食材をふんだんに使い、青森の旬の食材を使ったオリジナルタイ料理として味わっていただくことで、産地を知るきっかけを提供する「食の地方活性化×国際文化交流」の日本初の47都道府県すべてを連続紹介するフードイベントです。

ここでも「雹kissりんご」も含め、旬の食材として「りんご」をテーマに扱います。

会場 :WACCA IKEBUKURO 内 キッチンスタジオLupe
日時 :2014年11月29日(土)17:00~20:00
シェフ:タイ料理研究家&フードコーディネーター 鈴木 佳代子、
    SIRI Kitchen Thai Cooking & Carving School ピタウェイ・シリワン

◆参加するには:こちらから事前にチケット購入ください。
(募集サイトはこちらから) → http://yumyam-aomori.peatix.com


■雹害りんごコラボ商品企画について
「雹kissりんご」を活用した、都内人気スイーツ店とコラボレーションした特製スイーツやパンの開発プロジェクトを行っています。

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_8.jpg

コラボ店舗:GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE
      http://www.grannysmith-pie.com/
      パンとエスプレッソと。
      http://bread-espresso.jp/
      オンカ
      http://onka.jp/ *パンとエスプレッソと。姉妹店
      ナタ・デ・クリスチアノ
      http://www.cristianos.jp/nata/

*コラボ店舗は今後も追加予定。
*活動にご賛同の参加希望店を全国で募集しています。


■特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHENについて
日タイを食でつなぐ日本初の地方活性化~食の交流プロジェクトとして、日タイを繋ぐ新たな架け橋としての場作りを、日タイ両国を舞台に行っています。インバウンド、アウトバウンドの活性化支援、日本食材の海外流通支援など、自治体・生産者向けに幅広くサービス提供しています。

http://www.atpress.ne.jp/releases/53799/img_53799_9.jpg

http://yumyam47.com
http://www.facebook.com/yumyam47

*タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁 後援事業
*内閣府地域社会雇用創造事業 平成23年度認定事業
*READYFOR? クラウドファンディング マッチング・ギフト大賞受賞

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

実際に降り注いだ雹りんご農家・成田 英謙さん雹害りんごの被害の様子

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