MIPS M5150コア上で動作する「ハイパーバイザーFEXEROX」開発 高レベルセキュリティや信頼性組込みシステムアプリケーション等に最適 12月1日からリリース

@Press / 2014年11月18日 12時30分

株式会社SELTECH(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:江川 将偉)は、このたび、イマジネーションテクノロジーズ社からの積極的かつ広範囲の技術支援のもとMIPS M5150コア上で動作する完全仮想化ソリューション「ハイパーバイザーFEXEROX」を開発しました。

ハードウェア仮想化をサポートするMIPS M5150と同一CPU上でRTOSやLinux等、複数OSを独立・同時かつ安全に稼働させるFEXEROXハイパーバイザーを組み合わせて使用することで、ハードウェア仮想化による複数のセキュアなアプリケーション・ドメインの実現が可能です。セキュアOS間通信の利用でコラボレーションも当然可能です。これにより、SELTECHとイマジネーションテクノロジーズ両社は、それまで待ち望まれていた様々な組込みアプリケーション向け開発者環境と、ユーザー環境の両方を実現しました。


■開発背景
近年、エントリーレベルのスマート組込みシステム、特に常時接続のコネクテッド・システムでは、信頼性とセキュリティの確保が益々重要な要件となっています。高性能、低消費電力のMIPS M5150 CPUとFEXEROXセキュア・マネジメントを組み合わせて使用することで、携帯電話、車載機器、IoT(Internet of Things)、M2M、クラウドコンピューティング、ホームオートメーション等、新たな市場創出の為の最終製品に採用頂きたく開発いたしました。


■FEXEROXハイパーバイザー・ソフトウェアについて
プロセッサ、メモリ並びにシステム・リソースを管理し1つのCPUプラットフォーム上に独立した仮想マシンをセットアップすることで、セキュアな環境で複数のOS(オペレーティング・システム)とアプリケーションの稼働をサポートすることでタスク分離、IPプロテクション及び信頼性を提供します。
今日までセキュアな仮想マシンはハイエンド・プロセッサに使用されてきましたが、MIPS MクラスCPU IPコアがハードウェア仮想化をサポートする世界初のエントリーレベルMCUクラス・プロセッサとして、2014年2月にイマジネーションテクノロジーズから発表されました。


■FEXEROXとは
タイプI(いわゆるベアメタル)型ハイパーバイザーで、プロセッサ・コア上で直接稼働させます。コードサイズは僅か32Kバイトで、完全ハードウェア仮想化を実現するハイパーバイザーとしては極めてコンパクトなサイズです。更に、ハイパーバイザーの稼働に必要なオーバーヘッドは、そのNative OSサイクルの1%程度ですので、プロセッサの十分な処理能力をアプリケーションに利用可能です。

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