GfK Japan調べ:2014年の電動アシスト自転車販売動向 金額ベースで9%の成長

@Press / 2015年1月7日 13時30分

図1.電動アシスト自転車 2014年月別販売推移
 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、全国のGMS、ホームセンターおよび家電量販店における電動アシスト自転車の販売動向を発表した。


【概要】
・2014年の電動アシスト自転車販売は、数量ベースでは前年比1%減となるも、金額ベースでは同9%増。
・高付加価値・高単価なチャイルドシート設定車は2割超へ。


【2014年の電動アシスト自転車販売動向】
 2014年の電動アシスト自転車販売は、台数ベースでは前年比1%減となった(図1)。消費増税前の駆け込み需要により3月には同65%増を記録したものの、その後10月までは増税後の反動減に加え、前年実績が極めて高いレベルであったことも影響しマイナス成長から脱することができなかった。この結果、通年ではわずかに前年を下回った。台数がマイナス成長に至った反面、チャイルドシート設定車など高額商品の販売が好調であったことから、金額ベースでは同9%増で一年を終えた。台数ベースにおける成長鈍化の要因としては、増税の影響の他に、新規需要が従来のペースで増え続けていないことも考えられる。

(図1) 電動アシスト自転車 2014年月別販売推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/55731/img_55731_1.png


【チャイルドシート設定車による需要を喚起】
 子供を同乗させるために使用するチャイルドシートを設定したモデルは年々増加しており、2014年では数量構成比で22%に達した(図2)。子供や重い荷物を乗せた際にも僅かな力で走行可能なチャイルドシート設定車の伸びしろは大きいと見られる。「郊外は車社会であるため、子供乗せ需要は都心部に限定される」という見方もあるが、その都心部においても、子供乗せ需要をさらに喚起することで、電動アシスト自転車の新規ユーザーを獲得する余地はあると考えられる。
 チャイルドシート設定車と、そうでない車種とでは、売価に1.5倍以上の開きがある(図3)。このことは、電動アシスト自転車市場において金額ベースでの成長が台数ベースのそれを上回る一因ともなっている。またチャイルドシート設定車の税抜き平均価格自体も2014年については前年から僅かに上昇した。同車種はターゲットが限定されるがゆえ、子供を乗せる母親目線での安全性や乗りやすさの機能訴求や、商品コンセプトないしデザインの提案を施し易く、その付加価値を価格に転換できていることが、単価アップの要因になっていると言える。

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