滋賀県の魅力を新たな視点から発信「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」プロジェクト、リサーチ模様を公開
@Press / 2015年3月27日 10時30分
滋賀県の魅力を新たな視点から発信する「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」プロジェクトは、2014年秋から実施しているリサーチの進捗を映像・写真・レポートで随時公開してきました。そして2015年3月26日、PROJECT01 「沖島 ~ introduction ~」服部滋樹、PROJECT02 「湖国のものづくりを巡る旅」ナガオカケンメイ×服部滋樹につづき、PROJECT03 「フードディレクター 野村友里が、むすぶ滋賀の「食」」のリサーチの模様を、Webサイトにて公開いたしました。
Webサイト: http://musubu-shiga.jp
■「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」プロジェクトとは
日本のほぼ真ん中に位置する滋賀県。この地には、古くから交通の要として機能し、人々の交流により育まれた自然・歴史・文化的資源が豊富に存在しています。そんな滋賀県の魅力をより県外へ、世界へと発信しブランド力を高めていくために2014年からスタートしたのが、「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」プロジェクトです。
プロジェクトのブランディングディレクターには、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開するクリエイティブユニット“graf”代表の服部滋樹が就任。分野やフィールドを超えた国内外の新たな視点をもったデザイナーやアーティストとともに、暮らしている人々がこれまで培ってきた魅力を調査(リサーチ)・再発見し、出会ってきたモノをつなぎ合わせて実践しながら、新しい“滋賀県の価値”をデザインしていきます。
■これまでのリサーチの活動・今後の予定
<PROJECT01 「沖島 ~ introduction ~」 服部滋樹>
淡水に浮かぶ島として、日本で唯一 人が住む“沖島”に、ブランディングディレクターの服部滋樹が訪れた様子をイントロダクション的映像として公開。湖とともに行う漁、自らのための野菜畑、島というひとつの世界で生きる人々を紹介しています。
<PROJECT02 「湖国のものづくりを巡る旅」 ナガオカケンメイ×服部滋樹>
“ロングライフデザイン”(流行に左右されない、普遍的な価値を持つモノの価値を再認識する)という視点から、滋賀で受け継がれて来た産業、また新たに起こりつつある産業の現場をリサーチ。
近江真綿の工房「北川キルト縫工」(米原市)、日本を代表するアウトドア寝袋メーカー「NANGA(ナンガ)」(米原市)、伝統工芸品“浜独楽”をつくる「片山木工所」(長浜市)、琵琶湖産の淡水真珠「びわ湖真珠」を専門に扱う「神保真珠商店」(大津市)など、地域に根付いたものづくりの現場を訪れました。
<PROJECT03 「フードディレクター 野村友里が、むすぶ滋賀の「食」」>
日本各地の生産者とともに風土に根ざした“食”の探究と表現活動を続ける野村友里さんと、滋賀の象徴的食文化“発酵”をリサーチ。七本槍で名高い「富田酒造」(長浜市)、滋賀県唯一の酢の醸造場「淡海酢」(高島市)、天明四年創業の鮒寿しの老舗「魚治」を訪れました。また、「ひさご寿し」(近江八幡市)で行われた交流会では、生産者の方々が持ち寄った地元の素材や食材を拝見しながら、発酵食の新たな可能性についてディスカッションしました。
<今後のPROJECT>
雑誌「PAPERSKY」編集長のルーカスB.B.さんによる「ツーリズム」をテーマとしたリサーチが決定しています。
■ブランディングディレクター プロフィール
<服部滋樹>
1970年生まれ、大阪府出身。graf代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げる。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手掛け、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。
■リサーチャー プロフィール
<ナガオカケンメイ>
デザイン活動家・D&DEPARTMENTディレクター
1965年北海道生まれ。1990年、株式会社日本デザインセンター入社。原デザイン研究所設立に参加。2000年、東京世田谷に、ロングライフデザインをテーマとしたストア「D&DEPARTMENT」を開始。2002年より「60VISION」(ロクマルビジョン)を発案し、60年代の廃番商品をリ・ブランディングするプロジェクトを進行中。2003年度グッドデザイン賞川崎和男審査委員長特別賞を受賞。日本のデザインを正しく購入できるストアインフラをイメージした「NIPPON PROJECT」を47都道府県に展開中。2009年より旅行文化誌『d design travel』を刊行。日本初の47都道府県をテーマとしたデザインミュージアム「d47 museum」館長。2013年毎日デザイン賞受賞。武蔵野美術大学客員教授。京都造形芸術大学教授。 http://www.nagaokakenmei.com/
<野村友里>
フードディレクター/フードクリエイティブチーム「eatrip」主宰
長年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。母からゆずり受けた、日本の四季折々を表す料理やしつらえ、客人をもてなす心、をベースに食を通じて様々な角度から人や場所、ものを繋げ、広げている。
主な活動として、レセプションパーティなどのケータリングフードの演出や、雑誌の連載、ラジオ番組等。それらを通して食の可能性を多岐に渡って表現し、その愉しさを伝える。2011年には、「シェ・パニース」のシェフたちとともに、「生産者」「料理人」「消費者」をつなぐ参加型の食とアートのイベント“OPEN harvest”を開催。その経験を経て日本のシェフたちとともに、その土地土地の風土や文化を、食を通じて身体に取り込んでいくことをコンセプトに“nomadic kitchen”プロジェクトを始めた。2012年東京原宿にて、豊かな緑と光と風に恵まれた「restaurant eatrip」をオープン。生産者、野生、旬を尊重し、料理を通じて今後も食のもつ力、豊かさ、美味しさを伝えられたら、と活動を続ける。初の監督作品となる食のドキュメンタリー映画『eatrip』は2009年公開、現在はDVD化され販売中。著書に『eatlip gift』(マガジンハウス)がある。 http://www.babajiji.com/
<ルーカスB.B.>
クリエイティブディレクター/編集人
アメリカ生まれ。カリフォルニア大学卒業後、来日。有限会社ニーハイメディア・ジャパン代表取締役として、トラベル誌『PAPERSKY』やファミリー誌『mammoth』を発行しながら、ウェブサイトやイベントプロデュースなどもおこなっている。これまでに手がけた雑誌に『TOKION』『Metro min.』『PLANTS』などがある。2014年にはNTTドコモのアプリメディア『japan jikkan』を創刊。また、ファミリー向け野外フェスティバル「mammoth pow-wow」や日本再発見の旅プロジェクト「PAPERSKY tour de Nippon」のイベントプロデュース等、幅広く活動している。 http://www.khmj.com/
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プレスリリース提供元:@Press
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