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復興の記録や東京・佃の昔と今を伝える「3展同時写真展」4月24日から開催 ~当時の生き続けるメッセ―ジを写真で残す~

@Press / 2015年4月3日 11時0分

ファイトみやぎ
写真家の小島 健司は、2015年4月24日(金)~4月30日(木)に『1983年~2014年の東京・佃』、『2009年~2014年の小江戸「佐原」』、『3.11記録写真 Vol.1 ボランティア』をテーマにした3展同時写真展を東京・銀座で開催いたします。

詳細: http://www2u.biglobe.ne.jp/~kenji3/


【「3展同時写真展」開催背景】
3.11の震災で自分が支援できることは、長いスパンで表現者としてテーマに沿った作品を発表し続けることのため、復興の様子が見えてきた2015年の春から「3.11写真記録」シリーズの発表を開始することになりました。
また、その原動力は、30年にわたり続けてきた「東京・佃」と被災地で2009年~2014年まで撮影している「小江戸・佐原」のため、その3つをテーマにした写真展を同時に開催することにいたしました。復興に向けて多くの課題がありますが、景観や時代が変わっても変わらぬ風情や人間の生きる姿を表現し続けていきます。


【ギャラリー構成と出品作品】
<ギャラリー(1)東京・佃(1983~2014年)>
「佃」の歴史は徳川家康が江戸幕府を開いた直後から始まり、東京では最古を誇っています。この町は「佃島(つくだじま)」と呼ばれ、明治時代東京湾の埋め立てが始まる前までは、河口の小さな島でした。関東大震災・第二次世界大戦を免れた「佃」は、東京の中で取り残された漁師町風情が残っており、舟溜まりの風景、昔のままの家並、人々の温もり、垣根のない近所付き合いがありました。
1980年代、東京都臨海開発で景観が変貌し、1990年代には景気が後退。2011年には東日本大震災が発生し、福島原子力第一原子力発電所事故がおきました。今回は未発表の作品の中から30年間の「佃」の記録を写真に残しています。時代とともに「変貌するもの」=(景観)と、「変わらないもの」=「風情や人間の生きる姿」を見ることができます。

<ギャラリー(2)小江戸「佐原」(2009~2014)>
江戸・明治・昭和時代の名残を留める町並み「佐原」を、2009年の10月から、撮影し続けており、3.11の東日本大震災で屋根瓦が落下するなど町並み全体が被害を受けましたが、町の人達は、復興に希望をもって生きていることを写真で表しています。

<ミニギャラリー 3.11写真記録 VoL.1 写真ボランティア>
東日本大震災直後から自分ができること(好きな写真)でボランティアをしたいという強い想いがあったため、“東北1,000万人が一丸となって一歩踏み出そう!”ということで、現地の方のメッセージ写真を撮影し、「繋がり」や「輪」を作っていく「10 million Steps!」という企画に参加。
震災の年の4~5月にかけて撮影しにいきましたが、写真に残すことによって、いつまでもこのメッセ―ジは生き続けます。撮影させて頂いた宮城・福島の方々、写真展使用を許可して頂いた「ラジオもりおか」の方々に感謝します。


【開催概要】
タイトル:小島 健司 3展同時写真展
会期  :2015年4月24日(金)~4月30(木)※会期中無休
時間  :10:00(オープン初日は12:00~)~19:00(最終日は17:00閉館)
会場  :フレームマン.ギンザ.サロン
     東京都中央区銀座5-1 銀座ファイブ2F フォトサロン
     http://www.frameman.co.jp/ginza_salon.html
入場料 :無料

<小島 健司(こじま けんじ)略歴>
1960年 東京生まれ
1983年 神奈川工科大学(機械工学科)卒
1986年 日本写真学園専攻科修了
1987年 同年より大野信吾氏に師事 写真集団「ぶらん」に入会
1990年 個展「佃島」
1993年 個展「佃」
1997年 個展「東京・佃」(1987~1997)

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

会津からガンバロー「佃」1985年4月5日撮影「佃」1986年6月27日撮影

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