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エルナー、SMDタイプ導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ 125℃保証『HVKシリーズ』に80V品をラインアップ

@Press / 2015年4月20日 11時0分

『HVKシリーズ』80V品
エルナー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:吉田 秀俊、以下 当社)は、今後、更に市場の拡大が期待できる環境・エネルギー市場、車載市場に重点を置いて拡販及び新製品開発を進めています。

この方針の基、アルミ電解コンデンサと導電性高分子コンデンサの長所を合わせ持つ導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、既存125℃保証 25V~63V品に対し、更に高電圧となる80V品を開発しました。

この導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサは、当社の以前から培った固有技術である電解質技術により電解液(液体)と導電性高分子(固体)を融合したハイブリッド電解質を採用したコンデンサです。


■特長
1.低ESR、高リプル電流
電解質に電解液と導電性高分子を融合したハイブリッド電解質を採用した事により、導電性高分子コンデンサ同等の低ESR、高リプル電流を実現しました。

2.低漏れ電流
電解質に電解液と導電性高分子を融合したハイブリッド電解質を採用した事により、アルミ電解コンデンサ同等の低漏れ電流を実現しました。

3.高温度・長寿命
ハイブリッド電解質の電解液の低蒸散化技術、および導電性高分子の熱劣化低減技術により125℃4,000時間を実現しました。


上記1・3の特長により、自動車電装のエンジンECU(電子制御ユニット)電源や各種モーター制御ECU電源等の車載機器、高耐電圧で高信頼性が求められるセットのDC-DCコンバータやスイッチング電源の小形化・軽量化、員数削減及び、セットの長寿命・高信頼性化やメンテナンスフリー化にも貢献できます。
上記2の特長により、自動車電装電源においてはコンデンサ漏れ電流がエンジン停止中の暗電流の増加に繋がる回路もあり、コンデンサ漏れ電流の低減により消費電力の低減や各種機器の動作安定化にも貢献できます。

今回開発した表面実装タイプ(SMD)導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ 80V品は、2015年5月よりサンプル配布を開始、2015年12月より量産を開始します。


■基本仕様
サイズ(直径×高さ):8.0mm×10.0mm , 10.0mm×10.0mm
耐久性      :125℃4,000時間
カテゴリ温度範囲 :-55~125℃
定格電圧範囲   :80V
静電容量範囲   :22 , 33μF
ESR        :45 , 35mΩ(100kHz/20℃)
定格リプル    :1100 , 1200mA(100kHz/125℃)
漏れ電流     :0.01CV又は3μA以下(定格電圧印加2分値)


■会社概要
(1) 商号   : エルナー株式会社( http://www.elna.co.jp/index.html )
(2) 代表者  : 代表取締役 吉田 秀俊
(3) 本社所在地: 横浜市港北区新横浜3-8-11
(4) 設立   : 1937年5月25日
(5) 事業内容 : 電子部品の製造・販売(コンデンサ・プリント回路)
(6) 株式   : 東京証券取引所市場第二部上場(コード番号:6972)

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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