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キャンピングカー購入が旅先の消費行動を促進 高い経済波及効果が判明

@Press / 2015年6月8日 10時0分

画像1(RVパーク 道の駅たかはた)
 一般社団法人日本RV協会(所在地:東京都町田市、会長:増田 浩一)では、2015年4月18日から5月17日にかけて、約230名のユーザーを対象に、キャンピングカーを購入したことで旅行時の経済活動に変化が生じたかどうか、また、購入以前の旅行と比べて、旅行形態がどのように変わったかということを調査しました。


■キャンピングカーによって「心理的な余裕が生まれたので購入は正解」と答えた人が約5割
 まず、キャンピングカーを購入する前の電車や乗用車の旅行と比べ、キャンピングカー旅行では出費が増えたように感じたか、それとも減ったように感じたかということを尋ねたところ、全体の半数に近い49.4%のユーザーが、「キャンピングカー旅行で出費がかさんでも、ホテルや旅館の予約などに拘束されず、好きな時に好きな場所に出かけられるという心理的な余裕が生まれたため、出費は気にならない」と考えていることが判明しました。

 もちろん、「宿泊代は軽減できても、キャンピングカーの購入費を考えると、まだまだトータルとしては出費の方が多い」という回答も21.7%の率を占めましたが、「初期投資にお金がかかったが、宿泊代が軽減できるようになった」(5.1%)という回答も寄せられ、おおむね、キャンピングカーの購入によって経済的負担が軽減されるか、負担が生じてもメリットの方を強く感じていることが分かりました。
(図表1) https://www.atpress.ne.jp/releases/62821/img_62821_2.jpg

 次に、実際に「キャンピングカーを購入して、以前よりも経済的な旅行ができると感じたのはどんなところか」と尋ねたところ、72.3%のユーザーが、「道の駅や高速道路のSA・PAで仮眠・休憩を取りながら移動するので、宿泊代がかからない」という点を挙げました。
(図表2) https://www.atpress.ne.jp/releases/62821/img_62821_3.jpg

 また、「キャンピングカー旅行を始めるようになってから、お土産などを買う頻度が増えたかどうか」を尋ねる設問に関しては、「お土産品などを買う頻度は、キャンピングカー旅行であってもなくても変わらない」(34.8%)という回答がトップに立ちましたが、「車内の冷蔵庫などを使えば、生ものなどの持ち帰りが可能になったので、鮮度を気にするような食品のお土産が増えた」(24.2%)、「道の駅などの地場産野菜など、新鮮な産地直送品のお土産を購入する機会が増えた」(19.8%)、「キャンピングカー旅行では“穴場的”観光スポットを探せるので、人の知らない地元の名産品を見つけて買うことが多くなった」(11.6%)など、キャンピングカーの機能的特徴を有効に活用して地元の土産物などを購入する機会が増えていることが分かりました。
(図表3) https://www.atpress.ne.jp/releases/62821/img_62821_4.jpg


■キャンピングカーライフを充実させるためのグッズ類の購入も盛んに
 キャンピングカーでは車内にキッチンがあったり、食事スペースが設けられているものが多いので、そのことによって旅行先でのユーザーの食事形態が変わったかどうかも調査しました。
 それによると、「今まではホテル・旅館のなかで食事を摂っていたが、ファミレスや道の駅や高速道路のSA・PAのレストランを利用する頻度が高くなった」、「宿泊代が浮くので、その分多少高価でもその地方のおいしい料理を探し出して食べる機会が増えた」という回答が26.5%の同率で上位にあがりました。
 さらに「旅行先で、珍しい地酒やその土地だけのツマミを仕入れる機会が増えたため、車中泊してお酒を飲む率が高くなった」(20.5%)、「キャンピングカーの車内にキッチン機能があるため、地元の安くておいしい食材を購入し、車内で自炊する機会が増えた」(19.5%)という回答が続き、外食の他、多くのユーザーが車内で食事ができるというキャンピングカーならではの特徴を活用し、普通の旅では味わえないグルメ旅行を楽しんでいる様子が浮かび上がってきました。
(図表4) https://www.atpress.ne.jp/releases/62821/img_62821_5.jpg

 また、「キャンピングカーを購入してから、キャンピングカーライフを充実させるための小物類、アイテム類、パーツ類を買うようになったかどうか」を聞いたところ、一番にあがったのは、「お風呂セットや立ち寄り湯ガイドブックなどを購入するなど、温泉めぐりを充実させるための小物類を買うようになった」(26.9%)という回答で、温泉を楽しむためにお金を使っているユーザーが多いことが判明しました。

 以下、「ソーラーパネルや発電機の購入などのパーツ類を購入するようになった」(23.1%)、「キャンプ場泊もできるように、カーサイドタープ、椅子・テーブル、ランタン、バーベキューセット、コンロ、コッヘルなどの調理器具をそろえるようになった」(20.3%)、「車内の使い勝手を上げるための日曜大工の材料や工具を買うようになった」(15.9%)と並び、キャンピングカーの購入を機に、旅行を充実させるさまざまな買い物をするようになった様子が伝わりました。
(図表5) https://www.atpress.ne.jp/releases/62821/img_62821_6.jpg

 最後に、「旅行中の宿泊はどうしているか」ということを尋ねたところ、「旅行中は全てキャンピングカーで車中泊している」(57.4%)という回答が過半数を占めましたが、「車中泊がメインだが、気分を変えるために、ときどきはホテル・旅館の部屋を取って宿泊する」(26.7%)という回答が続き、ユーザーがキャンピングカーを上手に利用し、臨機応変に旅を楽しんでいる様子がうかがえました。
(図表6) https://www.atpress.ne.jp/releases/62821/img_62821_7.jpg

 このように、キャンピングカー旅行は、単に宿泊代を節約するという目的に限定されることなく、幅広い旅行形態を可能にしていることが分かりました。それによってもたらされる消費行動も広がるため、経済波及効果も非常に高いことが判明いたしました。


【近日オープンしたRVパークのご紹介】
■RVパーク 小黒川(長野県)
5月3日オープン。キャンプ場に隣接しており、釣り堀などの施設が近くにあるRVパーク。日帰りバーベキューなどでキャンプ場を利用した後に宿泊することができる。
【利用料金】1泊 2,000円/1台(トレーラー含む)
※別途ご利用人数お一人様につき200円の環境保全費が必要です
【所在地】 長野県伊那市伊那7119-67

■RVパーク 道の駅たかはた(山形県)
5月23日オープン。「まほろばの里たかはた」の豊富な観光資源を活かした情報発信施設。ふるさと自然の道遊歩道利用者のためのウォーキングセンターが隣接。歴史と公園の自然がともに楽しめるキャンピングカーユーザーのための観光拠点。
【利用料金】6m未満:1泊 2,000円/1台、
      大型6m以上(トレーラー含む):1泊 2,500円/1台
【所在地】 山形県東置賜郡高畠町安久津2072-1

■RVパーク ドッグランWANport(群馬県)
5月24日オープン。榛名山麓の緑に囲まれたドッグラン&カフェレストランに併設されたRVパーク。関越自動車道からのアクセスもよく、伊香保、水上、四万などの温泉地も近い。
【利用料金】1泊 1,500円/1台(トレーラー含む)
【所在地】 群馬県北群馬郡吉岡町上野田2339-1

RVパーク施設一覧⇒ http://www.kurumatabi.com/rvpark/list.html


【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:日本RV協会ホームページ閲覧者
調査手法:Webアンケート
調査時期:2015年4月18日~5月17日


【団体概要】
団体名 : 一般社団法人日本RV協会(JRVA)
代表者 : 会長 増田 浩一
所在地 : 〒194-0022
      東京都町田市森野1-10-10 ペアシティエンドウビル2-A
設立  : 1994年3月
事業内容: キャピングカー普及活動、ショー・イベントの開催、
      活動環境の整備・充実等
URL   : http://www.jrva.com/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

図表1図表2図表3

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