店舗の個性を活かしたプロモーション展開でファン顧客を創る!女性に人気の「212キッチンストア」の店舗主導の売場作りとは?- SNS感覚の店舗管理Webツール「MiiNA(ミーナ)」導入事例ご紹介 -
@Press / 2015年6月18日 13時0分
株式会社アスプルンド(本社:東京都港区、代表取締役:嶋本 喜司)が運営するキッチン・ダイニングのセレクトショップ「212キッチンストア」は、株式会社ヤラカス舘(本社:大阪市、サービス責任者:橋本 航太)が提供するSNS感覚で使用できる店舗管理Webツール「MiiNA(ミーナ)」を活用し、今年の「母の日」催事には店舗主導の売場作りに取り組み成果を上げました。
今、流通・小売業が変化の時を迎えています。これまでの本部主導の画一的な店舗作りから、地域性や来店客のニーズに合わせた、個性を活かした店舗作りにシフトしようとしています。その実現に欠かせないのが、現場のスタッフの力です。
SNS感覚で使用できる店舗管理Webツール「MiiNA(ミーナ)」を使って、その現場力を引き出し店頭プロモーションに力を入れているのが、キッチン・ダイニングのセレクトショップ「212キッチンストア」です。
【流通・小売業は、「本部主導」から「地域主導」へ】
流通・小売業は長い間、本部主導の画一的な店舗作り・オペレーションで運営することで成長してきました。
しかし、消費者のライフスタイルやニーズが多様化し、自分が欲しいと思った時に商品が購入でき、都合のよい時間・場所で受け取れるEC市場も拡大。また、業界の構造も大手を中心に寡占化が進み、再編や統合・提携の話題が絶えません。
こうした状況の中で、流通・小売企業は、今までのやり方に限界を感じ始めています。最近では、大手GMSや大手アパレル小売の地域密着戦略が大きな話題になっています。地域特性や来店客層のニーズに合わせたMD(マーチャンダイジング、商品構成)や店頭演出(商品提案)をすることで多様化する消費者のニーズに細かく応え、顧客の心をつかみ、ファン化(固定客化)を目指す方針に舵を取っています。
【女性に人気!「212キッチンストア」の取組み事例】 ※詳細は別紙・1
■店舗主導の売場作り、212キッチンストア
株式会社アスプルンドが運営する212キッチンストアは、女性の間で人気を博しているキッチン・ダイニングのセレクトショップです。昨年の新規出店が10店舗に及び、様々な商業施設に出店しています。人気の秘訣は、商品や接客はもちろんですが、店舗主導の売場作りにも力を入れているところにあります。
■今回の取り組み概要
規模:全国の212キッチンストア約50店舗
企画:「母の日ギフト企画」
期間:2015年4月23日~5月10日
内容:店舗主導による売場演出や商品提案を推奨。店舗管理Webツール
「MiiNA(ミーナ)」を使いながらリアルタイムに各店舗の
成功事例を情報共有しプロモーションを活性化。
■店舗主導の売場作りで売上アップ!
212キッチンストアが、今年の「母の日ギフト企画」で新たな試みを行いました。これまでの催事企画では本部が用意したアイテムリスト・陳列方法・演出ツールを基にメインとなる売場を作っていたのですが、今回の「母の日ギフト企画」は本部が用意したアイテムリストや演出ツールをベースにしながらも、店舗主導で商品提案や売場演出をすることを推奨しました。
基本となる展開内容を伝えると、現場スタッフが日頃の接客で把握している来店客のニーズや好みに合わせ、ギフトセットや陳列方法を検討。たとえば、ある店舗はエプロンの販売を強化。ショーウインドウの大きな面を活かしてエプロンの訴求を行い、その後ろでは他店舗と比較して最大量のエプロンを陳列しました。また、ほかの店舗では「スタッフおすすめの商品」をギフトラッピングし、その一つひとつに「手書きのPOP」を付け、メインとなる売場以外の棚や壁面にも陳列。店舗の「ギフトを売りたい!」という姿勢が伝わってくる売場になっています。
ほかにも、おすすめアイテムを紹介した「212Kニュース」を発行したり、フィッティング用ミラーにエプロン人気ランキングPOPを掲出するなど、オリジナルツールで売場を盛り上げる店舗も見られました。店舗が事前に何を売りたいか、どう売る(魅せる)かを考え、しっかり準備をしていたことで各店舗の個性的で魅力的な売場展開に繋がっています。
さらに、こうした各店舗の成功事例を、Webツールを使って本部や店舗間でもリアルタイムで共有しました。共有された情報を基に、本部からは具体的な修正指示やアドバイスを各店舗に行うことで、プロモーション期間中にも日々売場を改善することができました。これによりプロモーションは盛況となり、昨対売上もアップしました。
■Webツールで店舗間の成功事例共有、スキル&モチベーションアップへ!
もともと212キッチンストアは、近年の新規出店ラッシュで店舗数が拡大するにつれ、各店舗の状況把握やコントロールが難しくなっていました。そこで前述のWebツール「MiiNA(ミーナ)」の導入により、効率的な管理が可能になりました。もし企画の趣旨にそぐわないことがあっても、Webツールによって各店舗の状況をスピーディーに確認できることで、すぐに修正指示やアドバイスが可能になりました。これは販売のチャンスロスを防ぐだけではなく、スキルアップにも繋がっています。今回の「母の日ギフト企画」で店舗主導を推奨できたのも、Webツールでリアルタイムに売場の状況が確認でき、本部からのフィードバックができるようになったからです。
さらに成功事例の共有は、現場スタッフのモチベーションアップにも繋がっています。たとえば新店では店長を含め新人が多いので、他店舗のベテランスタッフのノウハウを学べたり、他店舗のスタッフの刺激となって気付きや工夫を促します。自店舗の売場を他店舗に見てもらえるということは、他店舗に自分のアイディア、自分の個性を見せるという意味もあります。見せることが前提にあれば通常より力が入るので、スタッフのモチベーションアップに繋がっています。212キッチンストアには、良い売場を作りたいと思っているスタッフが多く、やる気を売場作りに反映させることで、さらに女性に大人気の魅力的な売場になっています。
図1 母の日ギフト展開(札幌店)
https://www.atpress.ne.jp/releases/64381/img_64381_1.jpeg
図2 スタッフおすすめアイテム紹介チラシ(札幌店)
https://www.atpress.ne.jp/releases/64381/img_64381_2.jpeg
図3 棚上のギフト陳列(北花田店)
https://www.atpress.ne.jp/releases/64381/img_64381_3.jpeg
【企画の成功を実現した店舗管理Webツール「MiiNA(ミーナ)」とは】
※詳細は別紙・2
店舗管理Webツール「MiiNA(ミーナ)」は、売場をスマートフォンやタブレットで撮影し、SNSのようにコメントを入力して投稿するだけで情報を共有できます。Web画面上には各店舗から投稿された売場写真とコメントが一覧で表示され、画面をスクロールするだけで各店舗の状況を瞬時に確認することができます。
各店舗の売場状況を、画像で簡単・スピーディーに共有できるので、売上の好調な店舗のノウハウや成功事例を自店舗へリアルタイムに取入れることも可能です。また各投稿に対しては、他店舗からのコメントや「スゴイね!」「参考になる!」といった評価もでき、店舗間のコミュニケーションを促します。
女性は普段からSNSを利用する機会が多いため、女性スタッフの多い212キッチンストアでもスムーズに導入ができ、コミュニケーションも活発に行われています。その結果、スタッフのスキルアップに繋がり、より良い売場作りを実現しています。
図4 MiiNA(ミーナ)投稿一覧画面
https://www.atpress.ne.jp/releases/64381/img_64381_4.png
【会社概要】
社名 : 株式会社ヤラカス舘 本店
所在地 : 大阪府大阪市中央区瓦町2丁目6番6号
代表者 : 代表取締役社長 中許 忠和
資本金 : 12,000,000円
事業内容: マーケティング・コンサルティング事業、
プロモーション・プランニング事業、
ITサービス事業、メディアコミュニケーション事業
URL : http://www.yrk.co.jp/
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