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和と洋の最高峰が競演 マスターブレンダー ジム・ビバレッジ×茶師 前田文男氏 芸術を生み出すブレンディング技術に魅了

@Press / 2015年7月16日 14時30分

中村氏、ジム、前田氏(1)
MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ジェイムズ・ペイトン)が取り扱う世界No.1* ラグジュアリースコッチウイスキー、ジョニーウォーカー ブルーラベルは、マスターブレンダーのジム・ビバレッジを招き、6月23日(火) 茶洒 金田中(東京都港区北青山)にてセッションを実施しました。*IWSR 2014による


■Art of Blending
1820年に創業者ジョン・ウォーカーが紅茶のブレンディングをヒントにウイスキーのブレンドを始めたところから、ジョニーウォーカーの歴史は始まりました。6代目マスターブレンダー ジム・ビバレッジの来日に合わせて開催した本セッションでは「Art of Blending」をテーマに、日本人の心に根付き、ジョニーウォーカーの原点でもある「お茶」の文化を通して、「ブレンディング」の魅力と奥深さに迫りました。


■和と洋の最高峰が競演
ゲストプレゼンターにお迎えした前田文男氏は、1997年に行われた茶審査技術大会(闘茶会)で当時の規定最高位であった九段を超える成績を修め、その結果、新たに十段が制定されたという伝説をもつ日本茶業界屈指の茶師。一方、ジム・ビバレッジは熟成年数の長さそのものがスコッチウイスキーの価値であった時代に、「熟成年数に縛られず真に最高のウイスキーを創造する」という信念のもとジョニーウォーカー ブルーラベルを発表、ウイスキー業界の常識を覆しました。35年以上のキャリアの中で次々とウイスキーの新たな可能性を切り拓き、2015年、ウイスキー界の功労者を称える「ホール・オブ・フェイム」(ウイスキーマガジン主催)にて殿堂入り。両者に共通するのは、その卓越した技術と磨き抜かれた感性によって業界の歴史を変えた、「ブレンダ―」の頂点だということです。


■合組とブレンディング
 ~単なる足し算ではなく、そこにない新たな価値を生み出す~
コラムニストの中村孝則氏をナビゲーターに展開したトークセッション。
ウイスキーのブレンディングとお茶の合組の真髄に迫るなかで見えたのは、どちらも、理想の味わいから逆算し素材を緻密に組み合わせるクリエイティブなプロセスだということです。「ジョニーウォーカー ブラックラベルは原酒を仕入れてから商品としてリリースするまで12年、ブルーラベルはそれより遥かに長期間を経て完成させるため、原酒を仕入れる時点で十年~数十年後のフレーバーを想像できるかが重要。その原酒がどのような環境で作られ、いまどういった状態で、この先どんなフレーバーになるのかを見通す、いわばウイスキーの過去、現在、未来を統括するのがブレンダ―です」とジム。前田氏も「理想の味をイメージしたうえで、そのために必要な荒茶を選び精製し、火入れで味を引き出し混ぜ合わせるのが茶師の仕事」と語りました。

また、自然の産物を扱うことも両者の共通点。海と山の大自然をたたえるスコットランドには、気候風土が異なる地域に蒸留所が点在し、ブルーラベルは15~20の蒸留所の原酒を使用。もちろん、一つとして同じ樽はありません。一方、お茶の産地も南は種子島から東は関東までと広く、日本特有の四季がその特徴をさらに複雑にします。蒸留所や畑によって味わいや香りが異なる原酒やお茶を組み合わせることについて、前田氏は「1+1は2にならない。互いを補い合い、ひとつのチームを作るイメージ」とスポーツに例え、ジムは「原酒であるシングルモルトはソロ。出来上がったウイスキーは、様々な楽器が合わさり奏でるハーモニー」と音楽に例え表現。自然が生み出す多彩な個性を調和させ、さらに豊かな味わいの層を生み出す存在が、ブレンダ―であり茶師であると言えるのかもしれません。


■卓越した技術
 ~ブレンディングの世界を体感~
テイスティングでは、合組前の3種類のお茶と合組したお茶、2種類のモルトウイスキーとジョニーウォーカー ブルーラベルを実際に飲み比べ。ブレンディングを経て、個性の強いお茶とモルトが、互いに風味を引き立たせていることを実感しました。蒸留所や農家が生んだ芸術品を、ブレンディングによってさらに豊かで深みのある味わいへと昇華。茶師とブレンダ―の想像力と創造力を五感で感じられるセッションとなりました。

様々な特徴をもつ個性と個性を人の手によって混ぜ合わせることで、個性の衝突を「調和」という絶妙なバランスでまとめ上げて新しい価値を生み出すブレンディングを、歴代のマスターブレンダーたちはよく絵画やオーケストラに例えました。ジム・ビバレッジと前田文男の競演は、ブレンディングの芸術性に触れ、その深遠な世界を体感できる貴重なひと時となりました。


■ジョニーウォーカー ブルーラベルについて
1820年、創業者ジョン・ウォーカーは「一定した高品質の商品を提供したい」と考え、紅茶のブレンディングをヒントにウイスキーのブレンディングを始めました。彼の情熱とこだわりが生んだジョニーウォーカーは、今では世界No.1 スコッチウイスキーとして人々に愛されています。中でもブルーラベルは、神秘性、希少性、高貴さを意味する「青」を冠したジョニーウォーカーの最高峰にして、200年にわたって継承されてきたブレンディング技術の粋を集めた究極のブレンド。スコットランドの隅々から厳選された原酒の中でも、一万樽にひとつしか存在しないという、極めて希少性の高い熟成の頂点に達した原酒だけが、ブルーラベルになることを許されます。この上なく芳醇で、少しスモーキー。蜂蜜とフルーツが滑らかに層をなし、徐々にウッディーな香りへと姿を変えてゆく。そして力強く心地よい余韻がゆったりと長く続きます。


【一般の方のお問い合わせ先】
MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社
電話:03-5217-9735

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

ジム、前田氏テイスティング合組

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