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企業向けデータ消去ソフトウェアのブランコと英国規格協会(BSI)のグループ会社BSI Professional Services Japanがコンプライアンスサービスの戦略的パートナーシップを締結

@Press / 2015年7月27日 14時0分

企業向けにデータ消去ソリューションを提供する株式会社ブランコ・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 将幸、以下 ブランコ)と、英国王室憲章を受けたBSI(英国規格協会)のグループ会社で、ITセキュリティに関するアドバイザリーサービスを提供するBSI Professional Services Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉 佳夫、以下 BSI PSJ)は、日本国内およびアジア地域でビジネスを行う企業向けに、クレジットカード業界の国際的データセキュリティ基準であるPCI DSS準拠のオペレーションの実現を目的としたデータ消去ソリューションを提供するため、戦略的パートナーシップを締結したことを発表いたします。


顧客向けに提供されるブランコのソリューションは、パソコンやサーバ上の特定のファイルやフォルダのみを復元できないよう消去を実施し証跡となる消去レポートを自動発行するデータ消去ソフトウェア「Blancco File」と、データ消去ソフトウェアと消去レポートの集中管理を行いスムーズな監査対応を実現する「Blancco Management Console」で構成されています。PCI DSSでは、不要になったファイルを復元できないよう消去し、その履歴を、いつでも参照できるよう適切に管理することが要件のひとつとなっていますが、ブランコのソリューションを利用することで、個別のシステム開発を行うことなく、短期間かつ低コストで、これらの要件に対応することが可能となります。このコンサルティングサービスのターゲットは、日本国内およびアジア地域において、大量のトランザクションを持つ小売事業者やEコマース事業者を中心とした、クレジットカード情報を保持するすべての事業者が対象となります。

この背景としては、多様化するサイバー攻撃への備えだけでなく、日本政府が発表した「日本再興戦略」のひとつであり、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会を踏まえたキャッシュレス決済の普及推進により、クレジットカードの決済環境の整備が求められ、クレジットカード業界の国際的データセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠することが、今まで以上に、重要になったことがあります。


BSI PSJの執行役 事業開発責任者である武藤 敏弘氏は、今回のパートナーシップについて、次のように述べています。
「クレジットカードの決済環境の整備は、国家戦略であるため避けられませんが、顧客のコスト意識はよりシビアになっており、コンプライアンスに対しても効率性や費用対効果が求められます。ブランコのソリューションでは、消去から証跡とその管理機能が完成されたパッケージとして提供されており、お客様は、それらを利用するだけですので、従来のシステム更改に比べて、大幅なコストダウンと工期短縮が可能です。これは、お客様にとって大きなベネフィットになると考えています。」

ブランコの代表取締役社長、森田 将幸は、「私たちは、データ消去とその履歴の管理において、効率性という観点で、多くの導入実績を有しており、これらをベストプラクティスとして、PCI DSS準拠を目指されるお客様にご提供したいと考えております。」とコメントしました。


また、今回のパートナーシップでは、PCI DSSという世界標準のデータセキュリティ基準への準拠をサポートするという観点から、日本国内だけでなく、決済市場の大規模成長が見込まれるアジア地域でビジネスを展開する企業向けにもサービスを提供する予定です。ブランコは、BSI PSJと共に、安全なクレジットカードの利用環境の整備に貢献してまいります。


【参考資料】
・「日本再興戦略」改訂 2014 -未来への挑戦- (2014年6月24日)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/honbunJP.pdf
・産業構造審議会 商務流通情報分科会 割賦販売小委員会―中間的な論点整理(2014年12月25日)
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/shojo/kappuhanbai/pdf/report_01_01.pdf
・クレジットカード決済の健全な発展に向けた研究会中間報告書
http://www.meti.go.jp/press/2014/07/20140711002/20140711002.html


【BSI(英国規格協会)とBSI Professional Services Japan株式会社について】
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、そして、ISOの設立メンバーとして活動する、規格策定のプロフェッショナルです。現在、150カ国で64,000組織以上のお客様の活動に貢献しています。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO 9001(品質マネジメントシステム)、ISO 14001(環境マネジメントシステム)、ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などのISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇ります。
BSI Professional Services Japan株式会社は、BSI Professional Services Asia Pacific Limited.(香港本社)が100%出資する日本の法人です。規格策定、教育・研修、審査・認証ならびにビジネスの改善の分野でグローバルな権威ある機関であるBSIグループの一員として、ITセキュリティに関するアドバイザリーサービスならびに各種ソリューションを提供しています。

<会社概要>
社名     : BSI Professional Services Japan株式会社
代表取締役社長: 泉 佳夫
設立     : 2015年4月1日
事業内容   : ITセキュリティに関するアドバイザリーサービス、
         診断サービス、関連ソリューション提供、
         ならびに関連教育・研修
所在地    : 〒107-0061 東京都港区北青山2-12-28 青山ビル3階
URL      : http://www.bsigroup.com/ja-JP/consultancy/


【Blancco Oy Ltd.および株式会社ブランコ・ジャパンについて】
Blancco Oy Ltd.は、フィンランドに本社を置く、データ消去専業のソフトウェアベンダーです。1997年の設立以来、企業や政府機関向けにデータ消去ソフトを提供しています。これまでのライセンス出荷数は、全世界8,000万、国内1,700万以上を誇り、データ消去ソフトのスタンダードとして100ヵ国以上で利用されています。
また、Blancco Oy Ltd.はデータ消去のグローバルリーダーとして、企業のお客様に信頼してお使いいただけるよう「Certified Data Erasure」を掲げ、ISO 15408※の国際認証による開発体制、製品の安全性評価をはじめ、各国政府機関からの製品認定も多く取得しています。
株式会社ブランコ・ジャパンは、日本国内およびアジア地域でのデータ消去ソフトおよびソリューションの提供を目的に2010年に設立されました。
ブランコは、モバイル分野に特化したデータ消去ソリューションを提供することで、エンドユーザの快適なモバイルライフ、スマートフォンの中古市場における安全な流通を、今後もサポートしていきます。
※ISO 15408:情報セキュリティの国際評価基準

<会社概要>
社名     : 株式会社ブランコ・ジャパン
代表取締役社長: 森田 将幸
設立     : 2010年4月1日
資本金    : 1,000万円
事業内容   : 日本国内・アジア地域におけるIT機器の
         データ消去ソフトの販売、ならびに付随サービスの提供
所在地    : 〒107-0062 東京都港区南青山2-23-8 外苑ビル5階
URL      : http://www.blancco.jp/

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プレスリリース提供元:@Press

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