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福井県産“とみつ金時”使用の「もちもち焼きいも饅頭」を販売~県内の農園・問屋・メーカーが協力開発~

@Press / 2015年12月25日 10時30分

もちもち焼きいも饅頭
株式会社宇都宮正二商店(所在地:福井県福井市、代表取締役:宇都宮 勝)は、富津地区の上田農園(所在地:福井県あわら市)と協力し、福井県産“とみつ金時”で、加工用いも及びペーストの企画製造に携わってきました。この度、第一弾として株式会社新珠食品(所在地:福井県越前市、代表取締役:杉本 正一
)とも協力し、県産“とみつ金時”と餅粉を使用した「もちもち焼きいも饅頭」を開発、2016年2月上旬の販売を予定しております。


■「もちもち焼きいも饅頭」について
宇都宮正二商店では、“とみつ金時”を使った栗きんとんやデザートの製品化を目指し、地元菓子組合などにペーストを供給してきました。
今回の商品開発を進めた新珠食品は、従来取引のある宇都宮正二商店よりペーストの紹介を受け、“とみつ金時”の美味しさを引き出す商品開発を進めました。試行錯誤を繰り返し、今回の「もちもち焼きいも饅頭」を完成させました。
“とみつ金時”の特徴である甘味とコクを最大限に活かす為、餡の部分はイモだけで仕込んであります。又、新珠食品の最大の特色である餅に絡め、生地には餅粉が使用され、もちもちとした食感を表現している。オーブンで焼き上げられたいも饅頭は、もっちり、しっとり、中には金時のうまみがぎっしり詰まったあんこが詰まっています。


■“とみつ金時”加工食品の販売体制
2013年来、宇都宮正二商店は県内生産者から直接買い入れ、ペーストに加工、“とみつ金時”の消費拡大に取り組んできました。その中で、自らがメーカーとして、商品開発、又県内加工業者に販売、さらに製品を仕入れ、県内小売業への売り込みをするという、流通業の立場から消費拡大を図る活動を行っています。
生産者から問屋、問屋からメーカー、メーカーから問屋、問屋から小売へと繋ぐ、新たな形の連携事業を模索し、県産農産品の加工、販売のモデル確立を目指しています。
既に県民に認知されている“とみつ金時”ではあるが、さらに県民に広く親しまれる農産物となる事、又、加工品が増えることにより、県外にもその輪が広がっていくことが期待されます。


■“とみつ金時”とは
福井県を代表するサツマイモとして、全国的に有名な“とみつ金時”。このサツマイモが作られているのは、福井県の北部にあるあわら市の海沿いに面した富津(とみつ)地区です。丘陵地にあるこの地は、土壌がやや赤土を含む砂地で水はけが良く、海からの強い風が吹くところです。農作物が育つのに適していて、ここで作られている“とみつ金時”は甘みが強く、適度な水分が詰まっているのが特徴です。
“とみつ金時”を栽培している富津甘藷組合の組合員は全員がエコファーマーです。農薬の低減に取り組み、独自に配合した肥料を使って化学肥料の使用を削減、徹底した土づくりにより栽培しています。また緑肥を栽培し、3年に一度畑を休ませて土を元気にするという作業も行っています。収穫はまずトラクターで芋を掘り上げ、後は丁寧に手作業で芋を集めています。サツマイモの皮は、傷が付きやすいので、爪で傷を付けないように手袋をするなど、細心の注意を払い、取り扱われています。

収穫時期は8月下旬~11月上旬ですが、“とみつ金時”は美味しさを維持したままほぼ一年中出荷することができます。その秘密は「キュアリング貯蔵」にあります。その方法は、まず土付きの“とみつ金時”を35℃、湿度90%以上の室内に約90時間程度置いておき、その後、一気に12℃まで温度を下げて湿度を80%にして保存します。このような徹底した温湿度管理によって“とみつ金時”の表面がフタをするようにコルク化し、長期間美味しい状態を維持できるようになるのです。また、出荷前の洗浄・選別のときも傷が付くのを防止するため必ず手袋をはめ、丁寧に手作業で取り扱います。これらの技術と生産者の努力が合わさって、全国区で美味しいと評判の“とみつ金時”が、一年中出荷されています。

上品な甘さの“とみつ金時”は焼イモにすると、より一層甘味が増します。他県のサツマイモと比べても一歩もひけをとらない福井県の“とみつ金時”は、県内外の料理人やパティシエからの評判も高く、注目を集めています。一度食せば、プロが認める美味しさとともに、秋の香りも一緒に感じることができるはずです。


■今後の展開
宇都宮正二商店では、“とみつ金時”を使ったデザートなどの商品開発、さらにペーストの拡販を、引き続き行っていきます。新珠食品でも、新商品の反応を確かめながら、県産食材を県外にも販売を広めるとともに、お土産品としての企画、商品づくりを進めていきます。
北陸新幹線の敦賀延伸を見据え、広く福井の美味しいものの一つとなるよう、PRし、ひいては地元へ貢献活動を進めていきます。「もちもち焼きいも饅頭」は希望小売価格5個入り400円、県内小売店、又新珠製菓直営店での販売を予定しております。
その他、お土産用(ベイクドまんじゅうスィートポテト)としても、県内外のサービスエリアなどに販売していく予定です。


■会社概要
商号 :株式会社宇都宮正二商店
代表者:代表取締役 宇都宮 勝
所在地:福井県福井市問屋町1-51

商号    : 株式会社新珠食品
代表者   : 代表取締役 杉本 正一
所在地   : 福井県越前市新保2丁目1-1
ホームページ: http://www.aratama.jp/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

とみつ金時

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