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現地に行かなくてもできるボランティア活動、海水や泥で汚損した思い出の写真を修復 「あなたの思い出まもり隊」が活動報告会を工学院大学で開催~修復枚数26,000枚以上、活動時間は延べ4,200時間~

@Press / 2016年2月18日 10時30分

写真の修復手順を説明
工学院大学(学長:佐藤 光史、所在地:東京都新宿区)は、神戸学院大学(学長:岡田 豊基、所在地:兵庫県神戸市中央区)と東北福祉大学(学長:大谷 哲夫、所在地:宮城県仙台市青葉区)の3大学共同で設立した「社会貢献学会 東日本大震災支援委員会」を中心に“現地へ行けなくても復興の手助けをしたい”と考える人の気持ちをカタチにし、海水や泥で汚損した大切な思い出の写真を修復する「あなたの思い出まもり隊」プロジェクトに取り組みました。活動開始から5年が経過し、依頼を受けたすべての写真修復作業が終了。2月16日に活動報告会を開催しました。


<「あなたの思い出まもり隊」プロジェクトとは・・・>
「あなたの思い出まもり隊」は、東日本大震災の際に、海水や泥で汚損してしまった大切な思い出が詰まった写真を修復するボランティア活動です。震災の被害を受けなかった工学院大学と神戸学院大学が連携し、2011年4月より活動を開始。工学院大学では同年7月から学生を中心に教職員や社会人が参加して活動を本格的に始動し、参加ボランティアの総数は183名(*)にも及び、延べ活動時間は4,200時間(*)、修復した写真は26,128枚(*)にのぼりました。
(*工学院大学実績)


<現地に行かなくてもできるボランティア活動>
当時、工学院大学の大学院生として被災地に入り、ボランティア活動に参加した平本 達也(工学院大学TKK助け合い連携センター)が、プロジェクトの活動概要について説明を行いました。
「復興支援をしたいという強い想いはあったものの、時間の制約でなかなか東北まで赴くことができなかった。そこで東京にいてもボランティア活動ができる本プロジェクトへの参加を決めた」と当時の心境を語りました。
「本プロジェクトをとおして、“私のように何かボランティアをしたいけれど、現地に行くには様々な不安があり、行動に移すことができない”と考える人と、被災者をつなぐことができた」と振り返りました。


<顔の見えない関係をつなぐ>
また、本プロジェクトの発案者である舩木 伸江准教授(神戸学院大学 現代社会学部社会防災学科)らも参加しました。
「依頼者には、直接会わない活動に日々取り組んでいたので、ボランティアのモチベーション維持が大変だった。しかし、直接お会いできない依頼者と手紙を交わし、SNSで作業状況を発信することで、顔の見えない関係をつなぐことができた」と振り返りました。

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

修復活動に尽力したボランティアの方に佐藤 光史学長より感謝状を贈呈

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