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日本初!元祖アメリカ人蔵人によるアメリカ人のための日本酒渡辺酒造店が日本酒の対米輸出を本格始動

@Press / 2016年4月5日 10時0分

純米大吟醸 コディー
岐阜県飛騨市古川町の酒蔵 有限会社渡辺酒造店(責任者:代表取締役社長 渡邉 久憲)はこの度、当社で10年間酒造りを学んだ元祖(※自社調べ)アメリカ人蔵人のブレイズフォード・コディーが開発した日本酒を2016年7月より対米輸出に向けてセールスを開始しますのでご報告いたします。

酒造り10周年を記念し蔵人コディー本人がデザインしたラベルで、自ら仕込み、アメリカ人好みのフルーティーな風味に仕上がっています。


【元祖アメリカ人蔵人コディーの酒造りの背景】
ブレイズフォード・コディーはアメリカ ユタ州の出身。1991年にユタ州の高校を卒業後、ユタバレー州立大学を出て、さらにサンホセ州立大学でアスレチックトレーニングを専攻。大学時代はフットボールの選手としても大活躍し、全米チャンピオンとなりました。
大学卒業後はサンフランシスコ州立大学、サムヒューストン大学に就職してアメフトチーム、バスケットチーム、大リーグのトレーナーを務める一方、リハビリテーションの講師として教壇にも立ちました。公認アスレチックトレーナーや理学療法士の資格を持っています。

日本へ来たのはユタバレー州立大学当時に知り合って結婚した飛騨高山市出身の妻、雅さんが2005年、高山市の高山西高校の英語教師として採用されたため「飛騨高山で一緒に生活したい」と、雅さんより約1年遅れて2006年6月に来日。日本で出会った渡辺酒造店「蓬莱」の味に魅了され、酒造りを志し、2006年に渡辺酒造店に入社。はじめは言葉も分からず酒造りも経験がないため苦労の絶えない日々を過ごしましたが、同時に酒造りの奥深さを知り魅了されていきました。日本に2人しかいないアメリカ人蔵人のうちの1人です。

現在では海外で日本酒を作っている外国人蔵人がはるばるコディーのもとを訪れ、酒造りのノウハウを学びに来るほどにまでなっています。出身のユタ州は飛騨と同じく、山に囲まれ自然が豊かな地域のため、コディーはいつか自分が作った日本酒を故郷のアメリカで販売したいと考えるようになりました。


【元祖アメリカ人蔵人コディーの対米輸出への挑戦】
コディーは自分が作った日本酒を故郷アメリカの人々に飲んでいただきたいと度々海外での催事に出展し好評を得ていました。しかし回を重ねる毎にその想いも膨らみ「いつか自分が作った日本酒をアメリカ大統領に飲んでいただきたい」という大きな野望へと変わっていきました。
そして2011年年明けにコディー氏自ら社長、専務に直談判し、アメリカ人好みの味とラベルデザインの日本酒開発許可までこぎつけました。日本酒輸出の専門家であるジョン・ゴントナー氏からもアドバイスを受け、試行錯誤の末、構想から5年がたった2016年に商品化に成功。2016年9月にニューヨークで開催されるイベントでセールス開始となります。度重なる調査の末、アメリカ人好みの日本酒は「フルーティーな味わい」と「ラベルデザインの良さ」とコディーは語ります。アメリカでは漢字と忍者の人気があるため、その両方を活かしたラベルデザインに仕上げました。


【アメリカにおける日本酒の市場性】
現在アメリカでは日本の大手メーカーの日本酒が販売されており、和食のユネスコ無形文化遺産登録を期に消費量は伸びていますが、まだ中小の酒造メーカーの商品はそれほどアメリカには輸出されていません。
アメリカ人のバイヤーからも世界的な数々のコンクールを受賞している渡辺酒造店「蓬莱」をアメリカで販売したいという声は届いており、商談も成立しています。またアメリカでは常温や冷酒で飲まれることはありますが、燗酒という文化はまだ普及していないため新しい飲み方を提案することによりさらなる市場の拡大を見込んでいます。


【アメリカ人によるアメリカ人のための日本酒】
「純米吟醸酒 コディー」にはコディーの実印をラベルに刻印。アメリカの国旗と日本酒の融合をイメージしました。「純米酒 酒の忍者」はアメリカで人気のある漢字と忍者を活かし、「酒」という文字とともに手裏剣をデザインに取り入れました。また裏ラベルの瓶側にも忍者をデザインし、遊び心が好きなアメリカ人に好まれるラベルデザインとなっています。
酒質は、忍者のような、切れ味抜群な辛口、軽快なのど越しにしております。

「純米大吟醸 コディー」
https://www.atpress.ne.jp/releases/95772/img_95772_1.jpg
「純米吟醸 コディー」
https://www.atpress.ne.jp/releases/95772/img_95772_2.jpg
「純米酒 酒の忍者」
https://www.atpress.ne.jp/releases/95772/img_95772_3.jpg


【ブレイズフォード・コディーのご紹介】
~日本酒から世界酒へ~
ブレイズフォード・コディーはユタ州の出身。
2006年に日本で初のアメリカ人蔵人となる。現在日本に2人しかいないアメリカ人蔵人のうちの1人。「酒造りの毎日の中で学んだことは、一人の努力ではなく酒造りに打ち込む個々が集まりそれぞれの技術が集結して素晴らしい酒が完成する酒造りの奥深さでした」と語る。アメリカのみならず海外に日本酒や飛騨地域の素晴らしさを伝える伝道師として活躍している。

URL: http://www.sake-hourai.co.jp/hida_kody.html


【渡辺酒造店のこだわり】
渡辺酒造店が追い求めるものは「飲んで旨い酒を、熟練の蔵人が愚直に醸す、本道の酒造り」。伝統と手造りを重視し、原材料や醸造技術にとことんこだわり続けています。現在、9代目・渡邉 久憲は南部杜氏の協力を得て、創業以来受け継がれた諸白吟醸造りを開花させつつ、酒造り146年目を迎え、さらなる技術研鑚、人材育成、伝統文化の伝承、海外販売にチャレンジしています。


【海外コンクール受賞歴(一部)】
IWCインターナショナル・ワインチャレンジ:最高金賞(ロンドン)
全米日本酒鑑評会            :金賞(アメリカ)
ワールドワイン・チャンピオンシップ   :金賞(アメリカ)
モンドセレクション           :国際最高品質賞(ベルギー)
iTQi 国際品質審査会          :最高位3ッ星(ベルギー)
など日欧米にて30種類以上のコンクールを受賞

URL: http://www.sake-hourai.co.jp/sake_award.html


【今後の展開】
2016年5月に再度アメリカ人バイヤーとの商談、7月にサンフランシスコでの日本酒イベント、9月にニューヨークでの日本酒イベント(岐阜県主催)というスケジュールで対米輸出に向けて本格的にセールスプロモーションを始動します。日本酒のみならず「飛騨市の伝統的な酒造り」を、活動を通してアメリカの人々に伝えていきたいと考えています。


【会社概要】
商号    : 有限会社渡辺酒造店
責任者   : 代表取締役社長 渡邉 久憲
所在地   : 〒509-4234 岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7
ホームページ: http://www.sake-hourai.co.jp/


【過去の主な取材実績】
テレビ:日本テレビ、NHK、CBC
新聞 :朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経MJ、中日新聞、岐阜新聞
他多数。

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

純米吟醸 コディー純米酒 酒の忍者インターナショナル・ワイン・コンペティション 受賞式

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