【レポート】総面積は鹿児島県に匹敵! アメリカの驚くべき"駐車スペース事情"

Autoblog JP(オートブログ) / 2012年3月20日 14時0分

【レポート】総面積は鹿児島県に匹敵! アメリカの驚くべき"駐車スペース事情"

Filed under: その他


今回は、アメリカの駐車場事情について考察した書籍、『Rethinking a Lot: The Design and Culture of Parking』("駐車スペースの再考――駐車場の設計と文化"の意)をご紹介しよう。
著者のマサチューセッツ工科大学教授エラン・ベン=ジョセフ氏によれば、アメリカには推定で約8億台分もの駐車スペースが存在し、その総面積はアメリカ自治領のプエルトリコ(9104平方km)や日本の鹿児島県(9187.80平方km)に匹敵するという。また、大都市の多くは、実に面積の3分の1が駐車スペースになっているそうだ。

教授が問題視しているのは、駐車スペースが様々な環境問題を引き起こすことだ。例えば、アルファルトで舗装された駐車スペースは太陽熱を吸収し、周辺温度を上昇させるヒートアイランド現象を起こす。また、アスファルト上では、雨水などが地面に吸収されずに流れてしまうため、それらの排水に含まれた汚染物質が植物に大量に吸収されてしまうという。

しかし、解決策をすぐに講じることも難しいようだ。アスファルト舗装の駐車場を立体駐車場化するのが有効だということだが、立体駐車場の建設コストは平地の駐車場の約4倍に跳ね上がるという。クルマ社会のアメリカにとって、駐車スペースの問題を一朝一夕で解決するのは難しいといえるだろう。

By Chris Shunk
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【関連記事】

Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング