世界中からパーツを取り寄せレストアした「GT-R」が廃棄に! 米らしいその裏事情とは?

Autoblog JP(オートブログ) / 2012年6月1日 13時10分

世界中からパーツを取り寄せレストアした「GT-R」が廃棄に! 米らしいその裏事情とは?

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映画『ワイルド・スピード』シリーズにも使用された日産「スカイラインGT-R」が警察によってスクラップになってしまうことが決定したという残念なニュースが届いたので、今回はその詳細をご紹介しよう。
スクラップになってしまうのは2台のGT-R 。米ウィスコンシン州で発行されている『Stevens Point Journal』紙のネット版によると、この2台を所有していたオーナーが車の不正取引で逮捕されたことが今回の措置のきっかけになったという。

2010年、州運輸局の調査官は自動車登録番号がない1995年型と1996年型のGT-Rが売りに出されているという情報をつかみ、買い手を装ってオーナーのJustin Beno(ジャスティン・べノ)容疑者に接触。車の所有権が取得できる状態かどうかを確認すると、ベノ容疑者は「フロリダで権利を取得してからウィスコンシンに移せる」というウソの回答をしたという。

警察当局は、ベノ容疑者を詐欺共謀罪と未登録車の所持にかかわっていた罪、複数の軽犯罪で逮捕し、2台のGT-Rを差し押さえた。ところがベノは数ある軽犯罪の罪状を認め、さらにGT-Rを2台とも廃棄処分することに同意する代わりに、重罪である詐欺共謀罪での起訴を免れるという司法取引を選択したという。ちなみにベノは、当局がGT-Rを海外で販売し、その利益を得られるよう協力することまで申し出たが却下されたそうだ。

この2台のGT-Rは、ベノが数年かけて各パーツを世界中から取り寄せて完成させた車だけに、廃棄処分という決定にはさぞかし心が痛んでいることだろう。なお、べノ容疑者は自身のサイトでGT-Rのリペア過程を公開していた。興味のある方はご覧になってはいかがだろう。

By Zach Bowman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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