【ビデオ】アルミ製モノコックの採用で420kgも軽くなった、新型「レンジローバー」発表!

Autoblog JP(オートブログ) / 2012年9月9日 8時20分

【ビデオ】アルミ製モノコックの採用で420kgも軽くなった、新型「レンジローバー」発表!


ランドローバーは6日、ゼロから開発したという新型「レンジローバー」を発表。最大のトピックは、アルミニウム製モノコック構造を採用したことにより最大420kgも軽量化されたという車体と、ディーゼル・ハイブリッド搭載モデルが用意されることである。
イギリスではエリザベス王女もご愛用されているという(しかも、ご自身で運転なさる!)レンジローバーは、"卓越したオフロード走破性" と "高級乗用車と変わらない乗り心地" を合わせ持つ新しいジャンルの高級車として、1970年に当時イギリス最大の自動車企業グルーブであったブリティッシュ・レイランドの1部門、ランドローバーから発売された。四半世紀以上も生産が続いた偉大なる初代レンジローバーの後を受け、1995年には四角いヘッドライトが物議を醸した2代目が登場、そしてランドローバーの親会社がBMWからフォードに変わる中で開発された3代目が2002年に発表され、現在も販売中だ。今回フルモデルチェンジされた新型は4代目にあたり、親会社はインドのタタ・モーターズへと移り変わっている。



この4代目レンジローバーの最大の特徴は、これまでのラダーフレーム構造を捨て、同じグループのジャガー同様、SUVでは世界初となるアルミニウム製モノコック構造を採用したことだ(筆者訂正:すみません、3代目ですでにラダーフレームではなくなり、スチール製モノコックを採用していました。それが今回アルミ製となりました。お詫びして訂正致します)。これにより先代モデル比で最大420kgもの軽量化に成功し(ディーゼル仕様モデルの場合)、燃費とCO2排出量を大幅に改善できたという。また、車体が軽くなったことから、従来よりも排気量の小さなエンジンが搭載可能となり、新たに3.0リッターV型6気筒ターボ・ディーゼルが導入された。0-60MPH(約96km/h)加速7.4秒という、現行型4.4リッターV8ターボ・ディーゼルと変わらない動力性能を実現しながら、CO2排出量は22%も削減できたそうだ。



そして4.4リッターV8ディーゼル・ターボの方は、「スーパーディーゼル」と呼ばれるレンジローバー専用に開発されたSDV8ユニットに進化。9%増加した最高出力と軽量化された車体によって、0-60MPH(約96km/h)加速が1.0秒も速くなった(6.5秒)という。さらに2013年後半に追加 されるレンジローバー初のハイブリッド・モデルは、3.0リッターV6ディーゼル・ターボ・エンジンに、ZF製8速ATと接続された1個のAC シンクロナス・モーターやリチウムイオン・バッテリーの組み合わせで、合計338psの最高出力と15.8km/リッターという低燃費を実現している。

とは言うものの、ランドローバージャパンから発行されたプレスリリースには、これらのディーゼル仕様モデルについては「市場により導入は異なる」と書かれているので、残念ながら日本で販売される見込みは薄そうだ。



日本にも導入されるガソリン仕様の方はというと、現行モデル同様、5.0リッターV型8気筒の自然吸気とスーパーチャージャーによる過給付きの2本立て。最高出力および最大トルクも、自然吸気が375ps/52.0kgm、スーパーチャージドは510ps/63.8kgmと、現行型と変わらない。だが車体が大幅に軽量化されたことや、2段増えて8速となったAT、一目でレンジローバーと分かるデザインを受け継ぎながら空力性能が改善されたボディ・デザインにより、動力性能と環境性能は現行モデルよりも向上。自然吸気モデルの方では0-60MPH加速が現行モデルより0.7秒短縮されて6.5秒となり、燃料消費量は8%削減(EU複合モードで7.8km/リッター)されたという。スーパーチャージドの方は0-60MPH加速5.1秒と、こちらは現行型より0.8秒速くなり、燃費は9%改善された(EU複合モードで7.2km/リッター)。



全長4,999mm × 全幅1,983mm × 全高1,835mmというサイズは、現行モデルの日本仕様「レンジローバーヴォーグ」と比べると、29mm長く、28mm幅広く、45mm背が低い。ホイールベースが42mm延長されて2,922mmとなったことで室内空間は広くなり、特に後部座席の足元は118mm拡大されたそうだ。車両重量は5.0リッターV8スーパーチャージド搭載モデルで2,330kg。同じエンジンを積む日本仕様の現行モデルより、300kg軽い計算になる。



現行モデルから一新された足回りは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクとなった。クラス最大のホイール・ストロークによるオフロード走破性と、全面的に設計が見直されたというエア・サスペンションがもたらす上質な乗り心地、そしてオンロードにおける高いハンドリング性能を実現したという。最低地上高は17mm拡大して303mmとなっている。他の自動車ではあまり語られることのない性能も挙げれば、渡河水深限界は200mm増えて900mmとなり(つまり水深0.9mの河なら渡れるということだ)、60km/hまでなら走行中でも変速可能な副変速機をロー・レンジに切り替えれば、牽引能力は3,500kgにもなるという。




内外装は、様々なカラーや仕様・素材から自由に選ぶことが出来る「ビスポーク(注文仕立)」に対応。例えばボディ・カラーは全37色、インテリア・カラー・テーマは17種類(加えてシート・カラーはさらに選択可能)、アルミ・ホイールは8種類のデザイン×4つのサイズ、コントラスト・ルーフ・カラーはシルバーとブラックの2色が用意され、さらに3色のヘッドライニングや3種類のウッドパネル(さらに追加予定だとか)、電動サイド・ステップやフルサイズのパノラミック・ルーフなどのオプション装備を組み合わせることで、自分好みのレンジローバーを仕立てることができるというわけだ。

発売は2012年末から各国で、ということになっているが、日本市場の販売開始日については未定だそうだ。



これまで40年以上受け継いできた独自のステイタスは変えずに、アルミ製モノコックとディーゼル・ハイブリッドという斬新な手段で環境適合性を上げた新型レンジローバー。その魅力については、画像を114枚も用意したギャラリーと以下にご紹介するビデオで、是非ご覧いただきたい。


ランドローバージャパン公式サイト


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Gallery: Land Rover Range Rover



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