オールドナウ・カーフェスティバルの会場から、貴重な国産名車たちをご紹介!

Autoblog JP(オートブログ) / 2013年5月11日 20時0分

オールドナウ・カーフェスティバルの会場から、貴重な国産名車たちをご紹介!


5月5日に茨城県の筑波サーキットで開催された「コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル」の会場から、前回のヨーロピアン・スポーツカーに続いて、今回は日本が誇る名車たちをご紹介しよう。

Gallery: Toyota 2000GT: OLD/NOW 2013


 
まずはトヨタ自動車とヤマハ発動機が共同で開発した国産ヒストリック・スーパーカー「トヨタ 2000GT」から。「オールドナウ」では毎年「トヨタ 2000GT オーナーズ・クラブジャパン」の方々が、1960年代後期に僅か337台しか生産されなかったという貴重なこの名車をご披露してくださる。今回の参加台数は総生産台数の約5%に及ぶ15台。生産終了から40年以上が過ぎても、これだけの数の2000GTが元気にサーキットを走る姿を見ることができるのは、オーナーズ・クラブの皆さんによる活動があればこそだろう。ウインドウのウェザー・ストリップなど、すでに入手できないパーツは、メンバーの方々が再生産したものを皆さんで分け合うこともあるそうだ。青と白で塗り分けられた前期型の1967年式は、「コブラ」の生みの親として知られるキャロル・シェルビーのチームからアメリカでレース参戦していた車両を模したもの。



Gallery: Mazda Cosmo Sport: OLD/NOW 2013


 
マツダが1967年に発売した世界初の量産ロータリー・エンジン搭載市販車、「コスモスポーツ」。トヨタ 2000GTと並び、1960年代を代表する美しい日本車の1つだろう。こちらも「コスモスポーツ オーナーズクラブ」の方々が機関誌の発行やパーツの再製作などの活動を行っている。実はこの日、サーキットまでの道の途中で、オーナーズクラブの皆さんが自走で会場入りされるところをお見かけした。茨城県の狭い一般道を、十台近いコスモスポーツが連なって走る光景は幻想的にさえ感じた。マーシャルの4連フォグ・ランプが勇ましい19番を付けた車両は、ドイツ・ニュルブルクリンクで1968年8月に行われた84時間耐久レース「マラソン・デ・ラ・ルート」出場車のレプリカ。このレースでコスモスポーツは総合4位という成績を残している。


Gallery: Honda S800 Cognilio: OLD/NOW 2013


 
上の写真でマクラーレンのスーパーカーと一緒に走っている小さな黄色いスポーツカーをご存じだろうか? ホンダが1966年から1970年まで生産していた「S800」をベースに、軽量なFRP製ボディを載せた「コニリオ」という名前のレースカーである。後にノバ・エンジニアリングを創業する山梨信輔氏が当時代表を務めていた「レーシング・クォータリー」から依頼を受けた、工業デザイナーの濱素紀氏が設計・製作し、1960年代の終わりに10台ほどがプライベーター向けに販売されたという。1969年の日本グランプリでは1,150cc以下のGP-Iクラスから4台が出場して(そのうち3台が決勝進出)、前八王子市長の黒須隆一氏がドライブする1台が見事クラス優勝、総合でも多くの排気量で勝るマシンを抑えて12位と健闘した。

イタリア語で「野ウサギ」という意味を持つこのコニリオについては、以前ホンダ・コレクション・ホールに展示されていたレース仕様車をご紹介したことがあるが、今回筑波サーキットにやって来たコニリオはナンバープレートもきちんと取得している公道仕様。会場にはベースとなった「S800」やその前任車「S600」も姿を見せていた。



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