ニュルブルクリンク24時間レース、スバル・トヨタは惜しくもクラス2位!

Autoblog JP(オートブログ) / 2013年5月21日 19時10分

ニュルブルクリンク24時間レース、スバル・トヨタは惜しくもクラス2位!


5月19日から20日にかけてドイツで開催されたニュルブルクリンク24時間レースで、スバルテクニカインターナショナル(STI)チームが走らせた「スバル WRX STI」は、最後に劇的な追い上げを見せるも一歩及ばず、クラス2位でフィニッシュした。

Gallery: SUBARU WRX STI: 2013 Nürburgring 24h Race


 
ハーフ・ウェットな路面で17日に行われた1回目の公式予選ではクラス・トップの10分00秒777を記録したスバル WRX STIだったが、ドライ・コンディションとなった18日の公式予選2では、9分13秒083というタイムでクラス2番手。それでも辰己英治STI総監督によれば、ポール・ポジションを獲得した「アウディ TT RS 2.0」より「100kgも重いクルマで、6秒差というのは悪くない結果」とのこと。SP3Tクラス2位、総合48位という予選結果により、決勝レースは第2グループの2列目からスタートすることになる。



そして19日の日曜日。今年は翌月曜日の20日が聖霊降誕祭にあたり休日となるため、日曜日から月曜日に掛けて24時間に及ぶ決勝レースが行われた。17時にスタートしてから1時間が経過した頃、WRX STIはクラス首位へ。小雨が降る中スリック・タイヤで走り続ける。9周目に1回目のピットイン。これでアウディに逆転されてクラス2位に戻るが、ほぼ同等のタイムで走りトップを追う。

ニュルブルクリンクの森が夜を迎える頃、雨は本降りへ。所々霧も発生して視界が確保できない場所があるため、レースはスタートから6時間後、赤旗が振られて中段となる。9時間半に及ぶ中断の後、朝になってからレースは再開。依然として雨は降り続き、コース上には水がたまる悪条件の中、WRX STIはクラス2位のまま走り続ける。



レース開始から19時間後。雨は止んでコースの一部はドライとなった。ここでSTIチームは思い切ってスリック・タイヤを選択。トップのアウディとの差を詰めるため、賭に出る。結果としてはこれが正解。巻き返しを図る。

そしてレース終盤。F1も開催されていた「GPコース」と呼ばれる部分は完全にウェット状態となる中、ドライバーの佐々木幸太選手はまだ全体のほとんどはスリックで走れると判断し、ピットインせずタイヤの限界まで走り続けて、アウディとの差を大きく詰める。一時は2周近く離されていたものの、ついに同一周回へ。

レース残り3時間で、トップとの差は7分。カット・スリックを履くアウディ TTに対し、スバルはスリック・タイヤで猛然と追い上げる。残り1時間でその差4分30秒まで詰め寄る。



午後5時となり、長く過酷なレースもいよいよゴール。激しく追い上げを見せたスバルだったが、クラス・トップのアウディには一歩及ばず、SP3Tクラス2位、総合26位でフィニッシュする。その差は何と54秒まで縮まっていた。総合優勝はSP9 GT3クラスの「メルセデス・ベンツ SLS AMG GT3」。他の日本車勢では、GAZOO Racingから参戦していた「レクサス LFA」がSP8クラス2位、総合37位。「トヨタ 86」はSP3クラス2位、総合64位。途中、エンジンを載せ替えるほどのトラブルに見舞われた「日産 GT-R NISMO GT3」はSP9クラス26位、総合136位という結果に終わった。


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