アウディ、新型5ドア・ハッチバック「A3 スポーツバック」を日本でも発売!

Autoblog JP(オートブログ) / 2013年9月4日 19時15分

アウディ、新型5ドア・ハッチバック「A3 スポーツバック」を日本でも発売!


アウディ ジャパンは3日、新型5ドア・ハッチバック「アウディ A3 スポーツバック」の記者発表会を東京都千代田区の商業施設KITTEで開催した。

Gallery: Audi A3 Sportback Press Conference


 
日本では9年ぶりとなるフルモデルチェンジ

アウディのCセグメント・モデル「A3」は、1996年に登場した初代以来、同じグループに属するフォルクスワーゲンの「ゴルフ」とシャシーやパワートレインを共有しながら、ゴルフよりも上質で高級なアウディ・ブランドの「プレミアム・コンパクト」として仕立てられているモデル。3代目となる新型は2012年3月にジュネーブ・モーターショーでまず3ドア・ハッチバックが発表、半年後のパリ・モーターショーで5ドアの「A3 スポーツバック」が加わった。日本に導入されるA3は(今のところ)こちらの5ドアのみで、高性能版「S3 スポーツバック」を含め、パワートレインの違いにより4種類のグレードが用意される。アウディ ジャパンの大喜多 寛社長によると、そのコンセプトは「ストロンガー、ファスター、ベター」。より強化され、より速く、より改善されているというわけだ。



4種類のガソリン直噴ターボを設定

日本仕様のエンジンは全て、アウディが世界で初めて実用化したというターボチャージャー付きガソリン直噴「TFSI」の直列4気筒。エントリー・グレード「1.4 TFSI」に搭載されるユニットは、排気量1,394ccから最高出力122ps/5,000〜6,000rpmと最大トルク20.4kgm/1,400〜4,000rpmを発生。クランクケースが従来のグレイキャスト・アイアン製からダイキャスト・アルミニウム製に変更されたことで、エンジン単体で21kgも軽量化されているという。JC08モード燃費は19.5km/リッター。0-100km/h加速9.5秒、最高速度203km/hと発表されている。

さらにこの1.4リッター・ユニットにはもう1つ、7代目VWゴルフと同じ気筒休止機構「シリンダー・オン・デマンド(COD)」を搭載するバージョンも設定されている(下の画像:左)。通常は4気筒で走行するが、エンジン負荷の少ない状況になると2番ピストンと3番ビストンの燃焼を休止するというこの燃費向上技術により、こちらのエンジンは最高出力140ps/4,500〜6,000rpm・最大トルク25.5kgm/1,500〜3,500rpmという、より高い力を発揮しながら、JC08モード燃費20.0km/リッターを実現。0-100km/h加速8.4秒、最高速度213km/hの動力性能と低燃費を両立する魅力のグレードだ。大喜多社長によれば、「50リッターの燃料タンクを満タンにすれば、(高速道路なら)軽く1,000kmは走れる。ノン・ストップで(東京から)下関まで行ける」そうだ。



そしてフルタイム4輪駆動システムを搭載する「1.8 TFSI クワトロ」には、180ps/4,500~6,200rpmと28.6kgm/1,350~4,500rpmを発生する1,798ccの直列4気筒直噴ターボを採用(上の画像:右)。横置きエンジンのA3が採用するクワトロは通常前輪のみの駆動によって走行し、必要が生じたとき(つまり前輪の空転が検知されたとき)にはプロペラシャフト後端、リア・ディファレンシャル直前に設けられた多板クラッチが繋がって後輪にも駆動を伝えるというもの。0-100km/h加速7.3秒、最高速度232km/h、そしてJC08モード燃費は14.8km/リッターと発表されている。



高性能版S3はケタ違い

さらに新型A3には、高性能モデルであることを示す「S」の文字が与えられた「S3 スポーツバック」も(やや遅れて)日本導入が決まっている(下の画像)。2.0 TFSIエンジンは1,984ccというシリーズ最大の排気量から、ケタ違いとも言えそうな最高出力280ps/5,100〜6,500rpm、最大トルク38.8kgm/1,800〜5,100rpmを発生。クワトロ・システムを介して4輪を駆動する。専用サスペンションと18インチ・ホイール、大径ブレーキなどを装備し、0-100kmを僅か4.9秒で加速。JC08モード燃費は14.4km/リッターと、動力性能を考えれば十分立派な数値を記録する。



なおトランスミッションは、1.4リッターの前輪駆動モデルに7速、クワトロの2モデルには6速のデュアルクラッチ式AT「Sトロニック」が組み合わされている。サスペンションは前がマクファーソンストラット、後ろは4リンク。つまり、VWゴルフの1.4リッター・モデル「ハイライン」と基本は共通だ。225/55R16タイヤを履く1.4 TFSIは標準的な「ダイナミックサスペンション」を採用し、CODモデルと1.8 TFSI クワトロには225/45R17タイヤと車高が15mm低くなる「スポーツサスペンション」が装備される。



先代より大きく、軽い

新型A3 スポーツバックのボディ・サイズは先代型より僅かに大きく、全長4,325mm × 全幅1,785mm × 全高1,435mm。ホイールベースを60mm延長し、特に後部座席の居住性が改善されたというが、フロントのオーバーハングを切り詰めることで、全長の拡大は35mmに抑えられている。全幅は20mmほど拡がり、全高は5mm上がった。サイズが拡大したにも拘わらず、車両重量は日本仕様で最大60kgも軽量化されたそうだ。これはボディ全体の約25%に熱感成型スチールを採用した(同等の強度でもより薄くできる)ことをはじめ、前述したエンジンの軽量化や、空調システムで使われているブロアモーターのコイルを減少させたり、インテリアに多く使われていたスチール製ネジをポリマー製リベットに変更するなど、グラム単位で徹底的に見直された改善の成果。大喜多社長によれば、この軽量化は燃費向上と、そして「我々が大事にしている走りが軽快になる」ことをもたらしたという。

後編へ続く
後編はインテリア、そして女優の木村佳乃さんも登場したインターネット接続機能「アウディ コネクト」についてご紹介!

By Hirokazu Kusakabe (Facebook)

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング