【ビデオ】WRC初参戦でダブル・チャンピオンに輝いた、「VW ポロ R WRC」の活躍を1分で観る!

Autoblog JP(オートブログ) / 2013年10月29日 12時0分

【ビデオ】WRC初参戦でダブル・チャンピオンに輝いた、「VW ポロ R WRC」の活躍を1分で観る!


フォルクスワーゲンは10月25日〜27日に行われた世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインで1位・2位を独占し、参戦初年度にしてドライバーとマニュファクチャラーのダブル・タイトル獲得を決めた。それまでの戦いが撮影されたビデオを、僅か1分間にまとめたディレクターズ・カットが公開されたのでご紹介しよう。
フォルクスワーゲンが小型車「ポロ」をベースにラリーカーとして仕立てた「ポロR WRC」で、世界ラリー選手権に初参戦したのは今年1月のモンテカルロ・ラリー。その最初のスペシャル・ステージ(SS)で、セバスチャン・オジェ選手は9年連続チャンピオンであるセバスチャン・ローブ選手を抑え、いきなりトップタイムを記録。SS2で逆転されて2番手に後退するも、その順位を最後まで維持し、初戦を2位で終えた。



第2戦ラリー・スウェーデンではローブ選手を打ち負かし、オジェ選手のドライブするポロ R WRCが早くも初優勝を達成。その後、舞台がグラベル(未舗装路)となる第3戦ラリー・メキシコと第4戦ラリー・ポルトガルでも連勝し、フォルクスワーゲンはこの時点でマニュファクチャラーズ・ポイント首位に立つ。



第5戦ラリー・アルゼンチンはローブ選手のシトロエンに譲り、ロジェ選手は2位に終わったが、第6戦アクロポリス・ラリーではチーム・メイトのヤリ=マティ・ラトバラ選手が今季初優勝。第7戦ラリー・サルディニアでオジェ選手が4勝目を挙げると、ラトバラ選手も3位に入りドライバーズ・ポイントで1位・2位を占める。



続く第8戦ラリー・フィンランドも連勝したオジェ選手だったが、フォルクスワーゲンのお膝元ドイツで開催された第9戦では2日目にミスをしてマシンを壊し、トップから26分遅れの17位。コースアウトを喫したラトバラ選手も7位と低迷し、今季初めてフォルクスワーゲンが表彰台を逃す結果に。しかし第10戦ラリー・オーストラリアで6勝目を記録したオジェ選手は、母国で開催された第11戦ラリー・フランスの途中で(ライバルとのポイント差が決定的となったため)コ・ドライバーを務めるジュリアン・イングラシア選手と共に自身初のドライバーズ・チャンピオンに輝き、最終結果でも優勝。7勝目を挙げる。



そしてこの週末に行われた第12戦ラリー・スペインでオジェ選手が8勝目を挙げ、ラトバラ選手が2位に入ったため、フォルクスワーゲンもマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得。ついでに言えば、WRCでドイツ車がワン・ツー・フィニッシュを決めたのはこれが初めてのことだそうだ。



今回公開されたビデオは、各ラリーごとに制作されていた「RALLYTHEWORD」の映像素材から12戦分をちょうど1分にまとめた「ディレクターズ・カット」で、「The Story of Glory」と名付けられている。実のところ、これだけでは今季のポロがどのような戦いをしてきたのか、ほとんど分からないのだが、その迫力ある走りと彼らのお祝いムードだけはしっかり伝わってくるので、是非ご覧いただきたい。

それにしても初参戦で、しかもそれまでチャンピオン経験のないドライバーを起用してダブル・タイトル獲得とは、文句の付けようがない偉業達成。文句があるとすれば、ラリー参戦マシンのベースとなる公道用市販モデルという触れ込みで発売された「ポロ R WRC ストリート」が日本で販売されなかったこと。次は"優勝記念"として、日本に住むファンの手にも行き渡る台数が生産されることを願いたい。なお、ポロR WRCおよびポロR WRC ストリートの仕様については、参戦目前の2012年末に書かせていただいた以下の記事からどうぞ。

「VWから、世界ラリー選手権参戦用マシン「ポロR WRC」と、その一般公道向け市販モデルが公開!」


By Hirokazu Kusakabe (Facebook)

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