【試乗記】「フェラーリ『458』の小型版だ!」 アルファ ロメオ「4C」(ビデオ付)

Autoblog JP(オートブログ) / 2013年12月7日 15時0分

【試乗記】「フェラーリ『458』の小型版だ!」 アルファ ロメオ「4C」(ビデオ付)



アルファ ロメオは2011年のジュネーブ・モーターショーで「4C」のコンセプトカーをお披露目して以来、同車の情報を小出しにしてきた。熱烈なファンがいながら、長期の経営不振に苦しんできたアルファ ロメオの起死回生のモデルといえるのがこの4Cだ。筆者は『Autoblog』のヨーロッパ担当記者として、幸運にも現在、イタリアに在住しているので、アルファ ロメオの様々な悲喜劇を追いかけてきた。だから、この4Cの美しい外見に惚れ惚れする一方で(できればドライブも最高に魅力的だといいのだが)、アルファ ロメオに対して、ある思いを抱き続けてきた。それはアルファ ロメオが世界に君臨していた当時の"何か"を今も持ち続けているのかということだ。
なぜなら、アルファ ロメオは今こそ、ミッドサイズのスポーツセダン「159」の素晴らしい後継車と166の後継車と噂されている「169」ラグジュアリースポーツセダンを出すべきだと考えているからである。もちろん、2003年にコンセプトカーがお披露目され、それほど悪くないと言う評判を得ていたSUV「カマル」の市販車も忘れてもらいたくない。この3モデルの生産に向けての基本的な準備が整うまで、アルファロメオは誇り高い姿勢を保ちながらも、苦戦し続けるだろう。 そして時折、 「8Cコンペティツィオーネ」のような美しいモデルを我々に示し、消えることのない車への情熱と希望を見せてくれるはずだ。アルファ ロメオが予定している4Cの年間の生産台数は3500台。イタリアのモデナにあるマセラティの工場から、西ヨーロッパ向けに今年末から出荷が開始される。米国とカナダ向けには、2014年の5月末までにマセラティのディーラーから順次デリバリーされるようになるという。北米向けには年間1200台が割り当てられる予定だ。

4Cがコンパクトスポーツカーであり、その美しい姿の中にハイテク技術が多用され、コンポジットプラスチック(SMC シート・モールディング・コンパウンド)が使用されていると、我々は2年以上もの時間をかけて学んできた。そしてついに、2013年のジュネーブ・モーターショーで市販車を目にすることができた。そこで皆が「なぜだ!」と感じたのは、4CにイギリスのTVRみたいな、おかしなLEDのヘッドライトがついていたことだ。2011年に発表されたオリジナルデザインの方が、このハイテクを見せびらかしたようなデザインよりはるかに良かった。しかし、いまのところはそれだけが唯一の欠点で、4Cはゴージャスな車には違いない。

Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング