手榴弾の攻撃にも耐えられる! アウディが「A8」の防弾仕様モデルを発表

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年1月17日 14時0分

手榴弾の攻撃にも耐えられる! アウディが「A8」の防弾仕様モデルを発表


今回は、アウディが発表した「A8」の防弾仕様モデル、「A8 Lセキュリティ」をご紹介しよう。
このセダンはラグジュアリーなアウディの「A8」、中でもそのロングホイールベース仕様であることが見れば分かるだろう。しかしこれは「ラグジュアリー」よりも「セキュリティ」を求める世界中の顧客に向けて開発された防弾仕様のリムジンなのだ。

「A8 L」をベースに、熱間成形鋼やアラミド繊維、セラミック、特殊なマルチラミネートガラスなどの頑丈な素材を使用してボディ各部は強化が図られており、アウディはプレスリリースの中で、このモデルは"最も軽量な防弾仕様の高級セダン"だとうたっている。その実現のため、製造工程の最終段階手前で、専門の技術者の手によって450時間もの時間を要してコンポーネントを組み込んでいるそうだ。

A8 Lセキュリティは、ドイツのミュンヘンにある「German Ballistics Testing Center(ドイツ弾道学試験センター)」で、VR7クラスの防弾性能を認められており(特定の部分では、さらに厳しいVR9、VR10規格まで満たしている)、ERV(Explosion Resistant Vehicles:対爆発防御車輌)2010年のガイドラインにも準拠している。プレスリリース(英語)によると、手榴弾の攻撃などにも耐えることができるそうだ。購入者は他にも、アウディが特許を取得している非常用脱出システムや火災が発生したときの自動消火システム、緊急時の酸素吸入システムなどをオプションで追加することができる。

これらを装備しつつも、ラグジュアリーさを欠くことなく仕上がってはいるが、"最も軽量な防弾仕様の高級セダン"とはいえ、やはりセキュリティの強化によって増える重量がパフォーマンスの邪魔をしているようだ。パワートレインは、最高出力435hpの4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最大トルクは61.24kgmを発揮。0-100mphは7.5秒で(同エンジンを搭載した防弾仕様なしのA8では4.5秒)、選択可能な6.3リッター W型12気筒エンジンの場合、0-100mphは7.1秒との結果が出ている。加速性能にはやはり装甲された重さの影響が如実に現れており、危険な状況から素早く逃げ去ることに関しては不利かも知れない。しかし、最終的には乗員の安全を守ってくれることだろう。

By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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