【試乗記】「驚くべきクルマだ」 2014年型ホンダ「アコード ハイブリッド」(ビデオ付)

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年2月22日 16時0分

【試乗記】「驚くべきクルマだ」 2014年型ホンダ「アコード ハイブリッド」(ビデオ付)



2014年型ホンダ「アコード ハイブリッド」は、特にこれと言って大きな驚きはない。何しろ、外観は一昨年から販売されている新型「アコード」(北米向け)と似ているし、パワートレインも、去年初めに米で発売された「アコード プラグインハイブリッド」とおおかた同じだ。総合的に見ても、まさに"30年もの間、米で愛され続けてきたアコード"と何ら変わらない印象だ。
ホンダは、初代のアコード ハイブリッドを米で2005年に発売した際、可変シリンダーシステムを採用したV6エンジンと「IMA(Integrated Motor Assist)」を組み合わせることでダイナミックなパフォーマンスを実現させたが、消費者がハイブリッド車の購入を考える上で最も重要視する燃費性能に関しては、そのニーズにうまく応えられなかった。その証拠に、2005年モデルの燃費は市街地25 mpg(約10.6km/ℓ)、高速道路33 mpg(約14km/ℓ)、複合28mpg(約11.9km/ℓ。高速道路と市街地を走行した平均)、と、あまり芳しくなかった。これらの数値、そして結果的に初代アコード ハイブリッドが3年で生産中止になってしまったことを頭の片隅に入れておいていただきたい。




にもかかわらず、燃費規制が厳しくなる中で再びアコード ハイブリッドが登場したことは納得できる。実際のところ、米国市場におけるアコードの年間販売台数はおよそ35万台にもなる。またホンダは少しずつではあるが、この最量販モデルの燃費を向上させており、これはCAFE(企業別平均燃費)基準の"平均値"において、かなり大きな違いを生むだろう。ホンダが、アコード全体の売り上げのうち、どのくらいの割合をハイブリッドモデルに占めて欲しいと希望しているのかは分からない(売れるだけ売りたいと言っていたのは常套句だろう)が、市街地50mpg(約21.3km/ℓ)、高速道路45 mpg(約19.1km/ℓ)、複合47mpg(約20.0km/ℓ)と燃費が向上した新型アコード ハイブリッドの登場で、9代目アコードにはパワートレインとトリムレベル、そして価格において幅広いラインアップが揃った。基本価格は、アコードが21955ドル(約222万円)、アコード プラグインハイブリッドが39780ドル(約402万円)だ。

一方、アコード ハイブリッドの価格は2モデルの中間あたりで29155ドル(約295万円)から。と言っても、試乗した感触では、アコード プラグインハイブリッドより1万ドル(約102万円)も安いとは思えない。その理由として1つ言えるのは、EVモード以外の燃費において、アコード ハイブリッドの燃費がプラグインハイブリッドよりもいい(ただし高速道路ではプラグインハイブリッドが1mpg<0.42km/ℓ>勝っている)ということ。このような結果になるのは、2台がほぼ同じパワートレインを共有しているからである。

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