ケータハムカーズ・ジャパン、日本の軽自動車規格に合わせた「セブン 160」を公開!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年3月10日 19時45分

ケータハムカーズ・ジャパン、日本の軽自動車規格に合わせた「セブン 160」を公開!


ケータハムカーズ・ジャパンは10日、駐日英国大使館にてスズキの軽自動車用エンジンを搭載したニュー・モデル「セブン 160」を発表した。
Autoblog Japanでは以前からお伝えしている軽自動車規格の「セブン」。2013年12月に予約受付を開始した際には、最高出力を日本の自動車メーカー間で行われている自主規制に合わせ、64psに"抑える"ということだったが、今回実車を展示して改めて開催された発表会では、イギリス本国やヨーロッパ向けと同じ80ps仕様で発売すると発表。500kgを切る車両重量から算出されるパワー・トゥ・ウェイトレシオが目出度く「160」となり、イギリス本国と同じ「セブン 160」を日本でも名乗ることになった。



今回の発表のために来日したケータハムカーズ本社のチーフ・コマーシャル・オフィサー(COO)デビッド・リドリー氏によると、近年のケータハム・グループは「ケータハム・カーズ」の他に、技術部門「ケータハム・テクノロジー」や先進素材を開発する「ケータハム・コンポジット」、2輪車部門「ケータハム・バイクス」、そして世界最高峰レースに参戦する「ケータハム F1チーム」等があり、「慎ましやかな少量生産の自動車メーカーから大きく脱皮しつつある」という。ケータハム・カーズに話を絞っても、これまでのようなセブンとその派生車種に限らず、現在はフラッグシップ・スポーツカーやSUV、シティカーなどを開発しているそうだ。だが、そのように事業を拡げようともケータハムは「ルーツを忘れることはありません。象徴的なセブンの開発も続けています」とリドリー氏は言う。「昨年は『485』と『620R』という最もパワフルなセブンを、筋金入りのエンスージァストに愛されるクルマとして開発しました。しかし、より日常で使いやすいモデルが求められていることも承知しています。そこで(ケータハム セブンの元祖となったロータス セブンを作り上げた)コリン・チャップマンのオリジナル・コンセプトに近いものを作ろうと思いました。それはすなわち、パワーではなく軽量さで目的を叶えていくこと」。それが、今回発表されたセブン 160である。



「セブン 160は、かつてセブンを有名にしたライブアクスルをリアに採用しています。これによって研ぎ澄まされた古典的なドライビング感覚を取り戻しました」とリドリー氏は語る。スズキの軽トラック「キャリイ」や「エブリイ」から流用したというリア・アクスルは、かつてのロータス セブンの中でも最も評価が高い「シリーズ 3」と同じ位置になるように設計され、ケータハムのエンジニアによってダブル・トレーリングアームにラテラルロッドを加えた5リンク式サスペンションが与えられている。さらに日本の軽自動車規格に合わせるために採用された細目のタイヤ(エイヴォン製155/65R14)と幅が狭められたリア・フェンダーは「軽量化にも貢献」し、「ノスタルジックなスリルが味わえる」そうだ。「ジムニー」でお馴染みのスズキ製658ccK6A型直列3気筒ターボは最高出力80ps/7,000rpmと最大トルク10.9kgm/3,400rpmに(ECUで)チューンされ、最高速度160km/h、0-100km/h加速6.9秒と、クルマの"造り"考えれば充分以上な動力性能を発揮する。それだけでなく「最も効率が良く、最も環境性能が高い」このスズキ製エンジンを積むセブンは、平均燃費20km/Lを達成。CO2排出量114g/kmという数値は、ドイツでは電気自動車と同じクラスに分類され、税金が安く済む(1,600ccエンジンを積むセブンの約半額だとか)ためすでに大人気となっているそうだ。どこでも事情は似たようなものらしい。トランスミッションは、これもスズキから供給を受ける5速マニュアルのみの設定。2駆状態のジムニーやキャリイと同じく後輪駆動である。

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