【ビデオ】今回は大事!? 『トップギア』とジェレミーが人種差別的発言で訴えられる 

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年4月1日 8時30分

【ビデオ】今回は大事!? 『トップギア』とジェレミーが人種差別的発言で訴えられる 


英BBCの人気自動車番組『トップギア』の司会者で、歯に衣着せぬ発言でおなじみのジェレミー・クラークソン。3月16日に放送されたシーズン21の最終回で、彼が人種差別的な発言をしたとして、同局が訴えられたというニュースをお伝えしよう。
今回問題となったのは、「ビルマ・スペシャル」と題された企画の後編。ジェレミー、リチャード、ジェームズの出演者3人が購入した中古の大型トラックでミャンマーのヤンゴンからタイのクウェー川まで走行し、この川に橋を架けるという内容だ。

番組の終盤、クラークソンとリチャード・ハモンドがガタガタな橋の出来栄えを確認している場面。現地の男性が橋を渡っている時に、クラークソンが「あそこにスロープが」と発言した。普通に考えれば、橋が傾斜していることを言っているように思えるが、「スロープ」という言葉はアジア人を侮蔑した呼び方でもある(つり目やたれ目といったアジア人の目の形を指して侮蔑する言葉)。そのため、クラークソンの発言は人種差別的な意味にもとれるのだ。

この場面に激怒したのが、インド出身の女優ソミ・グハ。彼女は声明を発表し、「人種差別に無関心」な放送をしたとして、「イコール・ジャスティス」と呼ばれる弁護士団を雇いBBCに対して100万ポンド(約1億7110万円)の訴訟を起こした。イコール・ジャスティスは、英リアリティ番組「セレブリティ・ビッグ・ブラザー」で2007年に起きた人種差別発言問題を手がけたことで知られている(番組参加者が数週間、ある部屋で過ごし、それをカメラが24時間追うという番組。そこに参加したインド人女優を他の参加者が「英語も満足に話せない」「あのインド人」などと発言し、国際問題に発展した)

声明の中でグハは、「ジェレミー・クラークソンは、(過去に)メキシコ人を侮蔑する発言をした。そして、今度はアジア人をいじめている。今すぐにやめるべきだ」とも語っている(2011年に放映された『トップギア』の中で、クラークソンたちがメキシコ人を揶揄するコメントをして物議をかもした)。

一方のクラークソンは、自身のツイッターでこの事件を報じた英タブロイド紙『デイリー・メール』に対して真実を報じていないとして非難し、応援してくれるファンに感謝の気持ちを示した。さらに「今、ウェールズ近くに住む人物とパブにいる。だから人種差別主義者ではない」と皮肉交じりにつぶやいている(イングランド人とウェールズ人の仲の悪さを引合いに出している)。

それでは、シーズン21の最終回で放送された問題の場面をビデオでチェックしてみよう。クラークソンたちがまたやってしまったのか、それとも運の悪い偶然だったのか。皆さんのご意見をコメント欄に書き込んでほしい。


<関連動画はこちら>
動画が観られない人は上のリンクをクリック

By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング