「サーキットから自分の名前を外した!」 ニキ・ラウダがレッドブルに不快感

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年5月20日 16時0分

「サーキットから自分の名前を外した!」 ニキ・ラウダがレッドブルに不快感


オーストリアでは、2003年以降F1グランプリが開催されていない。かつて会場となっていたA1リンクはレッドブルが買収し、その後改修も行われてきたが、それでもA1リンクにF1が帰ってくることはなかった。しかしついに今年6月22日、レッドブル・リンクとして、この地でオーストリアGPが開催される。このニュースを快く思っていないのが、F1グランプリで3度の王者に輝いたオーストリア出身のニキ・ラウダだ。
オーストリアの新聞『Kleine Zeitung』によれば、その原因はコーナーの名前の変更にあるという。改修の一環として、レッドブルがトラックのコーナーの命名権をスポンサーに売却したため、かつて「ニキ・ラウダ・クルヴェ」と呼ばれていたコーナーが「ピレリ・クルヴェ」に変わってしまったのだ("クルヴェ"は"ドイツ語で"カーブ"という意味)。ほかにもオーストリア人F1ドライバー、ゲルハルト・ベルガーの名を冠したコーナーも"ウルト・クルヴェ"に変わっている(名前が残るのは、レーサーのヨッヘン・リントのみ)。

ラウダはこの名前が変更されるというニュースを聞き、一体誰の仕業かと憤慨したという。彼は同紙に、「今回の名前変更は、私が現在メルセデスのF1チームで素晴らしい結果を出しているからだろう」と語っている。現在、ラウダはメルセデスのノン・エグゼクティブ・チェアマンの役職に就いているが、今シーズンのメルセデスはコンストラクターズポイントでトップを独走。2位のレッドブルに大きく差をつけている。今回の決定に対してラウダは、「オーストリアGPでメルセデスのワンツーフィニッシュを決めてみせる」と応酬する構えだが、ラウダの偉業、そしてチームのコンディションを考えると、これは決して大言壮語とは言えない。来月のオーストリアGPが楽しみだ。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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