【SIS 2014】ランボルギーニの4座グランツーリスモ「エスパーダ」!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年6月1日 20時0分

【SIS 2014】ランボルギーニの4座グランツーリスモ「エスパーダ」!


5月30日から6月1日まで、東京ビッグサイトで「S.I.S スペシャルインポートカーショー プレミアム 2014」が開催された。まずは自動車雑誌『ROSSO』の出展ブースから。新旧スーパーカーが並ぶコーナーには、1960年代の終わりにマルチェロ・ガンディーニがデザインを手掛けた2台のランボルギーニが置かれていた。

美しいスタイルのミドシップ2シーター「ミウラ」については以前も書かせていただいたので、今回はユニークな4人乗りのグランツーリスモ「エスパーダ」をご紹介しよう。闘牛にまつわる言葉を車名に使うランボルギーニの伝統通り、「エスパーダ」とはスペイン語で「剣」という意味。闘牛士が右手で持ち、"真実の瞬間"と呼ばれる時にこれで牛の急所を突き、"美しい死"を与える。また、バレエ『ドン・キホーテ』に登場する闘牛士の名前でもある。優美なミウラと異なり、長く力強いくさび形のシェイプに相応しいネーミングと言えるだろう。



このスタイリングは、1967年のジュネーブ・モーターショーでベルトーネが発表したコンセプトカー「マルツァル」がベースとなっている。マルツァルの特徴的なガラス張りの跳ね上げ式ドアは、市販モデルのエスパーダでは一般的な前ヒンジのサッシュ付きドアに改められたが、代わりにご覧のように、リアエンドまでガラス張りの荷室が備わる。この展示車両は1970年型の「シリーズ 2」と呼ばれるモデルだが、1968年に発表された「シリーズ 1」初期のモデルには、このリアエンドのガラスにスリットが設けられていたタイプもあった。独立した2名分のシートを備える後部座席は、スーパーカー/スポーツカー・ブランドの"4座"モデルにありがちな2+2ではなく、いわゆるフル4シーター。なにせ、後席に乗る人のために、センタートンネル部にポータブルテレビや、リアシート脇にミニバー(キャビネットと開閉式の小さなカウンターテーブル)が装備されている車両も作られたくらいである。リア・フェンダーに付く剣を象った「Espada」のエンブレムは、実は左右で異なるデザインとなっており、どちらも柄が前方にあり剣先が後方を向いている。




マルツァルはミウラ用V型12気筒エンジンの片バンクを切り取った直列6気筒を車体後部に搭載していたが、エスパーダでは4.0リッターV12をそのままフロントに縦置き。5速MTか、後に追加設定された3速ATを介して後輪を駆動するFRレイアウトだ。デビュー当初よりもパワーアップされたこのシリーズ 2では、最高出力350ps/6,500rpm・最大トルク40kgm/5,500rpmを発揮し、0-100km/h加速6.5秒、最高速度254km/hと発表されている。

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