2014年のル・マン24時間レースはアウディが5連覇! 追撃及ばずトヨタは3位!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年6月16日 6時30分

2014年のル・マン24時間レースはアウディが5連覇! 追撃及ばずトヨタは3位!


フランスで行われていた第82回ル・マン24時間レースは、6月15日15時(日本時間22時)に長い闘いを終え、アウディが5連覇を成し遂げた。

予選のタイム・アタックでは5、6、7番手に終わり、トヨタやポルシェに遅れを取っていた感のあるアウディだったが、24時間に及ぶ長い戦いが終わってみたら、序盤にリタイアした3号車を除く2台が見事にワン・ツー・フィニッシュ。2010年から5回連続、1999年の初参戦から数えると13回目(ワークス以外のチームによる勝利も含む)の優勝に輝いた。

こうして書くと、アウディはいとも簡単にル・マンで勝っているように見える。それがどうしてトヨタには一度もできないのか。"ル・マンには魔物が棲む"とよく言われるが、それがどうしてトヨタに必ず牙をむくのか。かつてはポルシェでル・マンを制し、今はアウディを支える常勝軍団「チーム・ヨースト」なら、魔除けの呪文でも知っているというのだろうか...。




前回の記事でお知らせしたように、初優勝の期待が掛かるトヨタ「TS040 HYBRID」7号車がリタイアした後、トップに立ったアウディ「R18 e-tron quattoro」2号車だったが、それから約2時間後の午前7時頃になるとターボチャージャーのトラブルに見舞われ、ピットの中のガレージ内に姿を引っ込めてしまう。

替わってレースをリードしたのは、11日のフリー走行で起きた大クラッシュからレース前に復活したアウディ1号車だった。しかし、この1号車にもトラブルが発生、午前11時過ぎにガレージに押し戻されることとなる。修理には17分を要し、その間に1周遅れてこれを追っていたポルシェ「919ハイブリッド」20号車が1位へ。23分に及ぶ懸命の作業で先ほどのトラブルから復帰していたアウディ2号車が、今度は1号車の前へ出て、ポルシェを追い始める。ドライバーのアンドレ・ロッテラー選手はこのとき、3分22秒567という予選よりも速いファステスト・ラップタイムを記録。12時30分過ぎにはポルシェがドライバー交替を含むピットインをしている間に、再びトップに躍り出る。ポルシェ20号車に乗るのは、昨シーズン限りでF1を引退したマーク・ウェバー選手だ。レース終了まで残り2時間。アウディ対ポルシェの争いは最後までもつれる...かのように見えた。

ところが午後1時、アウディを追っていたポルシェ20号車が突如スローダウン。何とかピットまで辿り着くも、そのままガレージに姿を消してしまった。ウェバー選手がマシンを降りてから約15分後、もう1台のポルシェ14号車もガレージに押し戻される。コース上に残る2台のアウディは勝利に向けて盤石の体制。レース残り30分、レース序盤のクラッシュによる修復から遅れを取りつつ3位まで順位を上げていたトヨタ8号車が最後のピットイン。ル・マン公式サイトで"mad final stop"と書かれるほど、僅か55秒という速さで作業を終え、最後の望みを掛けてレースに戻る。

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