トヨタ、ニュルブルクリンク24時間レースで見事3クラス制覇!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年6月23日 19時15分

トヨタ、ニュルブルクリンク24時間レースで見事3クラス制覇!


6月21日から22日にかけて、ドイツでニュルブルクリンク24時間レースが行われた。まずは3クラス制覇を成し遂げたトヨタ/GAZOO Racingの活躍をご紹介しよう。

1970年に第1回が開催されたニュルブルクリンク24時間レースは、"屈指の難コース"と言われる「ノルトシュライフェ(北コース)」と、F1グランプリも開催されていたGPコースを合わせた1周26km以上に及ぶコースを、24時間かけて走り続け、その走行距離を競う耐久レース。トヨタ社員を中心とするGAZOO Racingでは、SP 8クラス(自然吸気4,000~6,250cc)にこれまで2度のクラス優勝を遂げた「レクサス LFA」で参戦。さらに今年から新設された改造範囲の広いSP-PROクラスには、LFAをベースとしながら「将来のスーパースポーツ開発のための実験車両」として製作された「レクサス LFA コードX」を出場させた。そしてもう1台、市販車とほとんど変わらない「トヨタ 86」で、SP 3クラス(自然吸気1,600~2,000cc)2年ぶりのクラス優勝を目指す。



熟成されたレクサス LFAは、レース・スタートからほぼクラストップを独走。大きなトラブルもなく24時間を走り切り総合13位、3度目のSP 8クラス優勝に輝いた。途中、接触によりドアミラーを破損したようだが、給油のためピットインした際に、その方が早いからとドアごと交換するというピットワークも見せる。ちなみにメカニックは全員トヨタの社員だ。ドライバーは木下隆之選手/石浦宏明選手/大嶋和也選手に加え、急遽4人目として"モリゾウ選手"こと豊田章男トヨタ自動車社長が参戦。レースの序盤に1スティントを担当しただけでなく、23時間30分が過ぎた頃には最終ドライバーとして出走し、見事フィニッシュラインまでLFAを導いた。(おそらく重役達の中には)「私に乗るなっていう人も多いんだけど」と仰る豊田社長が、通常のサーキットで行われるレースに比べて遙かに危険が多いニュルブルクリンク24時間レースに自ら参戦する理由は、「もっといいクルマ作りに対する決意、本気度の現れであると思っていただきたい」とのこと。最終ドライバーを担当した経緯については「最初は全然やるつもりはありませんでした。(他のドライバー)3人でやったほうがいいんじゃないの、と言ったら"いやいや、仲間ですから"って言ってもらえて。こういう場を設定してくれた仲間に感謝します」とレース後に話していた。ピットには2010年に亡くなったモリゾウ選手の師匠でもあるトヨタのマスター・テストドライバー、成瀬弘氏の遺影が常に掲げられていた。

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