アウディ、レーザーハイビーム搭載の「R8 LMX」を日本国内6台限定で発売!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年10月7日 20時0分

アウディ、レーザーハイビーム搭載の「R8 LMX」を日本国内6台限定で発売!


アウディ ジャパンは7日、ミドシップ・スーパーカー「R8」にレーザーハイビームを搭載した限定生産モデル「R8 LMX」を発売すると発表した。全世界限定99台のうち、僅か6台のみが日本のオーナーの手に渡る。一足先にパリ・モーターショーで公開された実車の写真と一緒にご紹介しよう。


6月14日〜15日に行われたル・マン24時間レースで、アウディに総合優勝5連覇をもたらした「R18 e-tron quattoro」のヘッドライトが、夜のサルト・サーキットを照らす光を覚えているだろうか。その白く遠くまで届くハイビームは、新開発のレーザースポット技術を採用したもので、夜間走行中の大きなアドバンテージになったという。だがこの技術は耐久レースで勝つことのみを目的としていたわけではない。アウディが常日頃から言う「レースは走る実験室」の言葉通り、市販車のために開発した新技術を、まずはレースでテストしたというのだ。

過酷な24時間レースを制覇したことから信頼性と有効性が確認できたというわけか、アウディはまず「R8」にそのレーザーハイビームを搭載したモデル「R8 LMX」を99台のみ限定生産し、その中の6台が日本でも販売されることになった。



この新しいレーザーハイビームは、片側のヘッドライトにつき4つのハイパワーレーザーダイオードで構成されるレーザーモジュールが1つずつ搭載されており、この径わずか300ミクロンのレーザーダイオードが、450ナノメートルの波長の青いレーザービームを発し、これを蛍光体コンバーターが路面照射に適した色温度5,500ケルビンの白色灯に変換するという仕組みだそうだ。アウディによればこの光は「人間の目にとって理想的なもので、ドライバーが明暗のコントラストを認識しやすく、疲れを軽減」するという。車速60km/hで稼働するこのレーザースポットは、照射距離は極めて長いが照射幅が狭いため、走行時には既存のLEDハイビームと組み合わせて、前方の路面を照らすことになる(下図を参照)。対向車が眩しいのではないか、という心配は無用。カメラベースのインテリジェント センサーシステムが他の走行車両を認識し、これらに照射しないよう自動的にライトパターンを制御するからだ。

「ル・マン」のイニシャルが与えられたこのR8 LMXは、ヘッドライトだけでなくパワーユニットや内外装も特別仕立てとなる。ミドシップに搭載する5.2リッターV型10気筒エンジンは、最高出力570ps、最大トルク55.1kgmにチューンされ、ベースとなったカタログ・モデルの「R8 Coupé 5.2 FSI quattro」に比べると、出力が45ps、トルクは1.1kgmほど上回る。0-100km/h加速は0.2秒短縮されて3.4秒、最高速度は6km/h伸びて320km/hに達するという。デュアルクラッチ式7速「Sトロニック」と、アウディ自慢のフルタイム4輪駆動システム「クワトロ」がこれに組み合わされる。

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