【試乗記】女性でも乗れる!?『エレクトラグライド ウルトラクラシック』に ローモデルが登場

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年11月4日 19時0分

【試乗記】女性でも乗れる!?『エレクトラグライド ウルトラクラシック』に ローモデルが登場


ハーレー女子といえば、峰不二子のイメージが大きいが、不二子ちゃんみたいな大きなハーレーに乗っている日本の女子は実際には少ない。ハーレーダビッドソンの2015年モデルが発表され、長距離ツアラーのトップエンドモデルである、「エレクトラグライド ウルトラクラシック」に、なんと、小柄なライダーでも乗りやすいようにと考えられた「ロー」モデルが登場した。



フロント部分に大きなフェアリングが装着され、二人乗りもしやすいようなリアシート、さらには荷物が積載しやすい、車のトランクのような大きなケースが3つもついている。いかにもハーレー然としたその車体は、見た目も大きく、身体の小さな日本の女性が選ぶことはほとんど無いのだが、なぜか、峰不二子は華麗に乗りこなしている。でも、今回登場したローモデルなら、不二子ちゃんのように、ハーレーのトップエンドモデルに華麗に乗りこなすことができるかもしれない、そんな期待にちいさな胸を膨らませた。



バイクは当たり前だけど、2輪しかなく自立しない。女性にとっての恐怖と言えば、「停車している時にその車両をささえていられるか」ということ。走っているときはバイクは安定するものなので、動き出してしまえば怖さは感じないのだが、発進時、停車時にその恐怖はおそってくる。特に大きなバイクだと車重があるのでその恐怖は倍増。バイクは計算されて作られているので、そう簡単に倒れるものではないと、解ってはいても広報車両など、他人のバイクとなるとその緊張感は倍増するのだ。



特に「ウルトラクラシック」のようにフロントに大きなフェアリングカウルが装着されているモデルなどは、身体が小さく腕が短い、手も小さければ握力も無いという女性にとってはフロントのバランスがとりにくく感じる。さらにはリアに大きなシートとケース。そして足が地面に届かないとなると、ハードルはもっと上がる。さすが、アメリカの大地を駆け抜けるためにつくられた、というハーレーならではの大振りなポジションは、日本の小柄なライダーを悩ませて来た。しかし、今回登場した「ロー」モデルはどうだろう。



まず跨がってみると、足がすんなり両足地面に届く。身長157cmの自分だと余裕があって、べったりというわけにはいかないが、スタンダードモデルよりも確実にしっかりと車体を支えられる。これは、ツーリングファミリーの中でももっとも低い685mmというシート高を実現していると同時に、車体のスリム化を行っているからだ。サスペンションは前後ともに25mmダウン、足を下ろしたときに干渉する部分にあるプライマリーカバーとダービーカバーを薄型に変更。さらには、ハンドルバーを5cm程プルバックし、グリップも小型化されているので、ハンドルに手を添えたときに、違和感を感じずすんなりと普通のポジションを取ることができる。シート高だけ下げてハンドルはそのままだと、ハンドル位置が高く逆に乗りにくくなってしまう・・・・・・、という状態を何度か経験したことがあるが、これはよく考えられている。これならフロントの重さをさほど感じることなく操れるような気さえしてくる。巨大な車体を目の前にしても、跨がったとたんに「あ、これなら乗れるかも」と思わせるコンパクトなポジションだ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング