ダイハツ、「ワクワクした気持ちを呼び覚ます」新型軽乗用車「ウェイク」を発表!(前編)

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年11月11日 6時30分

ダイハツ、「ワクワクした気持ちを呼び覚ます」新型軽乗用車「ウェイク」を発表!(前編)


ダイハツは11月10日、新型軽乗用車「ウェイク」を発売した。「荷室の広さ」と「視界の良さ」に拘り、日常用途だけでなく各種レジャーに使ってもらうため、その道のプロフェッショナル6人に協力してもらったという。その仕上がりを発表会場で確かめてきた。


ダイハツの三井正則社長によれば「お客様のワクワクする気持ちを呼び覚ます」という意味から「WAKE(ウェイク)」と名付けられた新型軽乗用車は、2013年の東京モーターショーに出展されていた「DECA DECA(デカデカ)」というコンセプトカーをベースに開発が進められた。その特長は、DECA DECA譲りの1,835mmという全高によって実現された、"軽自動車トップ"という1,455mmの室内高と、"ミニバン並み"という運転時の目線の高さ。ベースとなっているシャシーやドライブトレインは「タント」と共通だが、タントより全高で85mmも背が高くなったにも関わらず、重心高は10mmアップに留めたところに工夫がある。これはルーフパネルの板厚を最適化(つまり薄く)したり、ボンネットやバックドア、フロントフェンダーなどに樹脂製外板を採用した上、パンク修理キットの床下配置などによって達成できたそうだ。
また、車高が高くなったことで操縦安定性が劣化しないように、もちろんサスペンションは設定が見直され、さらに直進安定性を高めるために、ドアミラー付近 やテールランプカバーに空力フィンを設けたという。実際に見ても「本当に効くのかな」と思うような小さなパーツだが、これによって気流に小さな渦が発生し、車体に左右から押さえつける力が生じるそうだ。




これらの改良によって生まれた広い室内空間を有効活用すべく、ダイハツでは企画段階から全部で45通りの使用シーンを想定し、さまざまなアイディアを投入した。軽自動車の規格で決められている限られた幅と長さ、あとは上下方向に拡大した空間をいかに上手に使うか。そこで考え出されたのが、荷室フロアのさらに下まで使える「大容量ラゲージアンダートランク」や、長尺物を積むだけでなく車内で仮眠するときに助手席までフラットになる「助手席シートタンブル機構」、荷室の高さを上下に区切って活用する「上下2段調整式デッキボード」などの装備だ。

さらにダイハツの開発陣は、このクルマをレジャーに使ってもらうため、日本で楽しむ人が多い、釣り、サイクリング、キャンプ、スキー/スノーボード、サーフィン、トレッキングという6つのジャンルでその道のプロフェッショナルに協力を仰ぎ、1年前から実寸模型を見てもらって意見を聞いたという。このプロによる評価会は、社内で通称「ダメ出し会」と呼ばれていたそうで、結構厳しい意見や、思いも寄らぬ指摘を受けたそうだ。

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