ホンダ、3モーターのハイブリッドを搭載した新型「レジェンド」を発表!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年11月12日 21時0分

ホンダ、3モーターのハイブリッドを搭載した新型「レジェンド」を発表!


ホンダは11月10日、東京都内でフラッグシップの高級セダン、新型「レジェンド」を発表した。

1985年に初代が登場した「レジェンド」は、ホンダの伊東孝紳社長によれば「創業当初から世界を見据え、世界に先駈ける技術にチャレンジし続けて来た」ホンダという会社の「まさに象徴」「ホンダという企業の人格そのもの」であるという。



その5代目にあたり、10年ぶりにフルモデルチェンジした新型の技術的な最大の特徴は、3.5リッターV型6気筒SOHC「i-VTEC」直噴エンジンと3つのモーターを組み合わせたハイブリッド・システム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用すること。フロントに横置きしたエンジンは最高出力314ps/6,500rpmと最大トルク37.8kgm/4,700rpmを発揮し、7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を介して前輪を駆動する。この7速DCTには、48ps/3,000rpmと15.1kgm/500-2,000rpmを発生する高出力モーターが内蔵されており、走行状況に合わせてエンジンをアシスト。と、ここまではスケールこそ違えど「フィット ハイブリッド」のドライブトレインと似た構造だ。さらにレジェンドでは、左右の後輪を独立して制御(駆動だけでなく減速も)する2個のモーターを内蔵した「TMU(ツイン・モーター・ユニット)」が車体後部に搭載されている。こちらは1基あたり37ps/4,000rpmの最高出力と7.4kgm/0-2,000rpmの最大トルクを発生。コーナリング時には必要に応じて外側後輪により多くの駆動力を送るだけでなく、内側後輪に減速力も与えることで、旋回性能がさらに高まるという仕組みになっている。



つまり、このシステムは走行状況によって、エンジンによる前輪駆動、エンジン+1基のモーターによる前輪駆動、エンジン+3基のモーターによる4輪駆動、2基のモーターのみによる後輪駆動など、様々な駆動方式の中から最適なものを連続的に自動で切り替えるというのだ。

通常時は電力を効率的に使い、さらにV6エンジンは状況に応じて片側バンクの3気筒を休止させる「VCM(可変シリンダーシステム)」を採用したことで、JC08モードで16.8km/Lという「4気筒並みの燃費」を実現したとホンダは言う。その一方で、ドライブモードを「スポーツ」に切り替えれば、モーターは積極的にV6エンジンをアシストし、7速DCTもダイレクトでハイレスポンスなシフト制御を行うようになり、今度は「8気筒クラスを超える」パワフルな走りが可能になるそうだ。
そして新型レジェンドに採用されたもう1つの技術的ハイライトが、「Honda SENSING」と名付けられた先進運転支援システム。現代の新型車では類似のシステムを搭載することが当たり前のようになっている先進安全技術だが、レジェンドではフロント・グリル内に搭載するミリ波レーダーと、フロントウィンドウ内上部に設置された単眼カメラを併用する方式が採られている。周囲の対象物の位置・速度を認識するミリ波レーダーは、これまで難しいとされてきた電波の反射率が低い歩行者まで検知対象が拡大された。そして単眼カメラの方では、車両前方約60mまでの歩行者や対象物の属性・大きさを認識。両者を併せることで、より多様な状況に対応できるという。新型レジェンドには、この外界検知技術をベースに開発された世界初の「歩行者事故低減ステアリング」も搭載されている。前方の歩行者との接触の危険性を検知すると、制動による減速だけでなく、接触を避ける方向へステアリングを切るように促す装置が働くそうだ。

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