【試乗記】低く、コンパクトな、ホンダ VTR Type LDに乗った(ビデオ付)

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年11月15日 19時0分

【試乗記】低く、コンパクトな、ホンダ VTR Type LDに乗った(ビデオ付)


先頃発売された、ホンダのクォーターVツインスポーツVTRに乗った。シンプルでオーソドックスなデザイン、伝統の水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒の250ccエンジン、独特のピボットレス・トラスフレームを歴代から長く踏襲し、乗りやすさを常に追求してきたモデルである。

昨今、この250ccクラスは人気で、ライバル達が多い中、乗りやすさと言う意味ではVTRは傑出したものがある。というより、最近のHondaのモデル達のほとんどが乗りやすさを強く感じさせる方向性にあるのだが、とりわけ、多くのユーザーが存在するこのクラスでは、乗りやすさは大きなポイントでもある。

今回のモデルチェンジでは、「VTR」、ハーフカウルを装備した「VTR-F」、足つき性を向上させた「VTR TYPE LD」 がラインナップされたが、今回試乗したのは、新たにタイプ設定されたVTR Type LD。

VTRをベースに、前・後サスペンションに専用セッティングを施され、それによってVTRより15mm低い740mmのシート高となり、一クラス下のバイク達もひけをとらない良好な足着き性と軽快な操縦フィーリングが両立されているという。
因みに、VTRは全タイプにグリップ力と剛性に優れるラジアルタイヤを採用することで、コーナリングやブレーキング時のフィーリング向上を図り、 同時にリアタイヤの偏平率を従来モデルの70%から60%に変更して、タイヤ外径を小さくすることでトランスミッションのローレシオ化と同様の効果を得て、加速フィーリングの向上を獲得。また、VTRとVTR-Fは、リアサスペンションのセッティングを変更して乗り心地の向上が図られている。

進化と熟成を重ねてきた水冷4ストロークDOHC 4バルブV型2気筒エンジンは、さらに進化を続けてこの世代のVTRの心臓部として存在感を高めているが、新たなセッティングの足周りはより興味深い。



VTR Type LDには、クルーザーモデルにも匹敵するスポーツモデル中最も低いシート高に、跨がった瞬間に驚かされる。Hondaは、このVTRのType LD、LowDown化に極めて真剣に取り組んでいる。シート高を落とすために、フロントフォークの自由長を短縮、ストローク量とバネレートを変更しステアリングヘッド位置を低くし、リアではタイヤの扁平率を高めて外径を縮小してシート高を落とし、同時にサスペンションのプリロードの変更等で最適な操安を確立しているのである。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング